オーストラリアのワーホリでできる仕事ってどんな仕事があるの?
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今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、オーストラリアのワーホリでできる仕事ってどんな仕事があるのか?という疑問に答えてくれます。
必要な英語力や仕事の探し方、注意点なども知ることができるので、ぜひ参考にしてください。
「オーストラリアのワーキングホリデーって、どんな仕事ができるの?」
「英語力に自信がないんだけど、オーストラリアのワーキングホリデーで仕事は見つかるの?」
オーストラリアのワーキングホリデーに行くことを検討している方で、このようなお悩みをお持ちの方は多いと思います。
ご安心ください。
オーストラリアのワーキングホリデーでできる仕事はたくさんあります。
この記事では、オーストラリアのワーキングホリデーの魅力、就くことができる仕事、現地での仕事の見つけ方についてご紹介します。
オーストラリアでワーキングホリデーを検討されている方は必読です。
オーストラリアでワーキングホリデーをする魅力3つ
オーストラリアでワーキングホリデーをする魅力は下記の3点です。
- 実践的な英会話力が身につき、自信になる
- 高時給であるため稼げる
- 最大3年間滞在できる
それぞれの魅力について解説します。
実践的な英会話力が身につき、自信になる
ワーキングホリデーを通じて、お客さんや同僚とコミュニケーションをする必要があります。
最初は拙い表現しか使えなかったり、自分の言いたいことが伝えられずに苦労すると思いますが、徐々に慣れていき、やがてネイティブスピーカーが使う言い回しを身につけることができるでしょう。
そのような段階までいけば、大きな自信になることは間違いありません。
高時給であるため稼げる
オーストラリアは世界で最も最低賃金が高い国の1つです。
2023年3月現在で最低時給は21.38ドルで、これは日本円に換算するとおよそ2,030円となっています。
オーストラリアは物価が高いため、この時給が一概にとても良いとは言えませんが、オーストラリアで働き、日本に帰国すればガッツリ稼ぐこと可能です。
最大3年間滞在できる
日本からワーキングホリデーに参加できる国は22ヶ国ありますが、オーストラリアのワーキングホリデーは条件を満たせば最大3年間滞在することができます。
これだけ長期間ワーキングホリデーで滞在できる国は、現段階ではオーストラリアだけです。
3年間滞在できればさまざまな仕事にチャレンジできるだけでなく、オーストラリア周遊を楽しんだり、英語力を飛躍的に向上させることが期待できるでしょう。
なお、オーストラリアのワーキングホリデーに必要な費用やビザ、メリットなどについては、以下の記事を読んでください。
→オーストラリアにワーキングホリデーに行こう!費用・ビザ・メリットなど徹底解説
→オーストラリアのワーキングホリデーにかかる費用の目安を徹底解説!
