昔はよかったと感じたら頭が硬くなっているシグナルかも?
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
独学で英語を話せるようになる方法については、無料のメール講座をご確認ください。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
ネットサーフィンをしていると、老害という言葉をよく見かけます。
この言葉がいつから使われるようになったのか覚えていませんが、10年くらい前は聞いたことがなかったような気がします。
正しい日本語なのかなと思ってgoo辞書で調べてみたら、ちゃんと載っていますね。
企業や政党などで、中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態。
goo辞書(https://dictionary.goo.ne.jp/jn/)
確かに、80歳になっても居座る政治家などは老害以外の何者でもないでしょうね。
頭が硬くなってしまうから柔軟な判断を下せないし、そんな年齢で10年後、20年後を見越した政治ができるとは、とても思えないですから。
でも、もっと気になるのは、「自分が老害になっていないか?」ということ。
「昔はよかった」は頭が硬くなっているシグナル
今、アファフィフですが、テレビで若者の文化が紹介されているのを見ると、頭ごなしに「くだらない」と感じることがあります。
ぜんぶがぜんぶ「くだらない」ではなくて、ジャニーズの八乙女くんはいいけど、フワちゃんは受け入れられないという感じ。
好き嫌いはあるのです。
でも、二十歳のときには「かっこいい」と感じていたものを「くだらない」と感じるようになったというのは、頭が硬くて新しいものを受け入れられなくなってきたのでは?と心配になります。
老害になる原因として、昔の記憶にこだわりすぎて、新しいものを受け入れられなくなるということがあります。
「昔のアイドルはよかった」
「今はもう、本物のアイドルはいない」
みたいに。
世の中が変わったからアイドルのあり方も変わったのですが、それを受け入れるのを拒否しているという状態です。
「昔はよかった」と感じたら頭が硬くなっているシグナルかもしれません。
ロッテリアのハンバーガーがおいしい?
このことに気づいたのは、しばらく前に勝間和代さんの動画で「ロッテリアのハンバーガーがおいしくなっている」という話を聞いたときです。
昔のロッテリアは、はっきり言って「まずい」のひとことでした。
もちろん、人それぞれ好みがあるので「ロッテリアはおいしい」と思っている人を否定するわけではありませんが、私にとっては「まずい」でしたし、妻も同意見でした。
勝間さんも同じように感じていたそうです。
でも、時間の都合で仕方なく入って食べてみたら、美味しくなっていたということ。
10年前の記憶から「ロッテリアはまずい」と思い込んでロッテリアは避けていたわけですね。
でも、今は美味しくなっていた。
つまり、昔の記憶を引きずっていたせいで、正しい判断ができていなかったと。
そこで私も半信半疑ながら、妻といっしょに駅前のロッテリアで絶品ベーコンチーズバーガーを食べてみたところ、確かに美味しくなっていました。
「絶品」とまでは言えませんが、確かに美味しくなっていました。
私も昔の記憶にこだわりすぎて、現実を正しく認識できていなかったと言えます。
昔の記憶のせいで正しい判断ができなくなっていませんか?
もちろん、ハンバーガーが美味しいかどうかくらいなら、人生に大きな影響を与えることはありません。
でも、ひょっとして大切な決断のときにも、昔の記憶のせいで正しい判断ができていないのでは?と心配になるわけです。
勉強法なんかでもそうですね。
子供のときに教えられた勉強法を社会人になってからも続けるのは間違いです。
たとえ、子供のときは、その勉強法でうまく行ったとしても、その成功体験は今は通用しない可能性があります。
なぜなら、子供と大人では記憶の仕組みが違いますし、子供のときの勉強法は、生徒の出来具合を先生が確認しやすいように作られた方法だったり、筆記試験で点数を取るために作られた方法だったりするから。
そんな勉強をいつまでも続けても、実社会で役に立つスキルは身に付かないわけです。
だから、昔ながらの方法で英語を勉強していて、なかなか上達しないと感じたら、勉強法を見直した方がいいわけですね。
大人になってから独学で英語を身につける勉強法とは
昔から馴染みのある勉強法を続けてもダメなら、いったいどうすればいいのでしょうか?
とりあえず英会話レッスンを受けてみたり、オーディオを聞き流したりするのがいいのでしょうか?
不要になればいつでも解除できるので、こちらのページから気軽にお申し込みください。