「大きく進歩する」は英語で?“come a long way”の使い方とビジネスでも使える表現まとめ

「以前よりすごく上達したね!」「プロジェクトが大きく進展した」——そんな成長を表すとき、英語ではどう言えばいいのでしょうか?
この記事では、日常会話でよく使われる “come a long way” の意味や使い方をわかりやすく解説。
さらにビジネスシーンで使える “make significant progress” や “breakthroughs” といったフォーマル表現も例文つきでご紹介します。

「大きく進歩する」の英語
【フレーズ】come a long way(大きく進歩する)
【例文】
A: Do you remember how bad I was at cooking last year?
(去年、私の料理の腕がどれだけひどかったか覚えてる?)
B: Yes, you burned almost everything!
(うん、ほとんどの料理を焦がしてたよね!)
A: I know! But I have come a long way since then.
(そうなんだ!でも、それ以来大きく進歩したよ。)
【説明】
「come a long way」 は「大きく進歩する」という意味で、特に努力や経験を通じて成長があったことを表します。
この表現はカジュアルで、友達同士の会話や日常の状況で使いやすいです。
A: Our sales numbers were low last year, but now they have improved a lot.
(昨年の売上は低かったけど、今は大きく改善したね。)
B: Yes, we have come a long way since we started the new marketing strategy.
(うん、新しいマーケティング戦略を始めてから大きく進歩したよね。)
同じ意味でフォーマルな言い方として、以下の表現があります。
「make significant progress」は「大きな進歩を遂げる」という意味で、フォーマルなビジネスの文脈で使われます。
We have made significant progress in our project over the past year.
(昨年の間にプロジェクトで大きな進歩を遂げました。)
また、「We have made real progress.」や「We have made significant breakthroughs.」という言い方もあります。
「大きく進歩する」の英語まとめ
「大きく進歩する」は、英語ではカジュアルに“come a long way”、フォーマルには“make significant progress”などで表現できます。
場面に応じてこれらのフレーズを使い分ければ、より自然で伝わる英語が話せるようになります。
成長や成果をしっかり伝えるためにも、ぜひ使ってみてください!
【編集後記】
日本は「恥の文化」だと言われています。
そして、多くの人が、恥をかくことを何とか避けようと努力しているように思います。
実は、この「恥ずかしい」という感情は、英会話が上達しない原因のひとつになっています。
せっかく外国人と話すチャンスがあっても
「自分の英語が通じなかったら恥ずかしい」
「発音が下手なので恥ずかしい」
「文法を間違ったら恥ずかしい」
「相手の英語を聞き取れなかったら恥ずかしい」
「まごまごしてしまったら恥ずかしい」
という感情が働いて何も話せなくなってしまうのです。
この「恥ずかしい」という感情は、他人の目を基準に物事を考えて「うまくできなかったら笑われるかも」「失敗したら馬鹿にされるかも」と考えることから生まれてきます。
すべて自分の想像に過ぎないのですが、頭の中であれこれ考えて、結局は「恥ずかしいからやめておこう」という結論に達するわけですね。
そうなると、自分で自分の行動を制限することになるので、考え方の基準を変えてしまうことをおすすめします。
つまり、「恥ずかしいかどうか」ではなく「正しいかどうか」を基準に判断するのです。
たとえば、道ばたで困っている外国人がいたとします。
周りには人が大勢いますが、誰もが知らん顔をしています。
もし、外国人に話しかけて、英語がまったく通じなかったら恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
周りにいる人は「それ見たことか!下手な英語で話しかけるからだ」と思うかもしれませんね。
ここで今までは「恥ずかしいからやめておこう」と考えていたのを「正しいかどうか」を基準に考えてみるわけです。
「困っている人を助けるのは正しいか?」
⇒正しい
「下手な英語で話しかけるのは正しいか?」
⇒誰でも最初は下手なのは当然だし、たくさん話すことで上達するのだから⇒正しい
「役に立てないかもしれないが、それでも正しいか?」
⇒役に立てるかどうかはやってみなければわからないし、筆談で何とかなるかもしれないので⇒正しい
「周りの人に笑われるかもしれないが、それでも正しいか?」
⇒困っている人を助けようとしているのを見て笑う人がいるとしたら、その人が間違っている。
だから⇒正しい
という感じで「恥ずかしいかどうか」ではなく「正しいかどうか」を基準に判断します。
こうすると、今まで自分の行動を制限していた「人目」が気にならなくなり行動できるようになります。
「恥ずかしい」という気持ちが強くて行動できないなら、ぜひ考え方の基準を「正しいかどうか」に変えてください。
必要ないストレスも減って人生が少し楽になります。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
たった3か月で、スピーキングがもりもり上達する方法については、無料のメール講座をご確認ください。