オーストラリアのワーキングホリデーでできる仕事
オーストラリアのワーキングホリデーでできる仕事は下記のようにたくさんあります。
- 飲食店での接客
- ショップ店員
- 清掃員
- フルーツピッキング
- ホテルでのレセプション
- ツアーガイド
- オーペア
- マッサージ店
それぞれの仕事についてご紹介します。
飲食店での接客
飲食店での接客が最もオーストラリアのワーキングホリデーで就く仕事としては多いです。
まかないが出ることがあり、食費を浮かせることができます。
英語力に自信がない場合は、日本食や和食系のレストランで、多少英語に自信がある場合はローカルのカフェやレストランにトライすると良いでしょう。
しかし、日本食や和食系のレストランで働くと、オーナーや従業員も日本人であることが多く、英語を使用する機会が非常に少ないです。
そのため、ある程度慣れてきたらローカルのカフェやレストランで働くことにチャレンジしてステップアップすることをおすすめします。
ショップ店員
ショップとは免税店、お土産屋、アパレル系のお店のことを指します。
特に免税店やお土産屋は観光客が多く訪れるため、日本語だけでなく英語でのコミュニケーションをする機会が多く、英語力が鍛えられるはずです。
また、売り上げが良いとボーナスをもらえることもあるので、モチベーションが上がるでしょう。
清掃員
清掃の仕事は、ホテル、レストラン、オフィス、個人宅などさまざまな場所で求められている仕事です。
清掃員の仕事は、英語初級者で、1人で黙々と作業することが苦ではない人におすすめの仕事です。
また、ホテルで働きたいと考えている方にもおすすめします。
ホテルでハウスキーピングや清掃の仕事をやってからレセプションの仕事に移る人も多いからです。
フルーツピッキング
フルーツピッキングとは農家で野菜や果物の収穫や梱包を手伝う仕事のことを指します。
時給が高く、セカンドまたはサードワーキングホリデービザにつながることが多いため、ワーキングホリデー参加者に人気のある仕事です。
しかし、春から夏場にかけての季節限定の仕事であること、肉体労働でかなりキツい仕事であること、そして田舎で過ごす必要があるという点がデメリットであるため、よく考えてから参加することをおすすめします。
ホテルでのレセプション
レセプションとは受付のことです。
ホテルのレセプションは、土産物屋や免税店と同じく多くの観光客を相手に仕事をするため、英語力を向上させられることが期待できます。
オーストラリア全土でホテルの仕事の求人はありますが、ゴールドコーストのような観光地であればより仕事が見つけやすく、住み込みで働いて滞在費を浮かすこともできるでしょう。
ツアーガイド
この場合のツアーガイドとは日本人観光客向けの仕事を指します。
日本から訪れる観光客を空港で出迎えたり、見送ったり、または観光地でのツアーガイドを務めることになるでしょう。
しかし、空港の出迎えと見送りは深夜や早朝になることが多いため、勤務形態は不規則になりがちである点に注意が必要です。
観光系のお仕事に興味がある人やホスピタリティ精神がある人におすすめします。
オーペア
オーペアとはベビーシッターの仕事です。
オーストラリアでは日本とは異なり、子供を留守番させたり、子供だけで公園で遊ばせることを禁止しています。
保護者が子供の学校の送り迎えをする必要もあるのです。共働きの家庭ではこれらのことができないため、ベビーシッターが求められています。
また、子供の世話だけでなく、夕飯の支度や掃除などの家事を任されることも多いです。
子供の世話をしたり、家事をすることが得意な人におすすめします。
また、オーペアの仕事は通いと住み込みの2つに分かれます。
住み込みの場合は住居や食費が無料で提供されるというメリットがありますが、給料がない場合があるので注意してください。
マッサージ店
日系の求人サイトを見ているとマッサージ店のアルバイトの求人が多いです。
ローカルのお客さんが多いためコミュニケーション能力が向上しやすく、さらにマッサージというスキルを身につけることができる点がメリットです。
オーストラリアのワーキングホリデーで必要な英語力はどれくらい?
