留学費用が安い国10選!留学費用節約の裏技も併せて紹介
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今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、留学費用が安い国と、費用を節約する方法について教えてくれます。
留学費用について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
あなたは海外留学に行きたいと考えたことはありますか?
留学に憧れを感じているものの「コスト」がネックになり、行くことができないと諦めてしまう方が大変多いです。
円安が進んでいる今、なおさらそのような傾向が強いといえます。
確かに、アメリカやイギリスといったオーソドックスな「英語圏」の国への留学は費用がかかります。
しかし、「英語圏」と限定しなければ、かなり費用を抑えて留学を実現できる国もあるのです。
この記事では、留学費用が安い国を10カ国紹介するとともに、留学先での節約方法の裏技をご紹介します。
「コスト」だけを理由に留学を諦めてしまうのは大変もったいないです。
費用を節約して留学したい方は、この記事を参考に前向きに検討してみてください!
留学費用が安い国10選
留学費用が安い国は、なんと10カ国もあります。
もちろん、オーソドックスな英語圏ではありませんが、それらの多くの国で「英語」は準公用語であるため英語力を向上させることは十分可能です。
それでは実際にその10カ国をご紹介します。
フィリピン
フィリピンは、近年「格安」の留学先として注目を浴びています。
実は人気のある留学先として4位にランクインしており、3位のカナダを凌ぐ日も遠くはないと言われているほどです。
フィリピンは英語が公用語として扱われているため、国民の英語力は非常に高いです。
滞在費と学費を合わせて1ヶ月20万円以内に抑えることができるでしょう。
そして英語圏の国とは異なり、フィリピンのほとんどの語学学校で毎日8時間以上に及ぶマンツーマンのレッスンが実施されているのです。
非常にコスパが良く、濃密な英語学習環境を作り出すことができます。
日本から4-5時間ほどのフライトで向かうことができ、日本との時差も1時間しかないという点も魅力的ですね。
マルタ
マルタはヨーロッパの地中海に浮かぶ小さな島です。
英語は公用語であるため、ほとんどの島民が英語を使うことができます。
留学先としての認知度が低いことから、ヨーロッパの国であるにも関わらず留学費用を安く抑えられるようです。
そのため、日本人が少なく、英語漬けの環境に身を置くことができるというメリットもあります。
生活費と語学学校の学費を合わせて1ヶ月で20万円ほどです。
世界遺産やビーチなど観光名所も数多くあるので、語学留学中に観光も楽しめるでしょう。
そして食事はイタリア文化の影響を色濃く受けているため、日本人にも食べやすいです。
マレーシア
マレーシアは東南アジアの1国で、英語圏の国ではありませんが、以前イギリス領であったことから英語が準公用語として使われている国です。
物価が安く、1ヶ月の生活費と学費を合わせて15万円程度で済むことと、語学学校の選択肢が非常に多い点が特徴です。
ノルウェー
ノルウェーは北欧の国の1つで、大学・大学院留学におすすめの国です。
それはノルウェーの大学教育は国民だけでなく、留学生も無料で受けられるからです。
これは学士・修士・博士いずれの課程でも適用されます。
そして大学や大学院での授業は、ほとんどが英語で行われているので安心してください。
留学生の学費までが無料になる国は、世界でもノルウェーだけです。
しかし、ノルウェー留学をする際には注意してください。
生活費と税金が高額であることを忘れてはいけません。
学費が無料なのは税金で賄っているからです。
しかし、留学費用の大半を占める学費が無料になる点は非常に魅力的と言えます。
また、ノルウェーの留学は週に20時間までの就労が認められているため、アルバイトをしながら生活費を稼げば生活費に対する不安も軽減されるでしょう。
スリランカ
インドの南海に浮かぶスリランカ。
実は留学先の穴場として近年注目を浴びています。
スリランカでは、シンハラ語とタミル語が公用語として使われていますが、それぞれの言語を話す人々の間のコミュニケーション手段として英語も活用されているため、多くの国民が英語を使うことができます。
フィリピンと同様に、マンツーマンのレッスンを提供している語学学校が多いので、留学費用が安いにも関わらず、丁寧できめ細やかな指導を受けることができるでしょう。
スリランカの語学留学にかかる費用は、生活費と授業料を合わせて1ヶ月13-15万円ほどです。
治安も良いので日本人でも安心して生活ができます。
南アフリカ
南アフリカは、その名の通りアフリカ大陸にある国の1つです。
昔イギリス領であったことから、ハイレベルで歴史のある語学学校が多いという特徴があります。
また、南アフリカでは世界遺産に登録されているマラウイ湖国立公園や、無数の野生のペンギンを見ることができるボルダーズビーチなど、美しい大自然を楽しむことができるでしょう。
生活費と授業料を合わせて1ヶ月で17-20万円ほどで済みます。
タイ
タイは東南アジアの国の1つで、タイ語が公用語ですが英語を学べる語学学校が数多くあります。
親日家が多いという特徴もあるため、日本人にとって暮らしやすい国である点と、年間を通じて気候が温暖で過ごしやすい点がタイ留学のメリットです。
1ヶ月で15-18万円ほどの生活費と学費になるでしょう。
フィジー
フィジーは南太平洋の島国の1つです。
観光地としても有名ですが、近年英語習得のための留学先としても注目を浴びています。
フィリピン同様、日本から4-5時間ほどのフライトで到着可能です。
フィジーは英語が公用語であるため、国民全員が英語を話すことができます。
そして非常に親切で面倒見が良い人が多い国であるため、トラブルや悩みがあっても助けてもらえるでしょう。
滞在費と語学学校の授業料を合わせて1ヶ月で15万円ほどで生活できると言われています。
ドイツ
ドイツはノルウェーと同様に、大学・大学院留学を考えている方におすすめの留学先です。
ノルウェーのように学費が無料にまではなりませんが、年間の学費が数十万円程度で済みます。
また、生活費も他のヨーロッパ諸国と比較すると安いので暮らしやすいでしょう。
生活費と学費の合計は1ヶ月で約20万円ほどです。 ドイツ留学はシェアハウスでの滞在が一般的なので、シェアする人数が多いほど滞在費も抑えることができます。
台湾
台湾は、英語と中国語の2ヶ国語を学びたい方におすすめの留学先です。
台湾は親日家が多く、治安も良いため日本人にとって暮らしやすい国であるとともに、フライト時間も3時間で日本から非常に近く、いつでも行き来できる点が台湾留学の魅力でしょう。
1ヶ月にかかる生活費と学費の合計はおよそ15-20万円ほどです。
行きたい国が既に決まっていて留学費用を抑えたい場合は?
