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「奪う」は英語で?ニュアンス別に正しく使い分ける基本形7選

 2017/03/27 英会話
この記事は約 5 分で読めます。
目出し帽の泥棒

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


奪う」って英語でどう言えばいいでしょうか?

「お金を奪う」、「権利を奪う」、「恋人を奪う」などいろいろな言い方がありますが、英語でどう表現すればいいか、なかなか難しいと思います。

そこで、この記事では、何をどのように奪うかに奪うかによって「奪う」の英語を紹介します

いろいろなシチュエーションで正しいニュアンスが伝わる表現なので、ぜひ最後まで読んで覚えてください。

なお、「盗む」の英語は『盗む は英語で?ニュアンス別に正しい意味を伝える4カテゴリ』で説明しています。

この記事と併せてお読みください。

力ずくで奪う

女性の首をしめる男性

まずは、力ずくで「奪う」ときの英語を紹介します。

強奪する

他人の持ち物を力ずくで奪ったり脅迫して奪ったりするときの英語は「rob」です。

「rob」は、「rob + 人 of + 物」(~から物を奪う)という形で使います。

The man robbed my wife of her handbag.

その男は、妻からハンドバッグを奪いました。

被害者を主語にするときは、「be動詞 + robbed of~」の形になります。

My wife was robbed of her handbag.

妻は、ハンドバッグを奪われました。

アキラ
「of」の後ろに、何を奪われたかを言うことに注目!

ひったくる

他人の持ち物を乱暴につかんで「ひったくる」という意味の「奪う」の英語は「grab」です。

The man grabbed my wife's handbag from her hand.

その男は、妻のハンドバッグを彼女の手から奪い取りました。

権利を奪う

落ち込んでいる女性

必要な物や好ましい物を「奪う」ときの英語は「deprive」です。

特に、権利や特権などを奪うという意味で使われます。

日本語では「剥奪(はくだつ)する」、「取り上げる」という言葉が当てはまります。

She was deprived of her hope.

彼女は希望を奪われました。

My son thinks he has been deprived of his rights.

息子は、自分の権利が奪われていると考えています。

命を奪う

自動車の運転

事故や事件、戦争、病気などで人が死ぬときの「命を奪う」という意味の英語として「claim somebody's life」があります。

The car crash claimed the life of the driver and seriously injured his son.

その自動車事故で、運転手の命が奪われ、運転手の息子は大けがをしました。

※「crash」=衝突、「injure」=怪我をさせる

なお、「claim」には「主張する」という意味もあります

My son claims he is not responsible for the broken window.

息子は、壊れた窓は彼の責任ではないと主張しています。

「命を奪う」という意味で「take somebody's life」も使えます。

The car accident took the lives of six teenagers.

その自動車事故で、6人のティーンエージャーの命が奪われました。

※「teenager」=13歳から19歳までの年齢の者

未来を奪う

勉強する子供達

「未来を奪う」と英語で言うときは、「盗む」という意味の「steal」を使います。

Corruption in schools is stealing our children's future.

学校での汚職のために、子供達の未来が奪われています。

※「corruption」=汚職、腐敗

心を奪う

女性に地図を見せる男性

「attract」は「魅了する」という意味があるので、受動態で使えば「心を奪われる」という意味になります。

He was completely attracted to her.

彼は、彼女に完全に心を奪われていました。

恋人を奪う

「恋人を奪う」というときの英語は、「盗む」という意味の「steal」を使います。

He stole my girlfriend.

あいつに彼女を横取りされました。

She stole my husband.

あの女に私の夫を取られました。

自由に英語を話せるようになる勉強法

指と電球

この記事では、何をどのように奪うかによって「奪う」の英語を紹介しました。

例文を覚えておけば、単語を入れ替えるだけで、いろいろなシチュエーションで活用できるはずです。

英語を自由に話せるようになる勉強法

この記事で紹介した英文を使えば、いろいろなことを英語で言えるようになります。

でも、英文の単語を入れ替えるだけでは、同じパターンの英語しか話せるようになりません。

言いたいことを自由に英語で言えるようになるには、そのための練習をする必要があります。

英語を自由に話せるようになる勉強法については、メール講座で詳しく説明しています。

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ライター紹介 ライター一覧

アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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