「自分の能力を超えることを試みる」の英語
今日は、「自分の能力を超えることを試みる」の言い方を紹介します。
目次
「自分の能力を超えることを試みる」の英語
【フレーズ】bite off more than one can chew
(自分の能力を超えることを試みる)
【例文】
A: Did you hear?
Tim signed up for three extracurricular clubs!
(聞いた?
ティム、部活三つも入ったって!)
B: Wow, that's a lot.
He might be biting off more than he can chew.
(うわー、それは多いね。
彼、自分の能力を超えちゃってるかもしれないよ。)
A: Yeah, he should be careful not to overcommit himself.
(そうだね、無理をしないように気をつけないといけないね。)
※overcommit =(能力以上に)無理をする
【説明】
bite (off)は「かむ、かみ切る」という意味で、chewは「かみ砕く」という意味です。
つまり、何かを食べるときにはbiteしてからchewすることになります。
bite off more than you can chewは、「かみ砕けるより多くかみ切る」という意味なので、たくさん口に入れすぎてかみ砕けないような状態、つまり、口の中でモゴモゴしている状態ですね。
これが意味を転じて「自分の能力を超えることを試みる」という意味になり、やり過ぎてしまわないように警告する際に使われます。
他の言い方としてはoverreach oneself(無理をしすぎる)というのもあります。
If you try to visit three prefectures in four days, you may be overreaching yourself.
(4日間で3つの県を周るのは、少し無理があるかもしれませんね。)
【編集後記】
私の生まれ育った場所では、「蚊に刺された」ではなく「蚊に噛まれた」と言います。だから、なんの疑問もなく「噛まれた」と言っていましたが、蚊は噛むのではなく刺しますよね。
でも、英語ではA mosquito bit me.のようにbiteを使います。
そこで、biteを辞書で調べてみると「(虫などが)~を刺す」と書かれています。
英語圏でも、その辺は意外にゆるいのかな~と思いました。
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