どうしてもアメリカやイギリスといった王道の留学先に行きたい方もいるでしょう。
ここでは、そのような方に向けて留学費用を抑えるためのコツをご紹介します。
観光オフシーズンに渡航して渡航費を抑える
渡航費を抑えるための方法としては、観光オフシーズンに渡航することがおすすめです。
語学留学の場合は、多くの語学学校が入学をいつでも受け付けているため渡航シーズンを調整することは可能でしょう。
しかし、大学・大学院留学の場合は入学日が決まっているため、渡航するタイミングを変えるのは難しいです。
そのような場合は、下記の方法で渡航費を抑えることができます。
- 早めにフライトチケットを予約する
- 直行便ではなく乗り継ぎ便を活用する
- LCCを活用する
大人数のシェアハウスに暮らす
海外の多くの国では、日本とは異なり一人暮らしよりもシェアハウスの方が一般的です。
そしてシェアする人数が多いほど、滞在費用を浮かせることができるでしょう。
しかし、大人数でシェアするほど家の中がうるさくなって勉強に集中しづらくなったり、シャワーやキッチンなどの共有スペースを使いたい時に使えないといったデメリットがあるので気をつけてください。
留学エージェントを介して学校の入学申し込みをする
留学エージェントは現地の語学学校や大学と提携関係にあることが多いです。
そのため、留学エージェントを通して学校の入学申し込みをすると、授業料割引といった特典を受けることができます。
授業料は留学費用の中でも大きな割合を占めることからも、授業料の割引は留学費用のコストを抑えるのに効果的でしょう。
留学先を都市ではなく郊外にする
大都市やその国の首都の方に暮らした方が生活費がかかることが一般的です。
郊外や地方を留学先として選ぶと、生活費を抑えることができるでしょう。
しかし、日本のように公共の交通機関が発達しておらず、車社会である地域も多いでです。
田舎や郊外に住むと交通インフラが不便でストレスを感じる可能性があることを忘れてはいけません。
外食を控えて自炊する
日本での一人暮らしも同じですが、外食を控え自炊を心がけることで食費を節約することにつながります。
また、自炊を心がけることで体重管理もできるでしょう。
多くの日本人が留学後に太ると言われています。
それは、海外の食事は量が多く、カロリーが高いことが多いからです。
しかし、自炊を心がけることで体重管理もしやすくなるでしょう。
現地でアルバイトができる国を選ぶ
現地でアルバイトができると生活費の足しになるでしょう。
また、現地で就業することで、ビジネスや接客のための英会話を身につけることもできるのでおすすめです。
しかし、全ての国で学生ビザ保持者にアルバイトを許可しているわけではありません。
事前にリサーチしましょう。
留学先によっては留学費用をかなり安くできる!
「留学=費用がかかる」というイメージが少し変わりましたか?
留学先によって留学にかかるコストはかなり変わります。
アメリカやイギリスのように高額の費用が必要になる国もあれば、フィリピンやマレーシアのように格安の費用で留学に行くことも可能です。
「留学に行きたいけれど、コストが…」とお悩みの方は、この記事を参考にしながら、留学先を検討してみることで夢の実現ができるかもしれません。
留学前に英語力を最大限に伸ばす方法★
「留学するんだから、日本にいる間に英語を勉強する必要はない!」と考えていませんか?
そんなふうに考えていたら、留学で期待している結果の半分も達成できません。
英語をまったく話せない状態で留学したら現地の友達を作れないため、現地の人と英語を話す機会が極端に少なくなり、英会話が上達しないからです。
また、文法を知らない状態で留学したら、留学先で文法の授業を受けることになります。
でも、留学前にしっかり勉強しておくと、留学するとすぐに現地の友達を作り、英語を話す毎日の留学生活を送ることができます。
留学前に英語の基礎を固める方法については、無料のメール講座で公開しています。
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