英語の発音が上達しなくて悩んでいる人に伝えたいこと

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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

英語を学んでいる人なら誰でも一度は考えることに、「ネイティブみたいな発音で英語を話せるようになりたい」ということがあります。
ネイティブみたいな発音で話せたら、
- 周りの人に尊敬されて、
- 外国人の友達がたくさんできて、
- 仕事もプライベートもハッピーになれる、
というイメージがあるのかもしれません。
でも、発音はなかなか上達しないからつらいですよね。
当然、日本語なまりのギクシャクした英語より、ネイティブみたいに流ちょうな英語の方が格好いいに決まっています。
でも、発音にこだわり過ぎても、時間の無駄になる可能性があるので注意が必要です。
どうしてかというと、ネイティブみたいな発音でなくても、発音の重要なポイントをおさえていたら十分に通じるからです。
普通に考えて、ネイティブと同様の発音をしなければいけない人は、レベルの高いプロの通訳者くらいです。
ビジネスで英語を使う人や学者、留学生、海外旅行者、ショップの店員、ボランティアで外国人を案内する人などは、日本語ナマリの英語で話していても何の問題もありません。
実際に、私がアメリカで現地の会社で働いていたとき、同僚の日本人も他の外国人も皆、自国ナマリの英語でした。
それで何の問題もなし。
コミュニケーションがとれたら問題ないわけです。
また、発音がよくても話の内容が空っぽだったら、誰もあなたと会話をしたいとは思いません。
きれいな発音で英語を話せる = 人気者
ではないのです。
発音より大切なこと
コミュニケーションを取るうえで、発音が大切なことは間違いありません。
でも、ネイティブ発音を身に付けるために過度に時間を使うより、その時間に日本史や世界史、キリスト教、仏教、神道、政治などを勉強した方が、ずっと中身のある会話ができます。
発音はうまいけど中身からっぽの人と、ナマリはあるけど中身のある人では、どちらと友達になりたいかは明らかですよね。
もちろん、あまりに発音が悪いと理解してもらえないので、LとR、SとTH、FとH、BとVなど最低限の練習は重要です。
また、発音を練習することでリスニングも上達するので、絶対に避けては通れません。
ですが、ネイティブに理解してもらえるレベルまで発音を練習したら、それからは正しい表現や話の中身を学ぶことに時間を使った方が効率的です。
独学で英語を話せるようになる勉強法を知りたくありませんか?
この記事では、英語の発音についてお話ししました。
自分の言うことを理解してもらうために発音は大切ですが、あまりにこだわり過ぎては時間を無駄にすることになるのでご注意ください。
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