「うるさい」は英語で?ニュアンス別の必須4パターンを10分で学ぼう
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このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
「うるさい」って英語で言えますか?
「静かにしろ!」という意味の「Shut up!」が思い浮かぶかもしれませんね。
でも、「Shut up!」はかなりキツイ言葉だから、よほど気をつけなければ使える言葉ではありません。
普段は、もっと丁寧な言い方で「うるさい」と伝えたいですよね。
それに、ひとことに「うるさい」と言っても、「音がやかましい」「わずらわしい・邪魔」「こだわりが強い」と、いろいろな意味があります。
この記事では、それぞれの「うるさい」について例文をあげて説明します。
「うるさい」は日常的によく使う言葉なので、この記事を読んで正しい英語で言えるように準備してください。
音がやかましい
最初に、一般的によく使われる「音がうるさい」を英語でどう表現すればいいか例文を紹介します。
The music at this café is loud, isn’t it? Let’s go to another café.
この喫茶店は音楽がうるさいですね。別の喫茶店に行きましょう。
※「loud」=音が大きい
I’m sorry, your speaking voice is too loud. Please be quiet.
すいません。話し声がうるさいので静かにしてください。
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考え方の違いやから慣れるしかない。
Your child is too noisy. Could you please quiet him?
子供がうるさいので静かにさせてください。
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でも、「子供がうるさい」というのは言わなくても分かることやから、英語では言わなくてもいい。
下の英文みたいに「子供を静かにさせてくれ」と言うだけでええわけや。
Could you please get your child to be quiet?
子供を静かにさせてもらえますか。
※「get + A + to B」=AにBさせる
Could you lower your speaking volume a little bit, please?
話し声を少し小さくしてもらえますか。
※「lower」=下げる
Can you turn it down a little bit, please?
少し小さな声で話してもらえますか。
(少し音量を下げてもらえますか)
※「turn down」=下げる
Could you keep your voices down, please?
小さな声で話してもらえますか。
※「keep down」=低くしておく
Be quiet! / Shut up!
うるさいなあ!
(静かにしろ)
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「うるさい」とは言わずに、「静かにしてくれ」と言うわけや。
Quiet in the library!
図書館では静かにしろ!
The apartment next door is being noisy until all hours of the night. Could you please give talk to them?
(マンションの管理会社に電話して)
隣の部屋が夜中までうるさいので注意してください。
※「apartment」=アパートやマンションの部屋、「next door」=隣の、「noisy」=やかましい、「all hours」=深夜など普通ではない時間、「give talk」=話をして聞かせる
The apartment next to mine is playing loud music until late at night. Can you please do something about it?
隣の部屋で深夜まで大きな音で音楽をかけています。どうにかしてください。
わずらわしい・邪魔
次は、「わずらわしい」「邪魔」という意味の「うるさい」の英語です。
普段の会話では、あまり「わずらわしい」や「邪魔」という意味で「うるさい」という言葉を使っている意識はないかもしれません。
でも、「タレントの○○さん、マスコミがうるさいからホテルから一歩も出てこないのよ」のような表現はよく聞くのではないでしょうか?
These flies are terrible! Do we not have any bug spray?
ハエがうるさいなあ。殺虫剤はないの?
※「terrible」=とても不快、「bug spray」=殺虫スプレー
I’m getting calls from real estate agents nonstop! Where did they get my number from?
不動産屋からの営業電話がうるさくて参ったよ。どこで私の電話番号を手に入れたのかな?
(不動産屋から休みなく電話があるんだよ)
※「real estate agent」=不動産屋、「nonstop」=休みなしで
口やかましい
「うるさい」という言葉は、「口やかましい」という意味でもよく使われます。
My parents from the countryside just keep on harping about how they want me to get married quickly. I give up.
田舎の両親が、早く結婚しろってうるさく言ってくるんですよ。参ったなあ。
※「keep on~ing」=~し続ける、「harp」=(親や妻が)繰り返しクドクド言う
Our son hates getting nagged about his grades, so he’s always holed up in his room.
成績のことをうるさく説教されるのが嫌だから、息子はいつも自分の部屋にこもっているんです。
※「hate」=嫌い、「nag about~」=~についてしつこく文句を言う、「grade」=成績、「hole up」=身を隠す
こだわりが強い
「うるさい」という言葉は、「こだわりが強い」とか「高い品質を求める」という意味でもよく使われます。
My husband never cooks and yet is always so picky (particular) about food. I hate it!
うちの亭主は、自分では料理しないくせに味にうるさくて嫌になるわ。
※「yet」=しかし、「picky」=口やかましい、「particular」=好みがやかましい
The boss is really strict about time, so don’t be late.
部長は時間にうるさいから、絶対に遅刻しちゃダメですよ。
※「strict」=厳しい
My mother is really strict about manners, so be on your best behavior, OK?
私の母はマナーにうるさいから気をつけてね。
※「on one's best behavior」=行儀よく振る舞う
英語を自由に話せるようになる勉強法
この記事では、「うるさい」の英語について説明しました。
「うるさい」は日常会話で必ず役に立つ言葉なので、この記事を読んでしっかり覚えてしまってください。
でも、英会話でよく使うフレーズを覚えただけでは、英語を話せるようにはなりません。
自由に英語を話せるようになるには、そのための勉強をする必要があります。
詳しい勉強法については、以下のページから無料で登録できる無料のメールマガジンで説明しています。
⇒メールマガジンを読んで独学で英語を身につける勉強法を学ぶにはコチラ!
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「声が大きいから他のお客さんの邪魔になっている」とか「あなたの声が大きいから、こちらで会話ができない」など、「声が大きい」結果としてどんな迷惑を被っているかを説明する必要がある。
I’m sorry, you are disturbing the other customers. Could you please lower your volume a little bit?
申し訳ありません。他のお客様の邪魔になっています。少し声を抑えてもらえますか?
I’m sorry, but I can’t hear over your conversation. Could you please be quiet for a bit?
すみません。あなたの会話がうるさくて声が聞こえません。しばらく静かにしてもらえますか。
※「can't hear A over B」=BがうるさくてAが聞こえない
Quiet down!
静かにしてください。
I’m sorry, could you please be quiet while the presenter is speaking?
すみません。講演者が話している間は静かにしてもらえますか。
声が「うるさい」ということは、わざわざ言わなくても分かるので、「うるさいからどうなのか」、「どうしてほしいのか」を伝える必要があるわけや。