英語の仮定法現在とは?必須の用法2つと使い方を例文から学ぶ
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
この記事では、英語の仮定法現在について説明します。
仮定法現在とは、たとえば「監督は、私が腕立て伏せを毎日することを勧めた」など、何かを提案したり要求したりするときに使う表現です。
大学入試によく出てくるので、受験勉強を熱心にした人は覚えているかもしれませんね。
この記事では、仮定法現在でよく使われる2つのパターンを紹介します。
一般的な文法ルールとは少し違うため、しっかりと覚えておかなければ間違えやすいので注意してください。
仮定法現在とは?
仮定法現在とは、提案や要求をする英文のthat節で、常に動詞の原形を使う表現のことです。
主節の時制に関係なく、that節の中は常に動詞の原形が使われます。
言葉で説明しても分かりにくいので、以下に仮定法現在の例をあげます。
My teacher suggested that my son study math at university.
先生は、息子が大学で数学を勉強することを提案しました。
上の英文では、主節の動詞が「suggested」であることから過去のことを語っていることが分かります。
通常であれば、that節内の動詞である「study」は、主節の時制に合わせて過去形の「studied」になるはずです。
でも、仮定法現在の英文では、that節内の動詞は原形になります。
主語の「my son」が三人称単数だからといって「studies」になることもありません。
仮定法現在の使い方
仮定法現在は、以下の形で使います。
※「should」はなくてもかまいません。
動詞Aには、以下のような提案・要求・命令を表す表現が使われます。
advise(忠告する)、ask / demand / require / request(要求する)、insist(主張する)、decide(決心する)、desire(願う)、order / command(命令する)、propose / suggest(提案する)、recommend(勧める)、urge(強く促す)
以下に例をあげます。
The students demanded that the rule (should) be changed.
生徒たちは、ルールが変更されることを要求しました。
My father insisted that we (should) stay home all day.
父は、私たちが1日中、家にいるように求めました。
ちなみに、仮定法現在の否定文は、以下のように動詞の前に「not」を入れる。
The students demanded that the rule not be changed.
生徒たちは、ルールが変更されないことを要求しました。
My father insisted that we not stay home all day.
父は、私たちが1日中、家にいないように求めました。
仮定法現在のもう1つの用法としては、以下の形のものがあります。
It is + 形容詞 + that + 主語 + (should) + 動詞の原形.
※「should」はなくてもかまいません。
「形容詞」には、以下のように要求・必要・願望などを表す言葉が使われます。
desirable(望ましい)、necessary(必要)、important(重要)、essential(不可欠)、compulsory(義務)、imperative(必須)
以下に例をあげます。
It is necessary that the schedule (should) be changed.
スケジュールを変更することが必要です。
It is desirable that he (should) attend the meeting.
彼が会議に参加することが望ましい。
話し言葉では、以下のようにto不定詞を使うことが多い。
It is necessary for the schedule to be changed.
スケジュールを変更することが必要です。
It is desirable for him to attend the meeting.
彼が会議に参加することが望ましい。
自由に英語を話せるようになるには
この記事では、仮定法現在について説明しました。
一般的な英語の時制とは違うので、間違えないようにこの記事を読んでしっかりと覚えてください。
ただし、文法を覚えただけでは英語を話せるようになりません。
自由に英語を話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。
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仮定法現在ってそういうこと?