「探す」の英語※「look for」だけじゃないニュアンス別5選
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「探す」の英語について説明します。
「探す」の英語と言えば、おそらくほとんどの人は「look for」を真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか?
中学で習いますし、日常英会話でもよく出てくるので、英語を勉強していたらお馴染みになってしまうと思います。
でも、「探す」という意味では「search」など他の言葉もあります。
この記事では、「探す」の英語をニュアンスごとに5つに分けて説明します。
日常英会話で頻繁に使う言葉なので、覚えておいて今日から活用してください。
最も一般的でよく使われる「探す」の英語
単純に「探す」という意味で、比較的簡単に探せる物が対象の場合によく使われるのは「look for」です。
「look for」は、目に見える物に使われることが多く、お店で商品を探しているときなどは「I am looking for~」(~を探しているのですが)とよく言います。
会話では、ほとんどの場合、「look for」を使えば事足ります。
I am looking for my key. Have you seen it?
カギを探しています。見かけましたか?
Are you looking for me?
私に用事ですか?
(私を探しているのですか)
You have to look for a quiet place to read in the library nowadays.
So many things are going on in the place.
最近の図書館内では、本を読むための静かな場所を探さなくてはならないのよ。
施設内でいろんなことが行われているからね。
(この場所では、とてもたくさんのことが行われています)
※「nowadays」=最近、「so」=とても
徹底的に調べる
紛失物や行方不明者などを探す、場所などを調査する、ファイルなどの検索をする、と言うときは「search」を使います。
気を付けなければいけないのは、「search A」と言う場合、「Aを探す」という意味ではなく「Aの中を探す」という意味になることです。
たとえば、「My mother is searching my bedroom.」と言った場合、ベッドルームを探しているのではなく、「ベッドルームで何かを探している」という意味になります。
What happened? The police were searching his house.
一体どうしたの?警察が彼の家を家宅捜査していたわ。
Why don't you search using Google?
グーグルで検索したら?
The security searched everywhere for my missing item but couldn't find it.
保安係が私の落とし物を求めて、あちこち探してくれたけれど見つかりませんでした。
※「security」=警備員、「missing」=行方不明の、「everywhere」=どこもかしこも
~を探し求める
「search」だけでは、何を探しているのか伝えることができません。
でも、「search+場所+for~」という形で使えば、何を探しているのかを伝えることができます。
I searched the nearby park for my dog, and I was so lucky to be able to find him.
近くの公園で犬を探しました。そして、幸運にも犬を見つけることができました。
※「nearby」=近くの
I searched the living room for my wallet, but no luck so far.
財布が見つからないかと居間中を探したけれど、まだ見つかりません。
(財布を探して居間を調べましたが、今のところ運がありません)
※「wallet」=財布、「no luck」=運がない、「so far」=今のところ
I want to write a paper, but I am not good at searching for information.
It would be so nice if you can help me with it.
論文を書きたいのだけれど、情報を探すのが苦手です。
手を貸してもらえると助かるわ。
※「it would be nice if~」=~なら嬉しく思う
形がない物を探す
形のないものを探す、得ようとする、求めようとする、という意味では「seek」を使います。
形のある物を探すときは使いません。
また、少し格式ばったイメージがあります。
なお、「seek」の活用形は「seek-sought-sought」です。
I have gotten tired of him seeking perfection in just about everything.
ありとあらゆることに対して完璧を望む彼には、ほとほと疲れ果てたわ。
(私は、すべてにおいて完璧を求める彼にはウンザリしました)
※「get tired of~」=~にうんざりする、「perfection」=完璧、「just about」=ほとんど
All he wants to do is to seek the truth.
He is not asking for money through this lawsuit.
彼が求めているのは、真実を探し求めることのみです。
彼は、この訴訟を通じてお金を求めているのではありません。
※「lawsuit」=訴訟
I sought my doctor's advice yesterday, and I am pretty much satisfied with it.
昨日、担当医に意見を求めました。そして、それに関してはかなり満足しています。
※「pretty much」=ほとんど
熱心に探す
「何を狩るのか目的をもって狩猟に行く」というイメージで「目的のものを探す」という意味の英語は「hunt」です。
I tried hunting for a good restaurant in Shinjyuku, but I couldn't find one.
新宿で良いお食事処を探してみたけれど、見つからなかったわ。
I have a need to hunt a job.
私は職を探す必要があります。
I hunted all over my room for my missing glasses.
メガネが見当たらないので部屋中を探しました。
(行方が分からない眼鏡を求めて、部屋中を探しました)
異性や仕事などを探すときにも「hunt」を使い、名詞形でよく使われます。
I am going on a man hunt.
(イイ)男を探しに行くわ。
Do you need to go on a job hunt?
仕事を探す必要があるの?
英会話を独学で身につける勉強法とは?
この記事では「探す」の英語について例文を使って説明しました。
「探す」は、日常的によく使う表現なので、この記事で使い方をしっかりマスターしてください。
ただし、よく使うフレーズを覚えただけでは英会話ができるようにはなりません。
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