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「担当者」を意味する英語7選|関連フレーズもあわせて紹介

 2024/05/20 英会話
この記事は約 11 分で読めます。
担当者の英語
Yui
こんにちは。英語ライターのYuiです。
今回は、「担当者」は英語でどう表現するかについてお話しします。

簡単な言葉ですし日常的に使うので、最後まで読んでマスターしましょう。

担当者」はビジネスシーンでよく使われる表現で、「担当者」を意味する英語表現は数多くあります。

しかし、それぞれの表現でニュアンスや使用すべき場面が異なるため、正しく使い分けることが大切です。

この記事では、「担当者」を意味する英語表現7つの意味と使い方、部署や部門別「担当者」の英語表現、そして「担当者」関連の英語フレーズを紹介します。

読み終わる頃には、ビジネスのさまざまな場面で自信を持ってどの「担当者」という表現を使用すべきか判断できるようになるでしょう。

アキラ

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「担当者」を意味する英語

「担当者」を意味する英語表現は、下記のように数多くあります。

  • person in charge
  • representative
  • guy in charge
  • staff/personnel
  • Dear Sir or Madam,
  • To whom it may concern,
  • Someone in 部署名

ここでは、それぞれの「担当者」を意味する英語表現の意味や使い方について例文を用いて詳しく解説します。

person in charge「担当者」「責任者」

「担当者」を意味する英語表現で最も一般的なものが、”person in charge”です。

しかし、”person in charge”が持つ「担当者」が持つ意味と、私たちがイメージする「担当者」の意味は下記のように異なるため、使用する際には注意してください。

私たちがイメージする「担当者」の意味

話題になっている業務に携わっている人

“person in charge”が意味する「担当者」の意味

その業務に対してある程度の権限を持つ責任者

“person in charge”は、「担当者」以外にも下記のようにさまざまな意味を持ちます。

  • 担任
  • 責任者

“in charge”は「担当」を意味する英語表現で、”in charge of 〜”「〜を担当している」という熟語としてTOEICなどの資格試験で狙われることが多いです。

セットで覚えておきましょう。

The person in charge of this project agreed to our suggestion.
このプロジェクトの担当者は私たちの提案に同意してくれました。

representative「担当者」

“representative”も広い意味で「担当者」を意味する英語表現ですが、厳密に言うと、その部門でトップクラスの権限を持つ役職、つまり「代表者」といった意味合いで使われることが多いです。

「担当者」よりも強い立ち位置であると言えるでしょう。

“rep”と略されることもあるので覚えておいてください。

“representative”の前に部門を入れることで、どの部署・部門の代表者であるかが分かります。

“marketing representative”で「マーケティング部門担当者」といった具合です。

Our sales representative quit the job the other day. We need to hire a new one.
私たちの営業責任者は先日仕事を辞めました。新しく代わりになる人を見つける必要があります。

guy in charge「担当者」

“person in charge”の”person”の代わりに”guy”と入れても「担当者」という意味を表すことができます。

Could you introduce the guy in charge of this project?
このプロジェクトのご担当者様をご紹介していただけますか?

staff / personnel 「担当者」

本来は「職員」や「社員」を意味する”staff”や”personnel”も「担当者」という意味で使われることがあります。

“person in charge”や”representative”とは異なり、これら2つの英語表現で表す「担当者」には権限や責任はなく、私たちが一般的にイメージする「担当者」に最も近いイメージの表現です。

All the staff in the marketing department are out now. They’ll be back in this afternoon.
マーケティング部所属の担当者は全員席を外しております。彼らは今日の午後戻ってくる予定です。

【ビジネスメールで使用】Dear Sir or Madam, 「ご担当者様」

ビジネスメールを送付したいものの、担当者名はおろか性別や肩書きも分からないこともあるでしょう。

そのような場合、” Dear Sir or Madam,”を使ってみると良いです。

“Sir”は男性を、”Madam”は女性を丁寧に呼ぶ表現です。

そして、”Madam”のあとに「,(カンマ)」を入れるのを忘れないようにしましょう。

しかし、この表現は”Sir”や”Madam”いずれにも当てはまらないジェンダーニュートラルな人を除外していると考えられ始めたため、最近ではこの表現はあまり使われなくなってきました。

