翻訳者になるための英字新聞を使った英語長文の勉強法

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。

こんにちは！
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

今日は、私が運営している翻訳者になりたい人向けの無料メール講座の読者さんから質問が届いたので共有します。

在宅翻訳の仕事は、パソコンさえあれば自宅で好きな時間にできるので、家事や子育てに忙しい女性や副業をしたい会社員に人気があります。

この読者さんも翻訳の仕事をしたいので勉強を始めたいと考えられているのですが、英語の長文を読むのが苦手で前に進めないようです。

翻訳者になるためには、どのように長文を読む力を伸ばせばいいのか？

翻訳に役に立つ長文の勉強法をお答えしました。

翻訳者になるための英字新聞を使った英語長文の勉強法

先生の翻訳講座を受講したいですが、長文が苦手です。

どのように勉強したら良いのか教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

こんにちは。
メールをありがとうございます。

翻訳の勉強をしたいとのことですので、文法はある程度まで理解されていることと考えてお答えしますね。

はい。

高校生のときに勉強したので、文法は、まあまあ自信があります。

高校で習う文法じゃあ足りませんか？

高校レベルの英文法を理解していたら、まずは問題ありませんよ。

高校で文法をしっかり勉強していたなら、たぶんネイティブより文法ルールに詳しいと思います。

じゃあ、文法力については問題なさそうですね。

そう思います。

文法は大丈夫みたいなので、翻訳に必要な長文読解力を伸ばすための勉強法について話しますね。

ズバリ言ってしまうと、長文を読めるようになるには、長文をたくさん読むしかありません。

えっ、そうなんですか？

長文を読めるようになる「裏技」のようなものがあれば楽なのですが、そういうものはないので、たくさん読んで読解力を伸ばすことになります。

ただ、「とにかくたくさん読め！」では能がないので、たくさん読むうえでのヒントについてお話します。

ありがとうございます！

まず、練習に使うのはJapan Timesなど日本の英字新聞がおすすめです。

どうしてですか？

学校で習う文法どおりに書かれているうえに、日本での出来事について書かれているので分かりやすいからです。

なるほど！

読む記事は、毎日、同じ話題について書かれている記事を読んでください。

そうすることで、その話題で使われる単語や表現を自然に覚えることができます。

どの記事を読めばいいんですか？

どのような記事を読むかは自由ですが、将来的に翻訳の仕事で扱いたい分野の記事を読むのが効率的です。

たとえば、ビジネス関連の翻訳をしたいならビジネス関連の記事を読みます。

そうすると、ビジネス関連の知識を深めつつ言葉を覚えることができます。

無駄がないわけですね。

はい。

最初の段落に事件の概要が書かれているので、最初の段落をしっかり読んでください。

最初の段落が理解できたら残りの記事を読みます。

分からない言葉については、何度も出てくる言葉は辞書で意味を調べます。

こうして、1日1記事でもいいので読むようにすると、しばらくすると、辞書がなくても読めるようになってきますよ。

分かりました！

さっそく今日から始めます！

翻訳の仕事で使える長文読解力を身につけるには？

翻訳の仕事をするには、しっかりした長文読解力を身につける必要があります。

そのためには、この記事で説明した長文の勉強法を毎日続けるのが効果的です。

もし、最初はまったく英字新聞を読めなかったとしても、1週間、2週間と続けていると、だんだん読めるようになってきます。

なお、翻訳者になるための英語の勉強法について詳しくは、以下の記事で説明しています。

翻訳者になるための英語の勉強法｜ムダなく目標を達成する6つの要素

我流で勉強するのと、効率的な方法で勉強するのとでは、結果にたどり着くまでの期間に大きな差ができてしまいます。

上の記事を読んで、翻訳の仕事に必要な英語力を効率的に身に付けてください。

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