1. TOP
  2. 英会話
  3. 「風邪」って英語で何て言うの?体調不良のときに使えるフレーズも紹介
3ステップ勉強法 コンテンツ上のバナー 3ステップ勉強法 コンテンツ上のバナー

「風邪」って英語で何て言うの?体調不良のときに使えるフレーズも紹介

 2024/06/21 英会話
この記事は約 11 分で読めます。
風邪の英語
Yui
こんにちは。英語ライターのYuiです。
今回は「風邪」の英語についてお話しします。

頻繁に使う言葉なので、最後まで読んで使い方をマスターしてください。

あなたは、「風邪」や風邪以外の体調不良を英語で表現できますか?

「風邪」は英語で”cold”です。

しかし、伴う動詞によって「風邪をひいた」という意味であっても、風邪の状況や辛さなど細かなニュアンスが異なります。

この記事では、「風邪」関連の英語表現の意味や使い方について例文を用いて詳しく解説します。

また、他にも風邪以外の体調不良を表現する英語や、風邪などで体調を崩す相手を看病したり見舞ったりする際に使える英語フレーズなども紹介します。

これを読んで、記事内で紹介しているフレーズや単語を覚えれば、「風邪」を含めた体調不良時に問題なく状況を英語で説明できるようになるでしょう。

アキラ

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。

たった3か月で、自分の言葉で英語を自由に話せるようになる独学法については、無料のメール講座をご確認ください。

「風邪」は英語で”cold”

「風邪」は英語で”cold”です。

“cold”と聞くと「寒い」「冷たい」という意味を思い浮かべる人も多いでしょう。

確かに、形容詞の場合はこれらの意味で使われることが多いですが、名詞の場合は「風邪」という意味で使われます。

「風邪」関連の英語表現

次に、下記の6つの「風邪」関連の英語表現について例文付きで詳しく解説します。

  • 風邪をひく
  • 風邪をうつす
  • 風邪が治る
  • 風邪気味
  • 鼻風邪
  • ただの風邪

いずれも日常生活でよく使う表現です。

ぜひマスターして使いこなせるようにしましょう。

風邪をひく

「風邪をひく」を意味する英語表現は数多くあり、下記の6つです。

  • catch a cold
  • come down with a cold
  • get a cold
  • have a cold
  • suffer from a cold
  • be sick with a cold

ここでは、それぞれの英語表現の意味と使い方について例文付きで詳しく解説します。

catch a cold

「風邪を引く」という表現の中で最も一般的なものが、”catch a cold”です。

日常会話などカジュアルなシーンから医療現場などのフォーマルな場面まで、さまざまな場面で使えます。

“cold”の前に不定冠詞である”a”をつけるのを忘れないようにしましょう。

「風邪をひいた」と過去形にしたいときは、”catch”を”caught”にしてください。

A: Is Catherine absent from school today?
A: キャサリンは今日学校休みなの?

B: Yes. She caught a cold.
B: うん。彼女は風邪をひいたみたい。

come down with a cold

“come down with a cold”も「風邪をひく」を意味する英語表現ですが、これは風邪の症状が出始めたときに使われることが一般的です。

I’m sorry to tell you that I can’t join your party tonight because I’m coming down with a cold.
風邪の症状が出始めているから、残念だけど今夜の君のパーティーは出られそうにないんだ。

get a cold

“get a cold”も、”catch a cold”同様に、「風邪をひいた」ことを英語で表現したいときによく使われるフレーズです。

Excuse me. Can I take a day off work because I got a cold?
すみません。風邪をひいたので、今日は仕事を休んでもいいですか?

have a cold

“have a cold”は、「風邪をひいている状態」を表したいとき、つまり風邪をひいてから一定期間が経過していることを表現したいときに使う表現です。

具体的な日数が決まっているわけではありませんが、風邪をひいて時間が経っていない段階では”get”や”catch”を、ある程度時間が経ったにもかかわらず症状の改善が見込まれない場合は”have”を使うようにしてください。

A: Why have you been absent from school for a while?
A: どうしてしばらく学校を休んでいるの?

B: I have a cold now.
B: 風邪をひいているんだよ。

suffer from a cold

“suffer from a cold”は、風邪の症状に苦しんでおり日常生活に大きな影響が出ていることを表現したいときに使われる表現です。

“suffer from 〜”は「〜に苦しむ」という意味の英語表現で、定期試験やTOEICなどの資格試験でよく見かけます。

セットで覚えておきましょう。

During the winter season, many people suffer from a cold and it makes people difficult to go about their daily routines.
冬の間は、多くの人が風邪で苦しみ、日常生活でやるべきことができなくなってしまうものです。

be sick with a cold

“be sick with a cold”は、風邪が原因で具合が悪い状態を表現したいときに使います。

Melanie had to miss work because she was sick with a cold and needed to rest.
メラニーは風邪をひいて具合が悪く、休養を取る必要があったため、仕事を休みました。

風邪をうつす

次に、「風邪をうつす」という意味の英語表現は、下記の通りです。

  • give a cold
  • pass on a cold
  • spread a cold

これらの表現はいずれも、自分がひいている風邪を他の人にうつしてしまうときに使われます。

風邪の感染経路や予防に関する話題で耳にすることがあるでしょう。

ぜひ覚えておいてください。

I think I spread a cold to my husband.
主人に風邪をうつしてしまったと思います。

風邪が治る

「風邪が治る」、あるいは「風邪が治った」と表現したいときには、下記のいずれかのフレーズを使うことが一般的です。

  • I’m better now.
  • My cold got better.
  • I got over a cold.
  • I recovered from a cold.

