コーヒーを英語で言うと?関連表現も覚えてカフェタイムを楽しもう!

このコンテンツは、10年以上の経験を持つプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
「コーヒーに関する英語表現が知りたい」
「”coffee shop”と”café”の違いは何?」
「コーヒー以外のカフェメニューは英語で何て言うの?」
英語を勉強しているコーヒー好きな方で、このような疑問を抱えている方はいませんか?
コーヒーに関連する英語表現は数多くありますが、それらを覚えておくと外国でカフェに行った際にもスムーズに注文ができます。
つまり、海外でも楽しくカフェ巡りができるということです。
本記事では、コーヒーに関する英語表現について例文を用いて詳しく解説します。
目次
【種類別】「コーヒー」を英語で言うと?
一口に「コーヒー」といっても、以下のように濃さや温度、淹れ方によってさまざまな種類があります。
コーヒーの種類(日本語) | コーヒーの種類(英語) |
ブラックコーヒー | black coffee |
薄いコーヒー | weak coffee |
濃いコーヒー | strong coffee |
アイスコーヒー | ice(d) coffee |
インスタントコーヒー | instant coffee |
ドリップコーヒー | drip coffee |
薄めのコーヒーを日本では、「アメリカンコーヒー」と言いますよね。
これは、アメリカ人が飲むコーヒーが日本で飲まれるコーヒーと比較すると味が薄いことに由来しています。
しかし、これは和製英語で英語としては相手に伝わらないため注意してください。
【発音付き】覚えておくと役に立つコーヒー用語
つづいて、覚えておくと役に立つコーヒー用語を発音付きで紹介します。
「発音」で太字になっている箇所はアクセントです。
日本語 | 英語 | 発音 |
喫茶店 | coffee shop / café | コーフィー ショップカフェイ |
コーヒーにハマっている | be mad about coffee | ビー マッド アバウト コーフィー |
コーヒー豆 | coffee beans | コーフィー ビーンズ |
豆を焙煎する | roast beans | ロースト ビーンズ |
豆を挽く | grind beans | グラインドゥ ビーンズ |
コーヒーを淹れる | brew coffee | ブリュー コーフィー |
香り | aroma | アロマ |
コーヒーゼリー | coffee jelly | コーフィージェリー |
コーヒーブレイク | coffee break | コーフィーブレイク |
デカフェのコーヒー | decaffeinated coffee | ディカフェネイテッド コーフィー |
浅煎り | light roast | ライト ロースト |
深煎り | dark roast | ダーク ロースト |
コーヒー中毒 | coffee addict | コーフィーアディクト |
ネルドリップ | Nel drip | ネル ドリップ |
サイフォン | syphon | サイフォン |
コーヒーカップ | a coffee cup | ア コーフィー カップ |
香りをかぐ | smell | スメル |
すする | slurp | スラープ |
coffee shopとcafeの違い
coffee shopは、コーヒーを主力製品として扱う店のことを指しています。
いろいろな種類のコーヒー豆をそろえていたり、いろいろな淹れ方をしてくれるなど、コーヒーにこだわっているのがcoffee shopです。
一方、cafeは、コーヒーよりも食べ物を主力製品にしていて、レストランの一種と言うことができます。
ただし、coffee shopとcafeの間に、明確な線引きがあるわけではありません。
【例文付き】カフェでコーヒーを注文する際に役立つ英語表現
カフェでコーヒーを注文する際には、以下の3点を最低限伝えられるようにしましょう。
- コーヒーの種類
- サイズ
- 店内で飲む / 持ち帰る
以下が、一般的なカフェでコーヒーを注文する際の英語のやりとりです。
「店内で飲む」場合は、”dine in”や”for here”が使われることもあります。 また、「持ち帰り」については、イギリス英語では”take away”、アメリカ英語では”to go”が使われることが一般的です。 上記の会話のように、“please”や”thank you”を使うことで丁寧さを出すことができ、店員さんと気持ちよく会話ができます。 友人が家に遊びにきてコーヒータイムを楽しむこともあるでしょう。 最後に、以下のコーヒー以外のカフェメニューの意味や使い方について例文付きで紹介します。 “espresso”「エスプレッソ」とは、細かく挽いたコーヒー豆に高圧の蒸気を通して抽出する濃厚なコーヒーのことです。 エスプレッソは短時間で楽しめるため、忙しい朝や仕事の合間にピッタリです。 “latte”「ラテ」は、エスプレッソにたっぷりのスチームミルク(温めて泡立てた牛乳)を加えた飲み物です。 “cappuccino”「カプチーノ」は、エスプレッソにスチームミルク(温めたミルク)とフォームミルク(泡立てたミルク)を加えた飲み物です。 シナモンやココアパウダーをトッピングすることが多いです。 “macchiato”「マキアート」は、エスプレッソに少量のミルクを加えた飲み物です。 「マキアート」はイタリア語で「シミのついた」「斑点のある」という意味があります。 マキアートには、「エスプレッソマキアート(エスプレッソの少量のミルクを加えた飲み物)」と、「ラテマキアート(スチームミルクにエスプレッソを注いだ飲み物)」の2種類あります。 エスプレッソの濃厚な風味を楽しみたい方や、キャラメルマキアートのように甘いアレンジを好む人におすすめです。 “mocha”「モカ」は、エスプレッソにスチームミルクとチョコレートシロップ(またはココアパウダー)を加えた飲み物です。 コーヒーの苦味とチョコレートの甘味が絶妙にマッチした味わいが特徴です。 モカは甘くて飲みやすいため、コーヒー初心者やスイーツ感覚でコーヒーを楽しみたい方におすすめです。 スターバックスやシアトルズベストコーヒーなど、世界的な喫茶店が登場したため、コーヒーに関心を持つ人が増えています。 そのため、コーヒーの好みについて外国人と話し合う機会も増えています。 この記事で紹介した表現を覚えておくと、コーヒーが話題にあがったときにきっと役に立つので、ぜひ覚えておいてください。 ただし!! 英語フレーズを覚えただけでは、英語を自由に話せるようにはなりません。 英語フレーズは、ドンピシャのシチュエーションでしか使えないからです。 英会話フレーズの教材で勉強してみるとわかりますが、役に立つのは、覚えたフレーズのごく一部だけ。 文法を覚えなくてもいいので楽に思えるかもしれませんが、実は、非常に効率が悪い勉強法なのです。 そんなムダをせずに英語を話せるようになるには、長年の学習経験・指導経験を通じて私が作り上げた独学3ステップ勉強法をおすすめします。 独学3ステップ勉強法なら、どのようなシチュエーションでも、英語で自由に話せるようになります。 無料のメール講座で公開しているので、気軽に購読してください。
A: すみません、ラテをください。
B: What size would you like?
