in terms ofの意味と使い方!言い換えとtermを使う別の表現も!
こんにちは。アキラです。
普段の英会話や英作文で、in terms ofを使いこなせていますか?
何となく硬い感じがするけど日常英会話で使っていいのかな?とか、in terms ofの後ろにはどんな言葉を続けたらいいんだろう?と迷っていないでしょうか?
今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、in terms ofの意味と使い方、言い換えについて教えてくれます。
この記事を最後まで読んで、in terms ofの使い方をマスターしてください。
あなたは” in terms of”の意味と使い方を知っていますか?
in terms of には下記の2つの意味があり、日常生活やビジネスの場面で特によく使われます。
- 〜に関して、〜の観点から
- 〜に換算して
この記事では、in terms ofの意味と使い方について例文を用いて解説します。
他にもin terms ofの言い換えや類義語、またtermsを用いた別の表現もご紹介するので英語の勉強に役立ててください。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYuiが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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in terms of〜の意味と例文
In terms of 〜には下記の2つの意味があります。
- 〜に関して、〜の観点から
- 〜に換算して
それぞれの意味と例文についてここで確認しましょう。
〜に関して・〜の観点から
ジョンの問題に関して、私たちは何をするべきか分かりませんでした。
How far is it to the closest station in terms of miles?
ここから最寄りの駅までマイルで表すとどれくらいの距離になりますか?
In terms of weather, it was a good year for agriculture.
天候の観点から考えると、今年は農業にとって良い年だった。
〜に換算して
それはオーストラリアドルに換算して計算されました。
※calculate=計算する
How much is this diamond in terms of money?
お金に換算するとこのダイアモンドはいくらですか?
It’s not a good idea to think of everything in terms of money.
全てをお金に換算して考えるのは良くないですよ。
in terms ofの言い換えと類義語
in terms of の言い換えまたは類義語としては下記の5つあります。
- about 「〜について」
- -wise 「〜の観点から」
- regarding / with regard to / in regard to 「〜に関して」「〜について」
- as for 「〜に関して言えば」
- concerning 「〜の観点から」「〜に関して」
例文を用いて、それぞれの表現の使い方について確認しましょう。
about 「〜について」
aboutは「〜について」という意味を表し、カジュアルな表現です。
日常会話でよく使用します。
カジュアルな表現ではありますが、ビジネスなどフォーマルな場面で使用しても失礼になることはないので安心してください。
in terms ofが「〜の観点から」とある一点から物事を捉えているのに対して、aboutは「〜について」と物事の詳細を表すというよりトピック全般を表します。
つまり、in terms ofの類義語と言えるでしょう。
例文を確認しましょう。
私たちは地球温暖化について話しました。
In terms of global warming, his idea is wrong.
地球温暖化の観点から、彼の考えは間違っています。
-wise 「〜の観点から」
wiseは形容詞で「賢い」という意味がありますが、名詞の語尾にwiseという接尾辞をつけることで「〜の観点から」という意味になります。
例文を確認しましょう。
ストーリーに関して言えば、その映画はつまらなくて酷いものでした。
I really wanted to go on a picnic with them, but time-wise (timewise) I couldn’t.
本当に彼らとピクニックに行きたかったのですが、時間的に考えるとできませんでした。
regarding / with regard to / in regard to 「〜に関して」「〜について」
regarding / with regard to / in regard to はそれぞれ「〜に関して」「〜について」という意味になり、aboutと同じですが、aboutよりもフォーマルな表現です。
ビジネスメールの件名で用いられることが多いです。
これらの3つの表現を混同してしまい、regarding toとregardingのあとに”to”をつけてしまう人が多いです。
他にもwith regards toや in regards to とregardに”s”をつけてしまう人も多くいます。
いずれも文法的に誤りなので気をつけましょう。
例文を確認してください。
明日の職員会議について(メールの件名などに使います)
※Regardingと書かずにReやREと略されることもあります。
I have something to talk about with you in regard to the Email you sent me yesterday.
あなたが私に昨日送ったメールについて話があります。
Jason is writing a report with regard to eco-tourism in Ogasawara Islands.
ジェイソンは小笠原諸島のエコツーリズムに関するレポートを書いています。
as for 〜「〜に関して言えば」
as for 〜は「〜に関して言えば」という意味を持ち、会話表現でもフォーマルな場面でも使用します。
文頭に置くことが多いです。
例文を見ていきましょう。
彼女は素敵な女性のようです。しかし、彼女を雇うことに関して言えば、それは別の話です。
As for the price, the restaurant was good.
値段に関して言えば、そのレストランは良かったです。
concerning 「〜の観点から」「〜に関して」
concernは名詞で「関心」「心配」「配慮」といった意味を持ちます。
動詞として用いる場合は「〜に関係する」「重要である」といった意味になります。
そこから派生してconcerning 「〜の観点から」「〜に関して」という意味になったのです。
例文を確認しましょう。
トムは彼女のプレゼンテーションに関していくつか質問をしました。
Mr. Yamada wants to talk with Taro’s parents concerning Taro’s behavior at school.
山田先生は、太郎の学校での振る舞いに関して、彼の両親と話をしたいと考えています。
+α termsを用いた別の表現2つ
in terms ofとその言い換え・類義語について理解することができましたか?
ここでは応用編として”terms”を用いた別の表現を2つご紹介します!
in terms ofとセットで覚えましょう!
- be on good terms with 〜「〜と仲が良い」
- come to terms with 〜「〜と妥協する・折り合いをつける」
それぞれの表現について詳しく解説します。
be on good terms with 〜「〜と仲が良い」
be on good terms with 〜で「〜と仲が良い」という意味になります。
彼らは長い間ずっと仲良しです。
Caroline isn’t on good terms with her boss.
キャロラインは、彼女の上司とうまくいっていません。
come to terms with 〜「〜と妥協する・折り合いをつける」
come to terms with 〜で「〜と妥協する・折り合いをつける」という意味になります。
私たちは組合のリーダーたちと折り合いをつけました。
Laurence had to come to terms with his current salary.
ローレンスは現在の彼の給料で妥協しなくてはなりませんでした。
in terms ofを使いこなそう!
この記事ではin terms ofの意味と使い方、in terms ofの言い換えと類義語、そしてtermsを用いた別の表現についてご紹介しました。
簡単に復習しましょう!
in terms ofは下記の2つの意味を持った表現です。
- 〜に関して・〜の観点から
- 〜に換算して
「〜に関して」は、日常会話やフォーマルな場面で活用することが多いです。
しっかりと覚えましょう。
また、in terms ofには、下記の5つの言い換え・類義語があります。
- about 「〜について」
- -wise 「〜の観点から」
- regarding / with regard to / in regard to 「〜に関して」「〜について」
- as for 「〜に関して言えば」
- concerning 「〜の観点から」「〜に関して」
in terms of の言い換えや類義語もマスターしておくことで表現に幅ができます。
また、フォーマルな表現とインフォーマルな表現をしっかりと使い分けられると素晴らしいですね。
そして、termsを用いた表現として下記の2つの表現もセットで覚えましょう!
- be on good terms with 〜「〜と仲が良い」
- come to terms with 〜「〜と妥協する・折り合いをつける」
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