風邪気味

「風邪をひいた」とまではいかないまでも、風邪の初期症状のようなものが見られるときに使われる表現が「風邪気味」ですが、英語では下記のように表現します。

  • have a slight cold
  • have a touch of cold
  • have a bit of a cold

“slight”や” touch of”、あるいは” a bit of”で「少しの」や「わずかな」という意味です。

休むほどではないものの、ちょっとした体調不良について表現したいときに使ってみてください。

A: Are you alright? Your voice sounds strange.
A: 大丈夫? 声が変だよ。

B: Yeah. I think I have a slight cold.
B: うん。風邪気味なんだと思う。

鼻風邪

「鼻風邪」は英語で”head cold”です。

なぜ「鼻」なのに、「頭」を意味する単語を使うのか疑問に感じる人もいるでしょう。

それは、鼻腔内に炎症が発生すると、頭痛など頭全体に症状が生じることからこのような名称になっています。

日本語の名称から、ついつい“nose cold”と言ってしまいたくなるかもしれませんが、それでは相手に通じないため気をつけましょう。

I have had a serious headache because of a head cold.
鼻風邪が原因でずっと頭痛に悩まされています。

ただの風邪

「ただの風邪」は英語で” just a cold”、または” a common cold”です。

体調が悪くて病院に行った際に、医師から受ける診断で耳にすることがあるでしょう。

ぜひ覚えておいてください。

A: I have had a cough and a runny nose for a couple of days.
A: この2〜3日、咳と鼻水が出ています。

B: Well, it’s a common cold. Take a rest.  
B: ええと、ただの風邪でしょう。安静にしてください。

「風邪」以外の「体調不良」を表す英語表現一覧

下記は、「風邪」以外の「体調不良」を表す英語表現を表にしてまとめたものです。

No.日本語英語
1熱があるhave a fever
2鼻水が出るhave a runny nose
3頭が痛いhave a headache
4めまいがするfeel dizzy
5咳が出るhave a cough
6喉が痛いhave a sore throat
7気持ちが悪い・吐き気がするfeel nauseous
8寒気がするfeel chilled
9くしゃみがとまらないcan’t stop sneezing
10だるいfeel run down
11インフルエンザflu

体調が回復したときに使える英語フレーズ一覧

次に、体調が回復したときに使える英語時レーズ一覧を紹介します。

No.日本語英語
1(看病やお見舞いをしてくれた人に対して)恩に切るよ。助かった。I owe you one.
2良くなってきています。・I’m feeling much better. ・I’m recovering.
3すっかり良くなりました。I’m fully recovered.
4あなたのサポートに感謝します。I appreciate your helping out.

看病やお見舞いをする際に使える英語フレーズ一覧

最後に、看病やお見舞いをする際に使える英語フレーズを一覧で紹介します。

No.日本語英語
1風邪の調子はどう?・How is your cold? ・How are you feeling?
2何か欲しいものはある?Would you like anything?
3何か食べたいものはある?Is there anything you want to eat?
4早く良くなってね。Get well soon.
5顔色が悪いよ。You look pale.
6大丈夫?Are you OK?
7お大事に・I hope you get well soon. ・Take good care of yourself.
81日も早い回復を祈っています。I wish you a speedy recovery.
9病院に行った方がいいよ。You should see a doctor.
10ゆっくり休んでね。Get some rest.

「風邪」や体調不良時に使える表現を使いこなせるようにしよう!

この記事では、下記のことについて説明しました。

  • 「風邪」関連の英語表現
  • 「風邪」以外の「体調不良」を表す英語表現一覧
  • 体調が回復したときに使える英語フレーズ一覧
  • 看病やお見舞いをする際に使える英語フレーズ一覧

これらの英語表現をマスターすれば、自分が体調不良になった時、あるいは友達や同僚が体調不良になったときにもスムーズに英語で会話ができるようになります。

ぜひ覚えてください!

なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。

詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。

→無料の動画セミナーに登録するにはこちら

英語無料メール講座のバナー(記事エリア下)

\ SNSでシェアしよう! /

英会話ハイウェイ | 英会話、海外生活・留学に関する情報が満載のメディアの注目記事を受け取ろう

風邪の英語

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

英会話ハイウェイ | 英会話、海外生活・留学に関する情報が満載のメディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

この記事を読んだ人は、こちらも読んでいます

  • 認めるは英語で?ネイティブが認めるニュアンス別の使い分け6選

  • mentionの意味と使い方を例文で解説!関連表現&類似表現も紹介

  • houseとhomeの違いとは?正しい使い方と前置詞を例文で解説

  • 「くしゃみ」の英語とフレーズ13選|そのままでもアレンジしても使える例文を紹介

  • 「冗談」の英語表現3つと関連英語フレーズを紹介【例文付き】

  • 「面倒くさい」は英語で?そのまま使える表現を17の例文で解説