今すぐできる!「英語で考える」ためのカンタン練習法
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、今すぐできて効果バツグンの英会話の練習法を紹介します。
この練習を続けると、だんだん英語で考えることができるようになってきます。
お金は一円もかからないし、今すぐ始められる方法なので、ぜひ今すぐ実践してください。
「英語で考える」を実現するには?
英語で考えることができるのって、英語を勉強する人なら誰でも憧れることですよね。
そのための一番の練習は、朝から晩までネイティブに囲まれて、英語だけで生活することです。
でも、日本で生活しながらそれを実現することはできないので、妥協案を見つけることが必要になります。
それが以下の2つの方法です。
- 身の回りのものを英語で呼ぶ。
- 英語で生活を描写する。
まずはこの2つを徹底すると、日本語を介さずに身の回りのことを英語で言えるようになってきます。
以下に、それぞれについて詳しく説明します。
身の回りのものを英語で呼ぶ。
あなたの周りを見回して、目に入るものをすべて英語に置き換えてください。
壁 ⇒ wall
本 ⇒ book
冷蔵庫 ⇒ refrigerator
というように、すべて英語に置き換えていきます。
「本をbookと呼ぶくらい知ってるよ」というように甘く見てはいけません。
「知っている」のと「使える」のは、まったく違います。
誰かが本を指出して「それ何?」と聞かれたときに、とっさに出てくる言葉が「本」ではなくbookになるまで練習する必要があります。
自分で話すときには、「ちょっと、そこの本を取ってくれる?」ではなく「ちょっと、そこのbookを取ってくれる?」と言ってしまうくらい、繰り返し練習しましょう。
身の回りにある物で英語での呼び方がわからない物は、その都度辞書で調べて、家や職場にあるものは、すべて英語で言えるようにしてしまいます。
英語で生活を描写する。
1の「身の回りのものを英語で呼ぶ」を続けていると、身の回りの物(名詞)は、ほとんど英語で言えるようになってきます。
これと同時に、あなたの行動を英語で描写しましょう。
たとえば、料理をしているなら「私は今、料理をしています」のように英文を作って、声に出して言います。
最初は、I am cooking now.のような簡単な英文でかまいません。
少し慣れたら、I am cooking in the kitchen now. など、少しずつ英文に肉付けをしていきます。
また、自分のことだけでなく、家族のことも英語で描写しましょう。
どう言えばいいかわからない場合
英語でどう言えばいいかわからないときは、間違っていてもいいので、わかる範囲で英文を作ります。
たとえば、in the kitchenかat the kitchenかわからない場合は、どちらでもいいので先に思いついた方を使って英文を作ってしまいます。
後で時間のあるときに調べてもいいですし、うっかり忘れてしまっていたとしても、「inとatは何が違うのかな?」と無意識にインプットされるので、その後の勉強のときに、前置詞の使い分けを自然と学べるようになります。
一番ダメなのは、「atとinのどっちが正しいのかな???」と考え込んでしまい、何も言えなくなってしまうことです。
実際に外国人と会話している場面を想像してください。
atでもinでも、どちらでもいいので言ってしまえば意味は通じますし、会話を続けることができます。
でも、そこで考え込んでしまったら、そこで会話が止まってしまいます。
間違っていてもいいので、とにかく最後まで言ってしまうことが大切なのです。
身の回りのことと英語で言えるようになってきたら、考えていることも英語で言い直してみましょう。
帰宅の電車で「部長の奴、終業時間直前に仕事を振りやがって!」と思ったら、それを英語で表現してみるという具合です。
考えていることを英語で表現するのは難易度が高いので挫折しそうになるかもしれませんが、頑張って続けてください。
しばらくするとスムーズに言えるようになってきます。
なお、1も2も必ず声に出して練習しましょう。
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