「痛い/痛み」の英語は?日常会話で使える例文20選
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「痛い」の英語を例文を使って説明します。
「膝が痛い」「腰が痛い」「頭が痛い」などなど、「痛い」って日常的に言いますよね。
でも、考えてみると学校で習った「痛い」の英語と言えば、
I have a stomachache.
お腹が痛い。
I have a headache.
頭が痛い。
だけのような気がします。
年を取ってくると日常的に使うようになる「膝が痛い」すら習った記憶がありません。
そこで、この記事では、「痛い」の英語を痛みの種類ごとに大きく4つに分けて、例文を使って説明します。
また、「ちくちく痛い」「焼けるように痛い」など具体的な痛みの言い方も紹介しますね。
でも、お決まりフレーズだけではなくて、何でも自由に言えるようになるには、そのための専用の勉強が必要。
詳しい勉強法は、無料のメール講座で説明しているから、ぜひ参加してほしい!
目次
日常英会話でよく使う「痛い」の英語4パターン
まずは、日常的によく使われる「痛い」の英語を4パターンに分けて説明します。
4つも覚えるのが面倒な場合は、最初に紹介する「pain」だけでも覚えておきましょう。
幅広く使える「痛い」の英語
幅広い意味でよく使われる「痛い」の英語は 「pain」です。
「pain」は、日常的によく使われ、比較的、軽い痛みという印象があります。
You seem to be in pain. Are you OK?
痛そうですね。大丈夫ですか?
強い痛みを表したいときには、「severe pain」「strong pain」「terrible pain」などと表現します。
「pain」は「have」や「feel」と一緒によく使われます。
I have a terrible pain in my back. Do you have some aspirin?
背中がひどく痛みます。アスピリンを持っていますか?
※「terrible」=ひどい、「back」=背中、「aspirin」=アスピリン(痛み止め)
He feels severe pain in his knees. He should lose some weight.
彼は、膝に強い痛みを感じています。少し体重を落とした方がいいですね。
継続的な鈍い痛み
ズキズキするような鈍くて継続的な痛みは「ache」です。
「ache」は、「tooth」「stomach」「head」など体の一部と一緒に使われることがよくあります。
「stomachache」=胃痛
「headache」=頭痛
一般的に、「ache」は「pain」より軽い痛みの印象がありますが、「strong」などを使って痛みの度合いを変えることができます。
Horseback riding yesterday is causing me a lot of aches all over my body.
昨日の乗馬で体中が痛いです。
(昨日の乗馬が、体中にたくさんの痛みを引き起こしています)
※「horseback riding」=乗馬、「cause」=引き起こす、「all over my body」=体中に
This medicine always works for my headaches.
この薬は、いつも私の頭痛に効きます。
※「medicine」=薬、「work」=効果がある
I have a strong ache in my left side of my neck now.
今、首の左側に強い痛みを感じています。
※「neck」=首
体の特定の部分が痛い
「体の特定の部分が痛い」という意味でよく使われるのは「hurt」です。
「hurt」は、「leg」(脚)、「foot」(足)、「head」(頭)など、体の一部を主語にしてよく使われます。
My left foot hurts.
左足が痛い。
※「foot」=足(くるぶしから下の部分)
痛い場所が話し相手にも明白なときは、体の部位の代わりに「it」をよく使います。
Does it hurt when you walk?
歩くと痛いですか?
(歩いたときに、それは痛みを引き起こしますか)
It hurts a little when I try to sit down.
座ろうとすると少し痛いです。
(座ろうとするときに、それは少し痛みを引き起こします)
It hurts like hell when I go down the stairs.
階段を降りるときにとても痛いです。
※「like hell」=死ぬほど、とっても(スラング)
It doesn't hurt that much when I am sleeping.
寝ているときには、ほとんど痛くありません。
※「not that much」=それほど~ない
筋肉痛や炎症などによる痛み
筋肉痛や炎症などのために体が痛むことを「sore」と言います。
「sore」は形容詞として、主に「eye」(目)や「hip」(腰)、「throat」(喉)、「arm」(腕)、「foot」(足)など名詞の前に置いて使われます。
I have sore eyes from looking at my smartphone for such a long time.
長いことスマホを見続けていたので、目が痛くなりました。
(直訳:そのように長い間、スマートフォンを見ていたことから、痛い目を持っています)
I think the sore arms I have today is the result of playing tennis.
今日、腕が筋肉痛なのはテニスをしたからだと思います。
(直訳:今日、私が持っている痛い腕は、テニスをしたことの結果だと思います)
A cough drop always works for me when I have a sore throat.
