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be動詞の過去形の使い方、基本の基本から7分で学ぶ

文法
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このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

笑顔のアキラ

この記事では、be動詞の過去形の使い方について説明します

be動詞の過去形とは、「私の妻は、結婚前は客室乗務員でした」「昨日はテーブルの上にクッキーがあったんですよ」など、過去の状態を示す表現です。

英語の基本中の基本ですので、この記事を読んでしっかり覚えてください。

なお、この記事ではbe動詞の過去形だけに限定して説明します。
be動詞について詳しく知りたい場合は、『英語のbe動詞、10分でやり直したい人のためのbe動詞の使い方』を読んでください。

be動詞の過去形の使い方

be動詞とは「is/am/are」のことで、「~です/~があります」という意味があります。

過去形は、「was/were」で、「~でした/~がありました」という意味があります。

be動詞の過去形は、以下のように使い分けます。

主語 現在形 過去形
I(私) am was
you(あなた) are were
he(彼)
she(彼女)
it(それ)
Tom(人名)など
my mother(私の母)など
is was

基本的に、「is/am」は「was」に置き換え、「are」は「were」に置き換えるだけなので難しいところは何もありません。

以下に例文を紹介します。

My mother is a flight attendant.

私の母は客室乗務員です。

My mother was a flight attendant 10 years ago.

10年前、私の母は客室乗務員でした。

There is an apple on the table.

テーブルの上にリンゴがあります。

There was an apple on the table yesterday.

昨日、テーブルの上にリンゴがありました。

否定文の作り方

be動詞の過去形の英文を否定文にするには、be動詞の後ろに「not」を加えます。

My father was a teacher.

私の父は先生でした。

My father was not a teacher.

私の父は先生ではありませんでした。

They were my students.

彼らは私の生徒でした。

They were not my students.

彼らは私の生徒ではありませんでした。

なお、be動詞の過去形の否定文で使う「was not」と「were not」は、以下のように略すことができます。

was not ⇒ wasn't
were not ⇒ weren't

疑問文の作り方

be動詞の過去形の英文を疑問文にするには、be動詞を主語の前に移動します。

また、be動詞の過去形の疑問文には、以下のように「Yes/No」で返事します。

Yes, 主語 + be動詞の過去形.
はい。そうです。

No, 主語 + be動詞の過去形 not.
いいえ。違います。

Your husband was a baseball player.

あなたのご主人は野球選手でした。

Was your husband a baseball player?

あなたのご主人は野球選手でしたか。

Yes, he was.
はい。そうです。

No, he was not.
いいえ。違います。

There were many children in the room.

部屋には大勢の子供がいました。

Were there any children in the room?

部屋に子供はいましたか。

※「any」=(疑問文で)いくらかの、何人かの

Yes, there were.
はい。いました。

No, there were not.
いいえ。いませんでした。

その他の使い方

be動詞の過去形は、上に説明した以外に「過去進行形」や「受動態」でも使われます。

過去進行形

過去進行形とは、「そのとき、私はテレビを見ていました」など、過去のある時点に動詞を継続していたことを表す英文です。

過去進行形は、以下の形で表現します。

主語 + be動詞の過去形(was/were) + 動詞のing形~.
(主語)は、~をしていました。

以下に例をあげます。

I was watching TV when my husband came home.

夫が家に帰ってきたとき、私はテレビを見ていました。

My daughter was doing her homework when I entered her room.

娘の部屋に入ったとき、娘は宿題をしていました。

過去進行形について詳しくは、『過去進行形とは?文法の基礎と特殊な表現を9分で学ぼう』を読んでください。

受動態

受動態とは、「この絵は、彼の息子によって描かれました」のように、動作を受ける人(物)が主語の英文のことです。

受動態の英文は、以下の形で表現します。

主語 + be動詞+過去分詞

以下に例をあげます。

The man was arrested by the police yesterday.
その男は昨日、警察によって逮捕されました。

※「arrest」=逮捕する

The window was broken by my son.
その窓は、息子によって壊されました。

※break-broke-broken

受動態について詳しくは、『受け身の英語、初心者もカンタンに使いこなせる受動態の作り方』を読んでください。

be動詞の過去形でよくある間違い

be動詞の過去形は、上記のように過去進行形や受動態で使われることがよくあります。

つまり、以下のような形でよく使われます。

主語 + be動詞の過去形 + ~ing

主語 + be動詞の過去形 + 動詞の過去分詞形

英語初心者によくある間違いとして、以下のようにbe動詞の過去形の後ろに動詞の原形を置いてしまうことがあります。

I was study English.

特殊な場合を除いて、be動詞の後ろに動詞の原形を使うことはありません。

ナオ
「特殊な場合」ってどんな場合?
アキラ
以下のような場合や。

All you have to do is push that button.

あなたがしなければいけないのは、そのボタンを押すことだけです。

この英文は、文法的ルールとしては

All you have to do is to push that button.

のようにto不定詞を使うのが正解に思えるけど、通常は「to」が省略される。

このときは、be動詞と動詞の原形が並んでしまう。

英語を自由に話せるようになる勉強法

この記事では、be動詞の過去形の使い方について説明しました。

be動詞は英語の基本中の基本なので、この記事をしっかり読んで使い方を覚えてください。

ただし、文法を覚えただけでは英語を話せるようになりません。

自由に英語を話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。

詳しい勉強法については、メール講座で説明しています。
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ライター紹介 ライター一覧

アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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