努力は無駄!新しい学習習慣の作り方
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
「努力が無駄になるなんて、ありえない!」と言いたいところですが、現実には、努力が無駄になることはよくあります。
英会話ができるようになりたいのに、英会話の練習をせずに単語をひたすら大量に暗記しているようなのは、努力が無駄になる典型的な例です。
また、努力をしようとしても、どうしても頑張れないこともあります。
新しい教材を買って、毎日1時間勉強しようと決めたのに、どうしても続けられないような経験は、あなたにもありますよね?
ダメ会社員だった私
しばらく前に、とあるビジネス系の講座に申し込みました。
1年間にわたって、オーディオを聞いたり、zoomを使って参加者どうしで話し合ったりしながら進めていく講座で、料金は3桁万円です。
会社員のときは、
「仕事のために1円たりとも自分のお金を使ってなるものか!」
「職場以外で、1秒たりとも仕事に時間を使ってなるものか!」
という変な決意のようなものがありました。
そのおかげで(?)、自他ともに認めるダメ社員でした(涙)。
でも、独立して仕事をしている今は、頑張りがそのまま収入や生活に反映されるので、高額講座でも「これだ!」と思ったら迷いなく参加します。
確かに、支払ったときは料金分だけマイナスになります。
でも、そこで学んだことを使って仮に年収が100万円でも増えたなら、1年後には元手を取り戻して、その後は毎年100万円のプラスになります。
それなら、絶対に投資した方が得ですよね。
努力が無駄にならない学習習慣の作り方
さて、ここからが本題です。
この講座では、オーディオが送られてきたり、推薦図書を読んだりして学びを進めます。
ですが、仕事をしながら勉強のための時間を作るのは結構たいへんです。
最初の3日ほどは、仕事の後で勉強しようと頑張ってみたのですが、どうしてもうまく行きませんでした。
疲れているので、勉強しようという気持ちにならなかったし、集中力がないのでオーディオをつけても
ボンヤリしてしまったんです。
自分で参加を決めた講座だし、高いお金を払っているので絶対に挫折はできないのですが、どうしても行動できませんでした。
こういうことについては、努力や根性は何の役にも立ちませんね。
そこで、やり方を変えて、朝、パソコンの電源を入れたらすぐに30分勉強することにしました。
これなら「時間がない」という言い訳はできないし、頭がスッキリしているので効率も上がります。
この方法にしてから、今のところ何の苦もなく2週間以上続いているので、朝一作戦は成功だったようです。
※追記:その後、2か月過ぎても継続できています!
成功の要因は、
- 「時間がない」という言い訳ができないようにしたこと
- 頭がスッキリしている時間帯を選んだこと
もありますが、もっと大切なことが一つあります。
それは、毎日必ずすることの後に、新しい習慣を作ったということです。
「時間のあるときに勉強しよう」とか「9時から勉強しよう」と考えていると、必ず失敗します。
「今は忙しい」とか「疲れている」など言い訳を考えてしまうし、別の用事があって9時を過ぎてしまったら「少ししか時間がないから、明日まとめてやろう」と自分を説得してしまったりするからです。
そういう言い訳をしていると習慣にならないので、ほぼ間違いなく失敗するわけです。
一方、毎日必ずすることの後に新しいこと(勉強など)を始めることにすると、意外なほどスムーズに習慣になります。
たとえば、私みたいに「朝パソコンの電源を入れたら30分勉強」だと、言い訳のしようがないので、必ずすることになります。
しかも、しばらくすると「朝パソコンの電源を入れたら30分勉強」が習慣になってしまいます。
朝ご飯の後で歯磨きをする、みたいに当然のことになってしまうわけですね。
もちろん、風呂から出た後で単語を3つ覚えるなど、どんなことでも大丈夫です。
「何かの後」を目安に勉強時間を設定するとスムーズにできます。
学習習慣がなかなか身に付かない場合は、ぜひお試しを。
独学で英語ペラペラになる勉強法とは?
新しい習慣を作るには、毎日必ずすることの後に新しい習慣を作ることです。
新しい習慣を作るときに、いくら努力をしても無駄になることが多いですが、この方法なら簡単に習慣化できます。
ぜひ試してみてください。
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