ビジネスメールで「担当者」の名前・肩書き・性別が分からないときには、次項で紹介する”To whom it may concern,” あるいは、”Hello, ”を使うことが一般的です。

Dear Sir or Madam,
ご担当者様、
The other day, I bought a dress in your shop though the size was wrong.
先日貴社でワンピースを購入したのですが、サイズが間違っていました。
I want to replace it with the correct one.
別のサイズの商品と交換をしていただきたいのですが。

【ビジネスメールで使用】To whom it may concern, 「ご担当者様」

“To whom it may concern,”も、前項の”Dear Sir or Madam,”同様にビジネスメールで担当者名が分からないときに使う表現です。

“to”は「〜に向かって」、”whom”は「誰か」、”it may concern”で「それに関わる」という意味になることから、「それに関わる誰かへ」、つまり「ご担当者様」という意味で使われます。

また、1人の人だけでなく、複数の人に対して「関係者各位」と言いたいときにもこの表現を使うことができます。

“concern”の後には、「,(カンマ)」あるいは、「: (コロン)」をつけましょう。

To whom it may concern,
ご担当者様
I’m writing this Email to apply for the sales position mentioned in Indeed.
私は、インディードに掲載されていた営業職に応募するためにこのメールを書いています。

【電話や訪問で使用】Someone in + 部署名「〜部ご担当者様」

次に、電話や訪問の際に「〜部ご担当者様はいらっしゃいますか?」と尋ねるときに使える表現を紹介します。

このような場面では、” Someone in + 部署名”で「〜部ご担当者様」と表現することが一般的です。

たとえば、「経理部ご担当者様」と言いたければ”Someone in the accounting department”となります。

Excuse me. I’m Taro Yamada. I have an appointment to see someone in sales from 2 p.m. today.
すみません。山田太郎と申します。本日の2時より営業部担当者の方にお会いする予定が入っております。

【部署・部門別】「担当者」を意味する英語一覧

ここでは、部署や部門別に「担当者」を意味する英語を一覧表で紹介します。

部署・部門別「担当者」英語
営業責任者account executive  ※AEと略して使われることもある
sales representative
営業部職員salesperson
品質管理担当者a person in charge of quality control
顧客担当者customer representative
仕入れ担当者purchasing personnel
カスタマーサービスcustomer service representative
customer support
経理担当者accountant
accounting person
accounting personnel
広報責任者accountant
accounting person
accounting personnel
広報部職員PR agentCommunications person
人事管理者personnel manager
人事部窓口HR contact ※HRは”human resources”「人材」の略語
人事部職員HR professionals
採用責任者job recruiter
recruitment officer
採用部門職員recruitment staff

「担当者」の関連英語フレーズ

最後に「担当者」関連の英語フレーズを紹介します。

いずれもビジネスで電話をかける際によく使われる表現です。

ぜひ覚えておきましょう。

「担当者」関連のフレーズ

「担当者」関連の英語フレーズ

重要英単語・表現

(電話で)「少々お待ちください。担当者にお繋ぎします。」

Just a moment, please. I’ll transfer your call.

・Just a moment. 「ちょっと待って」を意味する口語表現

・transfer「移す」「繋げる」「回す」

「ご担当者様はいらっしゃいますか?」

May I speak to the person in charge?

–        

「担当者は外出中です。」

The person in charge is out of the office at the moment.

・out of 〜「〜の外に」

・at the moment 「今のところ」

「担当者は席を外しております。」

The person in charge isn’t available right now.

・available「手が空いている」

「担当者に折り返し連絡させます。」

I’ll ask him(またはher) to call you back.  

–        

「担当者」を状況によってうまく使い分けられるようにしよう!

この記事では、下記の「担当者」を意味する英語表現の意味と使い方について例文を用いて詳しく解説しました。

  • person in charge
  • representative
  • guy in charge
  • staff/personnel
  • Dear Sir or Madam,
  • To whom it may concern,
  • Someone in 部署名

それぞれの単語で、「担当者」としての責任や権限などが異なります。

また、ビジネスメールや電話など使用される場面が限られている表現もあります。

これらの細かな違いもしっかりと把握しながら、正しく使い分けられるようにしましょう。

なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。

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ライター紹介 ライター一覧

Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

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