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英語が話せなくても海外で働くことはできるの?おすすめの仕事6選と注意点

 2023/03/22 仕事
この記事は約 10 分で読めます。
ビジネスマン、ビジネスウーマン

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笑顔のアキラ

今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、英語を話せなくても海外で働けるの?という疑問に答えてくれます。

おすすめの仕事と注意点も知ることができるので、ぜひ参考にしてください。

Yui
こんにちは。ライターのYuiです。

「ワーキングホリデーに行きたいんだけど英語が全く話せない。現地で仕事が見つかる?」

「英語が話せないと海外転職はできないの?」

海外で働くことに憧れを抱いている方で、このような疑問をお持ちの方は大勢いらっしゃいます。

実際、職種はかなり限られてしまいますが、英語が話せなくても海外で働くことは可能です。

この記事では、英語が話せなくてもできる仕事、英語が話せない人が海外で働く際の注意点、英語力以外に海外で働く際に大切なスキル・特性をご紹介します。

ワーキングホリデーでの仕事探しをしている方、海外就職を検討している方は必読です。

英語が話せない人でも海外で働くことはできるのか?

英語が話せない人でも英語圏の国で働くことは可能です。

職種は限られてしまいますが、日系企業であったり、日本人を相手にするような仕事であれば、英語力が必要とされることはあまりありません。

英語が話せない人でもできる海外の仕事6選

英語が話せない人でもできる海外の仕事は下記の6つです。

  • コールセンター
  • 日本人向けのツアーガイド
  • 日本食レストランのウェイター・ウェイトレス
  • 日本語教師
  • バイヤー(個人の並行輸入サポート)
  • ITエンジニア

それぞれの仕事について詳しく見ていきましょう。

コールセンター

コールセンターは、消費者からの商品やサービスの受注・返品・使用方法などに関する疑問点や問い合わせに対応する業務です。

企業によっては海外にコールセンターを置いていたり、現地企業が日本向けのサービスや製品を展開している際に、日本語で対応できるスタッフを配置しています。

「日本人向け」のコールセンター業務であれば、英語力がなくても対応することができるでしょう。

人とコミュニケーションを取ったり、困っている人を助けることが好きな人におすすめの仕事です。

日本人向けのツアーガイド

日本人が観光客としてよく訪れる国や地域では、日本人向けのツアーガイドとして雇ってもらえることもあるでしょう。

観光客が英語が得意でないこともあるため、日本語のネイティブスピーカーであることが有利に働きます。

日本語が堪能であることで、お客様に安心感を与えられます。

旅行が好きだったり、接客業が好きな人におすすめの仕事です。

日本食レストランのウェイター・ウェイトレス

現在世界中の多くの国で寿司やラーメンなどの日本食がブームになり、愛されています。

また、現地に住む日本人が多く訪れるため、英語力がなくても仕事ができるでしょう。

飲食業や接客業が好きな人におすすめの仕事です。

日本語教師

日本語教師は、現地の人に日本語を教える仕事です。

日本語だけを使用しながら日本語を教える日本語教室・学校であれば、英語が使えなくても問題ありません。

そして日本語教師としての経験を不問としていることも多いので、未経験者でも仕事を見つけやすいです。

しかし、現地の言葉で日本語を教えることができると仕事に幅が広がるため、少しずつ現地の言葉を学習することをおすすめします。

教育業界に興味がある人、人に何かを教えることが好きな人におすすめの仕事です。

バイヤー(個人の並行輸入サポート)

バイヤーは製品を輸入する仕事です。日本国内で海外の商品を入手したい人のために、商品の購入代行や発送代行をします。

顧客のために現地で商品を探して購入し、日本に発送するだけの仕事なので英語力がなくてもできるでしょう。

海外製品やサービスを日本の人に知ってもらいたいと強く願う人におすすめの仕事です。

ITエンジニア

ITエンジニアは世界的に需要の高い仕事です。

IT業界でのコミュニケーションはチャットツールを使用することが多く、英語力が求められることはあまりありません。

英語で何か伝えたいことがある場合は、翻訳ツールなどを活用すれば事足りるでしょう。

英語が話せない人が海外で働く際の注意点4点

英語が話せない人が海外で働く際に注意すべきポイントは下記の4つです。

  • 大きなスキルアップは期待できない
  • 周囲のスタッフや社員とのコミュニケーションでは英語が必要になることも
  • 英語力があると挑戦しやすい仕事
  • 経験やスキルがあれば英語力は重視されないこともある