B: サイズはどうされますか?
A: 【Small / Medium / Large】 one, please.
A: 【小/ 中 / 大】サイズでお願いします。
B: Okay. Would you like to drink in or take away?
B: かしこまりました。店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?
A: Take away, please.
A: 持ち帰りでお願いします。
B: Here you are. How would you like to pay?
B: はい、こちらです。お支払いはどうされますか?
A: Cash, please.
A: 現金でお願いします。
B: It is $10.
B: 10ドルです。
A: Here you are.
A: はい、こちらでお願いします。
B: Thank you. Have a good day!
B: ありがとうございました。それでは良い1日を!
A: Thank you! You, too!
A: ありがとうございます!あなたも!
【例文付き】コーヒータイムに役立つ英語表現
そのような場合は、以下の表現を使ってみてください。
コーヒーを飲みますか?
Do you take sugar and milk in your coffee?
砂糖とミルクを入れますか?
This coffee smells amazing.
このコーヒー、すごくいい香り!
Care for another cup?
もう一杯いかが?
コーヒー以外のカフェメニュー
espresso「エスプレッソ」
イタリア発祥で、通常30mlほどの少量で提供されます。
深いコクと香りが特徴で、カフェラテやカプチーノのベースとしても使われます。
私は1日の始まりに1杯のエスプレッソを飲むのが好きです。
Erika ordered a double espresso after lunch.
エリカはランチの後にダブルエスプレッソを注文しました。
Espresso has a strong and rich flavor.
エスプレッソは力強く豊かな風味があります。
※「flavor」=風味
latte「ラテ」
正式には「カフェラテ」と呼ばれ、イタリア語で「ミルク入りコーヒー」を意味します。
カプチーノよりもミルクの割合が多く、クリーミーでマイルドな味わいが特徴です。
私はお気に入りのカフェでバニララテをよく注文します。
Joseph made a perfect latte with beautiful latte art.
ジョセフは美しいラテアートの入った完璧なカフェラテを作りました。
A latte is a great choice if you prefer a mild coffee flavor.
ラテはマイルドなコーヒーの味が好きな人におすすめです。
※「prefer」=好む
cappuccino「カプチーノ」
ラテよりもミルクの比率が低いため、ビターな味わいではありますが、蒸気で泡立てられたミルクが口当たりをまろやかにしてくれます。
私は熱々のカプチーノを飲んで1日を始めるのが好きです。
She sprinkled some cocoa powder on her cappuccino.
彼女はカプチーノにココアパウダーをふりかけました。
※「sprinkle」=ふりかける
A cappuccino has a perfect balance of coffee and milk foam.
カプチーノはコーヒーとミルクフォームのバランスが完璧です。
macchiato「マキアート」
エスプレッソにミルクを加えて「染み」のように見えることから名付けられました。
私はコーヒーの味が濃いエスプレッソマキアートを注文しました。
A latte macchiato is creamier than a cappuccino.
ラテマキアートはカプチーノよりもクリーミーです。
Mary enjoys her caramel macchiato every afternoon.
メアリーは毎日午後にキャラメルマキアートを楽しんでいます。
mocha「モカ」
正式には「カフェモカ」と呼ばれています。
ホイップクリームをトッピングすることも多く、デザート感覚で楽しめます。
私は寒い日にホットモカを飲むのが大好きです。
John ordered an iced mocha with whipped cream.
ジョンはホイップクリーム付きのアイスもかを注文しました。
A mocha is perfect for those who enjoy both coffee and chocolate.
モカはコーヒーとチョコレートの両方を楽しみたい人にピッタリです。
※「those who 〜」=〜の人々、「both A and B」=AとBの両方
コーヒーや喫茶店にまつわる英語表現を覚えてカフェタイムを満喫しよう