喉が痛いとき、私にはのど飴が効きます。
(直訳:痛い喉を持っているとき、のど飴はいつも私にとって効果があります)
※「cough」=咳、「cough drop」=のど飴、「throat」=喉
その他の「痛い」の英語
ここまでに紹介した4つの言葉を使えば、痛みについてたいていのことは言えるはずです。
でも、もっと詳しく痛みを表現したいなら、これから紹介する表現を覚えておいてください。
ずきずきする痛み
繰り返し押し寄せてくる痛みでかなり強い痛みを意味するのは「throbbing」です。
I can't get rid of this throbbing headache no matter what.
I need to go see a doctor.
どうしてもこのズキズキする頭痛がとれない。
医者に行きます。
※「get rid of」=取り除く、「no matter what」=何をしようと
焼けるような痛み
焼けるような痛みを意味するのは「burning」です。
Go see a doctor right away if you feel a burning sensation in joints of your hands.
手の関節に焼けつくような痛みを感じたら直ぐに医者に診てもらいなさい。
It could be serious, you know.
それは深刻な場合もあるからね。
※「right away」=すぐに、「sensation」=感覚、「joint」=関節、「you know」=分かるだろう
チクリと刺すような痛み
チクリと刺すような痛みで、蜂刺されや注射されたときの痛みをイメージさせるのは「pricking」です。
I felt a pricking sensation in my leg and saw a bee flying away.
足にチクリとした痛みを感じたので見たら、蜂が飛んで行きました。
(足にチクリとした痛みを感じました。そして、蜂が飛び去るのを見ました)
※「sensation」=感覚、「bee」=蜂
Minutes later, my leg where the bee has stung started to throb with an awful pain.
数分後には、蜂に刺されたところがズキンズキン痛み始めました。
(数分後に、蜂が刺した足が、ひどい痛みとともにチクチクと痛み始めました)
非常に激しい刺すような痛み
刺すような非常に激しい痛みを表すのは「stinging」です。
焼けつくような痛みにも、蜂に刺されたときの痛みにも使えます。
I have a stinging pain in my eyes because I got some shampoo in them.
目にシャンプーが入ってしまい、痛いです。
(目にひどい痛みを感じます。目にシャンプーが入ったからです)
胃や腸の突然の鋭い痛み
突然のしくしくする痛み、きりきりする痛み、差し込むような痛み、締め付けられるような痛みは「gripping」です。
「gripping」と同じ意味では「sharp pain」を使うのが一般的です。
しかし、「sharp pain」はどこの部位にでも使用できるのに対して、「gripping」は胃や腸の突然の鋭い痛みに対して使います。
I called paramedics because I just couldn't handle the severe gripping, burning pain in my stomach.
I was about to pass out.
胃が急に締め付けられて焼けるような激しい痛みに襲われて耐えられなくなったので、救急隊員の助けを呼びました。
(私は、胃の締め付けるようで焼けるような痛みに対処できなかったので、救急隊員を呼びました)
気絶しそうでした。
※「paramedics」=救急隊員、「handle」=対処する、「burning pain」=燃えるような痛み、「pass out」=気絶する
「gripping」は、日常生活で使うことは少ないと思います。
医者の診察を受けるときに、細かな症状の説明をするときに使うような言葉です。
英語圏では痛いときに本当に「アウチ!」って言うの?
冷静に「痛い」と言うのではなく、痛みを感じた瞬間に「痛っ!!」と言うときは、英語圏では「Ouch!(アウチ)」と言います。
「本当にそんな言い方するのかな?」と思うかもしれませんが、本当に言います。
瞬間的に言いにくくない?
僕がアメリカでホームステイしていたとき、ホストファミリーの息子(高校生)がお腹をおさえながら「Ouch! Ouch!」って言ってた。
「こいつ、ふざけてるのかな?」と思ってたら、本当にお腹が痛かったみたい。
「痛い」だけでなく、何でも英語で言えるようになる勉強法とは?
この記事では「痛い」は英語でどう言えばいいかを説明しました。
「pain」は幅広く使える汎用的表現
「ache」は継続的な鈍い痛み
「hurt」は体の特定の部分の痛み
「sore」は筋肉痛や炎症などによる痛み
「痛い」は日常的によく使う言葉なので、この機会に覚えておきましょう。
なお、この記事で紹介したような例文は、覚えておくと英会話のときに役に立ちます。
でも、例文を覚えただけで英語ペラペラになれるわけではありません。
言いたいことを何でも英語で言えるようになるには、そのための勉強が必要です。
詳しい勉強法については、以下のページから無料で参加できるメール講座で説明しています。