「後回しにする」の英語
こんにちは。戸田です。
今日は「後回しにする」の言い方を紹介します。
ヒントは、「ポストにポンと入れるのを遅らせる」です。
(何のこっちゃ?)
「後回し」の英語
【フレーズ】put off(後回しにする)
【例文】
A: I keep putting off cleaning my room.
(部屋の掃除を延ばし続けてるんだ。)
B: Yeah, me too. It's such a chore.
(そうだね、私も。本当に面倒くさいよね。)
A: I know, but we should do it before it gets too messy.
(そうだけど、散らかりすぎる前にやったほうがいいよね。)
※chore=面倒な仕事、messy=散らかった(形容詞)
【説明】
put offには、何かを後回しにすることや延期するという意味があります。たとえば、掃除や宿題などの面倒な作業を後回しにするような場面で使えます。
これに似た意味の言葉としてpostponeがあります。
postponeは、延期する理由があって意図的に遅らせるというニュアンスを含んでいます。
put offとpostponeでは、put offの方がカジュアルな表現なので会話でよく使われます。フォーマルな文書などではpostponeが好まれます。
また、postponeを使うときは通常、いつまで延期するかは後で決めるというニュアンスがあります。
【編集後記】
私は、大学受験のときに単語を覚えるために語呂合わせを使いました。
postponeなら「ポストにポンと入れるのを遅らせる」と覚えたのです。
この方法なら短期間に大量に覚えられるので、受験のときには役に立ってくれました。
でも、英会話をしようとしたときには、何の訳にも立ちませんでした。
postpone
↓
ポストにポンと入れるのを遅らせる
↓
遅らせる
というように2段階方式で意味を思い出す必要があるので、会話のスピードについていけないからです。
それでも英語から日本語の意味を思い出すことはできますが、英語で「遅らせる」と言いたいときに、どんなに頑張ってもpostponeを思い出すことはできません。
こういう語呂合わせは、受験を乗り切るためには役に立ちますが、現実世界では何の役にも立ちません。
語呂合わせで覚えるのは避けましょう。
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