awesomeの2つの意味と使い方|失敗しない使い方も紹介
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「awesome」の意味と使い方についてお話します。
海外ドラマや洋画を見ていると、会話の中でよく「awesome」という言葉が登場します。
「Awesome!」
「That's awesome!」
「He is awesome!」
と、いろいろな使い方がされています。
この「awesome」にはどのような意味があり、どう使えばいいのか説明しますね。
日常会話でもよく出てくる表現なので、覚えれば英会話で役に立ちますよ。
目次
「awesome」の読み方・発音
「awesome」の読み方・発音をカタカナで表現すると「オーサム」です。
「オ」を強く発音し、「ム」はほとんど口を閉じる程度の軽い音です。
「アウェサム」や「オウサム」ではなく「オーサム」ですので注意しましょう。
「awesome」の意味
「awesome」には、まったく異なる2つの意味があります。
「awesome」の1つ目の意味は、「畏敬の念を抱かせる」という形容詞の意味です。
「畏敬」(いけい)というのは「崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと」という意味なので、簡単に言えば「awesome」は「恐れ入ってしまうほどすごい!」という意味です。
ただし、この「awesome」は時代とともに違う意味も持つようになり、今では「素晴らしい」「すごい」「かわいい」という意味でも使われます。
「awesome」の意味1:畏敬の念を抱く
まずは、1つ目の「畏敬の念を抱く」という意味の「awesome」の例文を紹介しますね。
Teaching is an awesome responsibility.
教育というものは、恐ろしいほどの責任のあることです。
I get goose bumps all over myself when I think of the awesome power which God has over us.
神が持つ偉大な力を思うと、いつも全身に鳥肌がたちます。
※「get goose bumps」=鳥肌が立つ、「all over myself」=全身に
「awesome」の意味2(スラング):素晴らしい、すごい、かわいい、やばい、最高
次に、2つ目の「素晴らしい」「すごい」「かわいい」「やばい」「最高」という意味の「awesome」についてお話します。
昔は、このような意味で「awesome」が使われることはなかったのですが、80年代ころから本来とは違う意味でスラング的に使われるようになってきました。
How was your trip to Japan?
日本への旅はどうでしたか?
Oh, it was just so awesome!
すごく良かったですよ!
「awesome」の使い方
「awesome」の使い方としては、「すごい」「素敵」という意味で人、物、状況など、何にでも使えます。
「awesome」の例文
You are awesome!
あんた凄いね!
He is tatally awesome!
彼は本当に凄いね!
That's awesome!
それは凄い!
以下のように、何が凄いのか具体的に表現することもできます。
The party was so awesome!
パーティーは最高だったよ。
「so」は「とても」という意味でawesomeを強調しています。
Awesome!!
凄い!
お見事キャプテンは英語では「Captain Awesome」で、何かあるたびにいつも「Awesome」って言うからこういうあだ名になった。
主人公のチャックも「Everything he does is awesome.」(彼のすることは、すべて素晴らしいんだよ」って言っている。
「awesome」は、どういう時に使うの?
若い世代が使うことの多いカジュアルな表現で、特にアメリカでよく使われます。
カジュアルな表現なので、フォーマルな場面では避けるようにしましょう。
ほかにも「素晴らしい」という意味の表現がたくさんあるので、場面に合わせて色々な言葉を使うといいでしょう。
「awesome」への返し方
「awesome」は、「素晴らしい」という褒め言葉なので、「ありがとう」という返し方が一般的です。
That's awesome!
すごいね!
Thank you!/ Thanks.
ありがとう。
インスタなどのSNSでも、基本的にこれで大丈夫です。
「awesome」は悪い意味でも使えるの?
「awesome」には「やばい」という意味があるとお伝えしました。
日本語の「やばい」には「危険や不都合な状況が予測されるさま」という意味がありますが、英語の「awesome」にはそういう意味はありません。
ですので、「awesome」が悪い意味で使われることはありません。
失敗を避けるコツ
「awesome」は日常会話でよく使われる言葉です。
スラングとまではいかないまでも口語的な表現なので、仕事の書類や報告書、論文、レポートなどでは使わないことをおすすめします。
これは、日本語の論文に、「すごく素敵!」「可愛い!」などと書かないのと同じことです。
また、イギリスの老人など伝統を重んじる人は、「素敵」という意味で「awesome」を使うと不快に思うかもしれません。
若いアメリカの女性が
You guys are awesome!
あなたたちは素晴らしい人達ですね。
(こんなにしてくれて嬉しいです)
と言ったら、年配のイギリス女性は苦笑いをするかもしれませんね。
一方、アメリカでは、年配者でも、可能なかぎり伝統や過去にしがみつくことなく、新しいものを取り入れようと考える傾向があります。
ただし、日本で若者が「ヤバい!」という言葉を使ったり、若い女性が「かわいい」を連呼したりするのと同じで、あまり知的な印象は与えないかもしれません。
「すてきだ!」とか「素晴らしい!」の言い方については、「英語の誉め言葉9選、ネイティブがよく使う簡単フレーズを厳選」で説明しているから読んでほしい。
ただ、「cool」や「neat」(かっこいい) と同じように、口語的な「awesome」は本来の意味とは違う一種の流行語やから、将来的には使われなくなるかもしれんよ。
(将来のことなんか全然考えていない)
英語を自由に話せるようになる勉強法とは?
この記事では、「awesome」の意味と使い方について説明しました。
「awesome」を日常会話で使いこなせるようになれば、今までより自然に外国人に溶け込めるかもしれませんね。
ただし、「awesome」のような表現を覚えただけでは、言いたいことを英語で言えるようにはなりません。
英語で自由に話せるようになるためには、そのための専用の練習が必要です。
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