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英語・英会話の復習方法※これをやらなきゃ努力がすべてムダ?

 2018/11/11 勉強法
この記事は約 6 分で読めます。
勉強する女性

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

笑顔のアキラ

最近、英会話のメール講座や翻訳基礎講座の受講生さんから

「頑張っているけれど覚えられない」

「同じ間違いを繰り返してしまう」

「前回の復習をしたら、ほとんど忘れていた。こんなに忘れるのでは勉強してもムダなのでないの?」

という内容のメールを立て続けにいただきました。

これは誰でも経験することだし、正直なところ「それを克服するのが勉強でしょ!」と思っていました。

でも、同じようなメールが続いたので、今日は、効率的に英語・英会話を復習して身につける方法についてお話ししますね。

英語・英会話の復習方法

人間の学習能力について、まず知っておいてほしいのは「人間は必ず忘れる」ということです。

男性の頭部とクエスチョンマーク

いくら完璧に覚えたと思っても、よほどの天才でない限り、1~2日後には、大半を忘れてしまいます。

1週間も過ぎれば、ほとんど忘れているといってもいいでしょう。

エビングハウスの忘却曲線によると、無意味な音節を記憶した場合、以下の割合で忘れてしまうそうです。

覚えたことを忘れるスピード

  • 20分後には42%忘れる
  • 1時間後には56%忘れる
  • 9時間後には64%忘れる
  • 1日後には67%忘れる
  • 2日後には72%忘れる
  • 6日後には75%忘れる
  • 31日後には79%忘れる

「1日後には67%忘れる」とは、人間の記憶力は意外に弱いものですね。

英語は無意味な音節ではありませんが、まだ初心者の方には無意味な音節に近いので、ほとんど忘れてしまって当然なのです。
(英語学習に慣れてきたら、だんだん忘れにくくなります)

だから、復習が必要なわけですね。

復習をしなければ忘れてしまうので「努力がすべてムダになる」と言っても過言ではありません。

雑誌を読む女性

たとえば、教材を使って勉強を始めて、レッスン1からどんどん勉強を進めて、レッスン7まで来たとします。

1レッスンに1時間かけて勉強したから合計7時間の勉強です。

「よっしゃー!」

と達成感に浸りながら次のレッスンに進みたいところですが、このままでは7時間の勉強がムダになります。

なぜなら、復習をしなければレッスン7まで学んだことを忘れてしまうからです。

しかも、レッスン1から7が身についていないので、それ以降のレッスンに付いていけないということになります。

一度やった問題をもう一度するのは面倒だし、同じ場所で足踏みしているような残念な気持ちになりがちです。

でも、せっかく学んだことをムダにしないためには、絶対に復習する必要があります。

効率的な復習のやり方

それでは、どんなふうに復習すればいいのでしょうか?

小学、中学、高校と振り返ってみると、「復習しろ!」とは、よく言われましたが、復習のやり方を教えてもらった記憶はありません。

「いつ復習すればいいのか?」

「何回復習すればいいのか?」

など、具体的な復習のやり方は分からないですよね。

ある大学の研究によると、以下のタイミングで合計3回復習すると、ほとんど記憶に残るそうです。

復習のタイミング1

  • 学習した翌日に1回
  • 学習した1週間後に1回
  • 学習した1か月後に1回

ただ、これはおそらく、若くて優秀な学生を使った実験結果だと思いますし、私自身の経験から言えば、以下のように4回くらいは最低でも必要なように思います。

復習のタイミング2

  • 学習した翌日に1回
  • 学習した1週間後に1回
  • 学習した2週間後に1回
  • 学習した1か月後に1回

私などは、これだけ復習しても忘れるくらいです。
また、人によってはもっと復習した方がいい場合もあります。

でも、ひょっとしたら、「そんなに復習ばかりしていたら、次のレッスンに進めないでしょ!」と思うかもしれませんね。

確かに、復習にばかり時間を使っていたら、次のレッスンに進めなくなってしまうという不安があります。

本の山と電球

でも、大丈夫です。

復習は、繰り返すたびに必要な時間が短くなるからです。

仮に1時間かけて勉強したことでも、1回目の復習は15分、2回目の復習は10分など、繰り返すたびに必要な時間が短くなります。

4回目の復習くらいになると、パラパラとテキストに目を通すだけでも十分になります。

復習のやり方としては、基本的には、教材に一通り目を通して、忘れてしまっていたところをもう一度覚えなおしたり、オーディオを聞きなおしたり、という程度で問題ありません。

ノートに英文や単語を書くと勉強した気分はしますが、あまりおすすめしません。

なぜなら、ノートに書くのは時間がかかるので効率が悪いし、英会話は頭の中で行う作業なので、練習のときも頭の中だけで行う方が現実に近いからです。

ノートに書いて覚える方法は、筆記試験では役に立ちますが、英会話のときにはあまり役に立たないのです。

復習の回数については人それぞれ個人差があるので、

「復習に必要な回数は4回だ!」

のような断言はできませんが、なかなか覚えられなかったり覚えたことを忘れたりして困っているなら、先ほど言ったように、以下のタイミングで最低4回は復習してみてください。

  • 学習した翌日に1回
  • 学習した1週間後に1回
  • 学習した2週間後に1回
  • 学習した1か月後に1回

今までとは違った結果が得られるはずです。

なお、英会話を独学で身につける勉強法について、メール講座で詳しく説明しています。

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ライター紹介 ライター一覧

アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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