「ドンマイ」は英語で?初心者でもそのまま使える英語フレーズ13選
「ドンマイ」は英語でどう言えばいいでしょうか?
最近はあまり聞かなくなった「ドンマイ」という言葉ですが、「ドンマイ」と言いたいときや「くよくよせずに頑張れ」と応援の言葉をかけたいときはあるはずです。
そこでこの記事では、「ドンマイ」は英語でどう言えばいいかを説明します。
友達が落ち込んでいるときや失敗したときに、励ましの言葉を言えるかどうかで親密になれるかどうかが大きく違ってきます。
覚えるだけで使える簡単なフレーズを紹介するので、ぜひ活用してください。
正しい勉強法で学んで、最短で英語を身に付けてください。
「ドンマイ」は通じない?
「ドンマイ」は英語の「don't mind」を短くした言葉ですが、これは和製英語なのでネイティブには通じません。
日本語のドンマイは、他人に対して「気にするな/元気を出して」と応援するための言葉ですよね。
でも、「mind」には「嫌がる/迷惑がる」という意味があるので、「don't mind」は「嫌がらない」という意味になります。
I don't mind if people find me lazy.
みんなが私のことを怠け者と思っても気にしないわ。
(嫌がらないわ)
※「find」=思う、「lazy」=怠け者
「mind」という言葉は、丁寧に「~してもいいですか?」と質問するときによく使われます。
A:Would you mind if I smoked here?
ここでタバコを吸ってもいいですか?
(私がここでタバコを吸うと嫌ですか)
B:No, please go ahead.
いいえ、どうぞ。
B:I'm afraid I do mind.
申し訳ありませんがご遠慮ください。
(嫌です)
※「do」は「mind」を強調しています。
似ているけどニュアンスが違う表現
「don't mind」に少し似たフレーズに「Never mind.」があります。
「Never mind.」を日本語に訳すと「気にしないで」なので、日本語の「ドンマイ」の英語として使えるように思えますが、「ドンマイ」と同じ意味で使うことはできません。
「Never mind.」は、「くよくよせずに頑張れ」という意味ではなく、「そのことはもういいから気にしないで」という意味で使われます。
A:I'm sorry I lost the bag you gave me.
ごめん。あなたにもらったバッグをなくしちゃった。
B:Never mind. I will buy you another one.
気にしないで。別のを買ってあげるよ。
また、「今言ったことは忘れてちょうだい」という意味でも使われます。
Never mind what I just said. It wasn't important.
私がさっき言ったことは気にしないでください。重要ではありませんので。
正しい勉強法で学んで、最短で英語を身に付けてください。
「ドンマイ」は英語で?
「ドンマイ」の英語は、いろいろな言い方がありますが、いろんなシチュエーションで使えるフレーズを以下に紹介します。
そのまま覚えるだけで使えるので便利です。
Don't worry about it.
(そのことを)気にしないで。
Don't let it bother you.
(そのことを)気にしないで。
※「bother」=悩ます、邪魔をする
上のように言った後に、以下のように励ます言葉を続けるとさらにいいですね。
It's all right./That's all right.
大丈夫だよ。
It's OK.
大丈夫だよ。
There's always next time.
次があるさ。
It's not the end of the world.
これで世界が終わるってわけじゃないだろ。
It's not a big deal./ It's no big deal.
どうってことないよ。
口語的な表現では、「sweat」(汗をかく)という動詞を使って以下のように言うこともできます。
Don't sweat about it.
(そのことを)気にしないで。
Don't sweat it.
(そのことを)気にしないで。
No sweat.
気にしないで。
「No sweat.」は、「簡単」「朝飯前」という意味でも使われる。
A:Could you carry my suitcase to my bedroom?
スーツケースを寝室に運んでもらえますか。
B:No sweat.
お安いご用です。
「失敗などを忘れて前進しろよ」 という意味で「Shake it off.」も使えます。
Shake it off.
気にするなよ
「shake off」は「振り払う」という意味なので、「そんなものは振り払ってしまえ」というイメージですね。
「仕事を頑張れ!」と言うときだけでなく、いろいろなシチュエーションで使える英語フレーズを紹介しているので参考にしてほしい。
覚えた表現を英会話で使いこなすには
この記事では、「ドンマイ」は英語でどう言えばいいかを説明しました。
どんなシチュエーションでも使えるフレーズばかりなので、覚えておけば英会話で必ず役に立ちます。
覚えた表現を英会話で使いこなす勉強法
この記事で紹介した「ドンマイ」の英語など、お決まりフレーズは覚えたらすぐに役立つのが特徴です。
でも、お決まりフレーズをたくさん覚えても、言いたいことを自由に英語で話せるようにはなりません。
自由に英語を話せるようになるには、英語を話すための勉強法で勉強する必要があります。
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「Never mind.」は、あまりよくない使われ方をすることもある。
たとえば、相手の英語を聞き取れなくて、あなたが「Pardon?」(もう一度言ってください)や「What?」(何ですって)など繰り返し言ったら、相手はウンザリした気持ちになって「Never mind.」(もういいよ)と言うこともある。
また、何かを話し始めたけれど、途中で面倒くさくなってしまったときにも「Never mind.」(気にしないで)と言って話をムリヤリ終わらせてしまうことがある。