「雨降りにうんざり」は英語で?日常英会話で使える便利フレーズ5選
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「雨降りにはうんざりだ」など、日常英会話でよく使う英語フレーズを厳選して紹介します。
この記事で紹介するフレーズ(表現)は以下の5つです。
- ~が嫌になる、ウンザリする
- ~しなくちゃ
- (交際相手)と別れる
- 邪魔する、気に障る
- ~するように努力する
これらのフレーズの使い方について、ナオとクリスティーンの会話を通じて学びましょう。
目次
ダイアログ「雨降りにうんざり」
雨降りにうんざりしているナオが、友人のクリスティーンにその気持ちをぶつけます。
天気は私たちにはどうしようもないものよ。
この雨のせいで旅行2つもキャンセルしなければならなかったのよ!
それはお気の毒。私は雨なんか全然なんともないわ。
なんで、そんなふうにいられるの?
雨を好きになるように努力したのよ。
日常英会話で役に立つフレーズ5選
それでは、上の会話で出てきた英語フレーズを1つずつ見ていきましょう。
嫌になる、うんざりする
「be fed up with」には「うんざりする」「イライラする」という意味があります。
この会話では、雨にうんさりしていますが、人に対しても使えます。
I’m fed up with my boyfriend.
私、彼氏にはうんざりなの。
「have enough of~」も「うんざりする」という意味に使えます。
本来の意味は「十分に持っている」ですが、「これ以上は要らない」「もうたくさん」という意味にも使えるわけです。
I’ve had enough of the teacher saying the same things again and again.
先生がする同じ話にはうんざりだね。
中学生のときに習う「うんざりする」の定番は「be tired of~」です。
I’m tired of seeing bad news on TV.
テレビで見るひどいニュースにはうんさりだね。
~しなくちゃ/ ~しなければいけない
「need to」「have to」には、「must」と同じように「~しなければいけない」という意味があります。
日常的な会話では「have to」がよく使われます。
例)
I have to finish my homework.
宿題を終わらさなくちゃ。
I need to go.
もう行かなくちゃ。
She needs to buy new shoes.
彼女は新しい靴を買わなければなりません。
「have to」は、個人的な意思ではなく、外部の要因などによって「しなければいけない」ときによく使われます。
一方、「need to」は、自分の考えや意思によって「しなければならない」ときによく使われます。
⇒「have to」の意味と使い方|基礎からニュアンスまで9分で解説
⇒「must」の意味と使い方|9分で学ぶ助動詞の基礎から応用
リンク先の記事では「have to」と「must」の違いについても説明している。
(交際相手)と別れる
「(交際相手)と別れる」は「break up with~」と言います。
「break up」に「壊れてバラバラになる」という意味があることを覚えておけば簡単に使いこなせると思います。
I broke up with her because I could not stand her bad habits.
僕は、彼女の悪い癖が嫌で彼女と別れた。
※「habit」=習慣
邪魔する、気に障る
「気分を害する」という意味の動詞に「offend」があります。
耳や目などの感覚器官に対して使った場合、「不快にさせる」、「耳障り(目障り)だと感じさせる」という意味になります。
This loud music offends my ears.
このうるさい音楽が耳に触る。
※「loud」=やかましい
「interrupt」は「邪魔する」という意味の他動詞です。
人の会話に割り込んだり話の腰を折ったりするような行為を意味するときによく使われます。
May I interrupt you for a moment?
ちょっとお邪魔してもよろしいですか?
※「for a moment」=少しの間
Can you leave me alone for a while?
今ちょっと放っておいてくれる?
⇒「面倒くさい」は英語で?会話で使える表現を17の例文で解説する
~するように努力する
「make an effort to~」は「努力する」という意味の熟語です。
また、「get to」には「~するようになる」という意味があります。
これらを組み合わせると、「好きになるように努力する」のような表現を作ることができます。
例)
I didn’t like jazz, but as my boyfriend is a jazz fan, I made an effort to get to like it.
ジャズは好きでなかったけど、彼がジャズファンなので、私も好きになるように努力したの。
I made an effort to get to like natto. This is because I heard it was good for your health.
納豆を好きになるように努力したよ。健康にいいって聞いたので。
「雨降りにうんざり」のまとめ
この記事では、ナオとクリスティーンの会話を通じて5つの表現を学びました。
「雨降りにはうんざり」など、短く簡単なものばかりですが、これらが使えると表現が豊かに自然になりコミュニケーションが楽しくなります。
ダイアログを何度も声を出して読み、その他の例文の中でどのように使われているかを見て確認しましょう。
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この毎日降る雨にはうんざりだわ。