それぞれのポイントについて説明します。

大きなスキルアップは期待できない

上記で紹介した仕事は、日本語を使って日本人を相手に仕事をすることがほとんどです。

つまり、海外で働くとはいえ、日本で働いている環境とほとんど変わらないと言っても過言ではないでしょう。

そのため、大きなスキルアップには繋がらないということを頭に入れておいてください。

周囲のスタッフや社員とのコミュニケーションは英語が必要になることも

上記でご紹介した仕事は、ほとんどが日本人の「顧客」や「消費者」を相手にした仕事です。

海外で働いている以上、同僚は外国人である可能性が高く、彼らは日本語が話せないでしょう。

周囲のスタッフや社員とのコミュニケーションをするために英語や現地での言葉を使いこなせる必要があることを忘れてはいけません。

業務をこなすことができても、同僚とコミュニケーションを取れないことは、仕事をする上で不便に感じることがある可能性があります。

経験やスキルがあれば英語力は重視されないこともある

日本で就職をする際は「年齢」が比較的重視される傾向がありますが、海外では異なります。

「経験やスキル」が新卒採用であっても重視されるのです。

そのため、日本でレストランのシェフとして勤務した経験があると、英語が話せなくても現地のレストランで即採用ということはよくあることです。

「英語が話せないから…」という理由で海外で働くことを諦めないでください。

あなたを採用するかどうかを判断するのは雇用主です。

英語力をカバーするほどのスキルや経験があるという自信があれば応募してみる価値があります。

どれくらいの英語力が必要か

英語力がなくても海外で働くことができますが、もし職業選択の幅を広げたいのであれば、最低限ビジネスレベルの英語力(TOEIC 730点以上)は欲しいところです。

英語力があれば、職業選択の幅が広がるだけでなく、より給料が高い仕事に就くことができる可能性が高まります。

少しずつで良いので英語の勉強をしましょう。

海外で働く際に役立つスキル・特性4つ

海外で働く際に役立つスキルや特性は下記の4つです。

  • 英語力
  • 自分の意見や考えをはっきりと表明できること
  • 限られた時間の中で結果を出せるようにすること
  • 社会人としての基本が身についていること

それぞれのスキル・特性について1つずつ詳しく解説します。

英語力

上記にもあるように英語が話せなくても海外で働くことは十分できますが、職種がだいぶ限られてしまいます。

英語力が高いほど仕事の選択肢の幅が広がるだけでなく、給与の高い仕事にも就くことができるでしょう。

英語を母国語としない国で働く場合でも、英語は世界共通語であることから英語を習得しておいて損することはないです。

しっかりと勉強してください。

自分の意見や考えをはっきりと表明できること

海外では小学生や中学生の頃から、授業で頻繁にディスカッションを行なっているため、自分の意見や考えを話すことに慣れています。

そしてそれは職場でも求められます。

私自身も海外で就職してみて、「Yuiはこれをどう思う?」と聞かれることが非常に多いと感じました。

自分の意見や考えをはっきりと表明することで重宝されるかもしれません。

限られた時間の中で結果を出せるようにすること

ご存知の方も多いかと思いますが、海外では残業をすることは一般的ではありません。

残業をする人は無能な人であると見なされてしまいます。

残業がない分、ワークライフバランスが取りやすいというメリットがありますが、就業時間という限られた時間の中で結果を出さなくてはいけないというプレッシャーがあるので気をつけてください。

日本とは異なり、海外企業は非常にドライで、結果が出せない社員はすぐに解雇されてしまいます。

社会人としての基本が身についていること

「社会人の基本」と聞いて何を思い浮かべますか?

  • 5分前行動
  • 報告・連絡・相談をきちんと行う
  • 清潔感のある服装をする
  • ハキハキと挨拶をする
  • 丁寧なコミュニケーションを心がける

これらのことが思い浮かんだのではないでしょうか?

海外で働いてみると、これらのことができない人が意外と多いということがわかります。

しかし、これらの行動をきちんとできるようにすることで、上司や同僚からの信頼度がグッと上がります。

そしてその信頼は非常に大切です。

海外では就職活動の面接で、「推薦人」を紹介するように言われることがあります。

推薦人はあなたの元同僚や元上司に頼むことが一般的です。

そしてその推薦人が、面接官にあなたの魅力をアピールしてくれる人であることが望ましいです。

その推薦人からの評価によって、あなたの採用が左右されてしまう可能性があります。

お分かりいただけましたか?

同僚や上司からきちんと信頼を得ておくことで、将来、転職活動をする際にプラスに働き、結局は自分に返ってくるということです。

日頃から社会人としての基本を守って仕事をしていれば、周囲と少しずつ信頼関係を築くことができるでしょう。

英語が話せなくても海外では働けるが、英語力があると更に可能性が広がる!

英語が話せなくても下記の職種であれば海外で働くことは十分可能です。

  • コールセンター
  • 日本人向けのツアーガイド
  • 日本食レストランのウェイター・ウェイトレス
  • 日本語教師
  • バイヤー(個人の並行輸入サポート)
  • ITエンジニア

しかし、英語力はもちろん、英語力をカバーするだけのスキルや特性があるとより職業選択の幅が広がります。

そして、より給料が良い仕事に就くことも可能です。

まずはビジネスレベルの英会話ができるように英語の勉強をしましょう。

自分の言葉で英語を話せるようになるには?

海外で働くには、最低限のコミュニケーションを英語で取れる必要があります。

コミュニケーションをとれる英会話力を身につけるには、文法やフレーズを覚えるだけではなく、自分の言葉で話せるようになる必要があります。

その方法について詳しくは、無料のメール講座で公開しています。

こちらのページから気軽にお申し込みください。

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ライター紹介 ライター一覧

Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

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