季節に冠詞(the)は必要?簡単な例文を使って説明します。
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、季節に冠詞(the)を付けるべきかどうかについてお話します
冠詞(a/an/the)って日本語には存在しないので使い方が難しいですね。
「a/an」を付けるべきなのか、「the」を付けるべきなのか、それとも冠詞を付けなくていいのか・・・
英会話や英作文のときに迷ってしまうことは誰でもあると思います。
冠詞は日本語には存在しない上に使い方に例外があるので、かなり英語を勉強しても疑問が完全になくなることはありません。
今回は、冠詞について数多くある疑問の中から、「summer」など季節に冠詞(the)を付けるべきかどうかについてお話しますね。
季節に冠詞(the)を付けるべきか
季節の「the」について、特定の季節について話すときには冠詞の「the」を付ける。
She came to Osaka in the summer of 2017.
彼女は2017年の夏に大阪に来ました。
上の文では「2017年の夏」という特定の夏について話しているので「the」が付いている。
I hate summer because …
私は夏が嫌いです。なぜかというと…
この文では、特定の夏について話しているのではなくて、一般的な夏について話しているから「the」 はいらない。
Spring has come.
これはどうなん?
現在完了を使ってるってことは、今年の夏について話してるわけやから、特定の季節やろ?
基本ルールに当てはまらん文もある。
でも、この文より前に、夏について話していて、その後でこの文が出てきたときは、「その話していた夏が来るよ」という意味で
The summer is coming.
(さっき話したその)夏がやってくる。
のように「the」が付く。
ただし、冠詞の使い方は難しくて、英会話スクールで英会話講師をしているような人でもちょこちょこ間違える。
でも、それでも問題なくコミュニケーションができる。
英会話のときに、「ここは『the』がいるんかな?」みたいに悩んで言葉に詰まってしまうより、少しくらい文法を間違っていても言いたいことを言ってしまった方が、コミュニケーションが円滑に進むからな。
英会話を独学で身につける勉強法とは?
この記事では、季節に冠詞(the)を付けるかどうかについて説明しました。
冠詞の使い方を間違えるとネイティブは違和感を覚えますが、少しくらい間違えてもコミュニケーションはできます。
最初から完璧に使いこなすのは難しいので、少しずつ慣れていけば問題ありません。
なお、英会話を独学で身につけるためには、冠詞の使い方など文法ルールを覚えるだけでなく、英語を話すための専用の勉強をする必要があります。
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Spring has come.
The summer is coming.
上記2つの文は何が違うん?