オーストラリアのワーキングホリデーで必要な英語力は仕事によって異なります。
日本食レストランでの接客、清掃員、フルーツピッキングのような英語でのコミュニケーションをあまり必要としない仕事であれば初級から中級程度の英語力で問題ないでしょう。
逆に、オフィスワークやホテルの受付のようにコミュニケーション能力が求められる仕事ほど高い英語力が求められます。
いずれにしても、英語力が高いほど仕事の選択肢の幅が広がると共に、時給の高い仕事に就くことができます。
出発前からしっかりと英語の勉強をしておきましょう。
英語力に自信がない場合は、『英語が話せなくても海外で働くことはできるの?おすすめの仕事6選と注意点』も参考に読んでください。
オーストラリアのワーキングホリデーの仕事の探し方
オーストラリアのワーキングホリデーでの仕事の探し方は主に下記の3通りです。
- 求人サイトを活用する
- 友達や語学学校の紹介を活用する
- 飛び込み営業をする
それぞれの方法について説明します。
求人サイトを活用する
オンライン上の求人サイトを活用することが最も一般的な仕事探しの方法です。
ローカルの仕事を探す場合は下記のWebサイトを活用すると良いでしょう。
友達や語学学校の紹介を活用する
ワーキングホリデー中に多くの人が英語力を向上させるために語学学校に通うでしょう。
語学学校は英語の勉強をするための場ではありますが、アルバイト探しをする上でも役立ちます。
多くの語学学校がアルバイト先を紹介してくれたり、履歴書の書き方や面接指導をしてくれます。
また、語学学校のクラスメイトや友達が仕事を紹介してくれることもよくあるので、仕事が見つけやすいです。
友達からの紹介の場合、事前に職場の雰囲気や仕事内容についての情報を入手することもできるため安心でしょう。
飛び込み営業をする
飛び込み営業とは、履歴書を持って自分が働きたいカフェやレストランに訪れ、雇ってもらえないか交渉することです。
交渉できるほどの高い英語力と行動力が求められるため、少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、度胸とやる気を見込まれて採用になることも多いと聞きます。
トライする価値はあるでしょう。
オーストラリアで働く方法やオーストラリアの雇用形態について詳しくは、『オーストラリアで働こう!オーストラリアで就職するポイントを徹底解説』を読んでください。
オーストラリアのワーキングホリデーをする際に注意すべきこと
オーストラリアでワーキングホリデーをする際には下記の2点に気をつけましょう。
- 同一の雇用主の元では6ヶ月までしか働くことができない
- 仕事を始める前にTax File Numberの取得とオーストラリアの銀行口座を作っておく
オーストラリアのワーキングホリデーのルール上、同一の雇用主の元では6ヶ月しか働けないので気をつけてください。
Tax File Numberとは「納税者番号」のことを指します。
これはオーストラリアの税務署ATOのWebサイトを通じて行ってください。
申請後2週間から1ヶ月ほどで納税者番号が送付されます。
そして、アルバイトの給料を振り込んでもらうためにオーストラリアの銀行で口座を開設することを忘れないようにしましょう。
その他の注意事項については、以下の記事を参考に読んでください。
→【保存版】留学経験者が語る!留学に必要な持ち物リスト&注意点
→留学保険って何?留学保険を選ぶポイント&おすすめ留学保険を紹介
オーストラリアのワーキングホリデーでできる仕事はたくさんある!
オーストラリアのワーキングホリデーで就くことができる仕事のイメージが湧いてきましたか?
オーストラリアのワーキングホリデーでは主に下記の仕事ができます。
- 飲食店での接客
- ショップ店員
- 清掃員
- フルーツピッキング
- ホテルでのレセプション
- ツアーガイド
- オーペア
- マッサージ店
英語力が高いほど仕事の選択肢の幅が広がり、かつ好条件の仕事に就くことができます。
オーストラリア渡航前からしっかりと英語の勉強をして、英語力をプラッシュアップさせましょう。
ワーホリの仕事で困らない英語力を身につけるには?
オーストラリアで仕事をするなら、どうせなら現地の人と英語で話せる職場で働きたいですよね。
そのためには、最低限のコミュニケーションを取るだけの英語力が必要です。
もし、あなたが「現地に行ったら簡単な英会話くらいできるようになるだろう」と楽観的に考えているなら必ず失敗します。
そもそも最低限の英語力がなければ現地の人と会話ができないため、英会話は上達しないからです。
でも、ワーキングホリデーに行く前に最低限の英会話力を身につけておくことで、現地の人と触れあう機会の多い職場に就職することができます。
なお、現地の人とコミュニケーションをとるには、文法や単語、フレーズを覚えるだけでは十分ではありません。
自分の言葉で話せなければ、自分の考えを伝えられないからです。
自分の言葉で英語を話せるようになる方法について詳しくは、無料のメール講座で公開しています。
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