「辞める」は英語で?仕事の辞め方を正しく伝える表現4選
仕事などを「辞める」は英語でどう言えばいいでしょうか?
簡単な言葉ですが、英語で何と言えばいいのか難しいですよね。
でも「仕事を辞める」「パートを辞める」などは、日常会話でよく使う言葉なので、英語での言い方を知っておきたいものです。
この記事では、「正式に辞める」、「急に辞める」、「定年になって辞める」など、辞め方ごとに「辞める」の英語を説明します。
適切な表現を使わなければ誤解されてしまうので、この記事を読んで、適切な「辞める」を英語で言えるようになってください。
なお、覚えた英語表現を英会話で自由に使いこなせるようになる勉強法を『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で詳しく説明しています。
あわせてお読みください。
正式に辞める
事前に辞職届けを出して引き継ぎを行うなど正式に「辞める」ときの英語は「resign」です。
「resign」は、丁寧な「辞める」の英語表現で、日本語では「辞職する」のイメージです。
辞めた後は別の会社に転職したり、独立して自分のビジネスを始めたりするなど、次のことを考えた上での行動という印象があります。
My husband resigned from his company to make his own company.
夫は、自分の会社を作るために会社を辞めました。
急に辞める
仕事が嫌になったりして仕事を急に辞めるときの英語は「quit」です。
「quit」は、「嫌になったから辞める」、「引き継ぎもせずに急に辞める」というイメージがあります。
She quit her work to find better work conditions.
彼女は、もっと条件のいい仕事を探すために、仕事を辞めました。
※quit – quit – quit
また、「quit」は、学校や習い事をやめるという意味でも使えます。
She quit high school to work in a grocery store.
彼女は高校をやめて、食品雑貨店で働きました。
定年退職する
定年になったり、病気になったりして仕事を辞めるときの英語表現は「retire」です。
My father retired from his company where he worked for 40 years last month.
私の父は先月、40年間働いた会社を辞めました。
(職場を)去る
「leave」は「去る」という意味ですが、職場を去るという意味から「辞める」の英語表現として使うことができます。
単純に「去る」という意味の表現なので、どのような辞め方をしたかは分かりません。
I was forced to leave the company when I went against my boss.
上司に逆らったら、会社を辞めるように仕向けられました。
※「force」=強要する、「go against~」=~に逆らう
一時的に止める
仕事を辞める場合は、「resign」や「quit」などを使いますが、していることを一時的に「止める」ときは、おなじみの「stop」を使います。
そのとき止めるだけなので、後でまた始められるイメージです。
She stopped working when her son came into the room.
息子が部屋に入ってきた来たとき、彼女は働くのを止めました。
When I talked to her, she stopped smoking quickly and hid it behind her back.
彼女に話しかけたとき、彼女は急いでタバコを吸うのを止めて、タバコを後ろに隠しました。
※「hide」=隠す、hide-hid-hidden
習慣などを止める
仕事などを辞めるという意味で使える「quit」は、習慣などを止めるという意味でも使えます。
習慣などを止めるという意味で「quit」を使う場合、「stop」のように一時的に止めるのとは違い、再開しないという意味が隠されています。
I haven’t smoked once since I quit smoking 10 years ago.
私は10年前にタバコを吸うのを止めてから、一度も吸っていません。
おまけ
メールマガジンなどの定期購読を止めるという意味では「unsubscribe」を使います。
When I tried to unsubscribe from the newsletter, I started receiving spam emails a lot.
メルマガの定期購読を止めようとしたら、迷惑メールがたくさん送られてくるようになりました。
覚えた表現を会話で使いこなすには?
この記事では、「正式に辞める」、「急に辞める」、「定年になって辞める」など、どのように辞めるかによって異なる英語表現を紹介しました。
これで、どんなふうに仕事を辞めても正しい英語で説明することができます。
覚えた表現を英会話で使いこなすコツ
このような表現を覚える場合、以下のように英語と日本語だけを覚えても、英会話で使えるようになりません。
受験やTOEICのような筆記試験で点数を取るだけなら、この覚え方でも問題ありません。
でも、英会話で使えるようになりたいなら、以下のように英文ごと覚える必要があります。
My husband resigned from his company to make his own company.
夫は、自分の会社を作るために会社を辞めました。
英文ごと覚えると使い方も身に付くので、英会話のときにパッと出てくるようになります。
英会話にはこのような勉強法のコツがたくさんあり、勉強法のコツを知らないで勉強しても英語を話せるようになりません。
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