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「とても楽しかった」の英語21選|使い分けを解説

 2025/01/21 文法
この記事は約 16 分で読めます。
楽しかった
Yui
こんにちは。英語ライターのYuiです。
今回は、「とても楽しかった」は英語でどう言えばいいか紹介します。

よく使う表現なので、最後まで読んで正しく使いこなせるようになってください。

「英語で『とても楽しかった』をどう表現すればいいんだろう?」
「SNSで使える『とても楽しかった』を意味する、カジュアルでおしゃれな英語表現を知りたい」

このように楽しかったことを英語で伝えたいと思ったことはありませんか?
友達との旅行や映画の感想をSNSに投稿する際、ありきたりな表現に物足りなさを感じることがあるでしょう。

そのような疑問や悩みに答えるために、本記事では計21種類の「とても楽しかった!」を意味する表現を基本編と応用編に分けてご紹介します。

最後までお読みいただき、英会話で早速活用してみましょう!

アキラ

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラ、ナオ、Yui、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。

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目次

【基本編】「とても楽しかった!」を意味する英語表現

まずは「基本編」として、下記の8つの「とても楽しかった」を意味する英語表現のニュアンスを使い方について詳しく解説します。

  • I had a good(great) time. 「(とても)楽しい時を過ごせました。
  • I had such an amazing time!「とても素晴らしい時間でした。」
  • I had so much fun. / I had a lot of fun. 「私はとても楽しかったです。」
  • I really enjoyed it. 「とても楽しめました。」
  • It was enjoyable. 「楽しかったです。」
  • That was so much fun!「とても楽しかった!」
  • That was amazing! / That was exciting. 「すごく楽しめました!」
  • That was awesome!「とても楽しめました」

それぞれの表現で使用すべき場面や細かなニュアンスが異なります。

違いを知って、正しく使い分けられるようにしましょう。

I had a good(great) time. 「(とても)楽しい時を過ごせました。」

“I had a good time.”または、” I had a great time.”は、フォーマルなシーンからカジュアルな場面まで幅広く使える表現で、汎用性が高い表現です。

また、これらの表現は下記のような別れ際のシーンで相手に感謝の気持ちを伝えるときに使うことが多く、相手に良い印象を与えられます。

  • 友人との外食や所持のあと
  • パーティーやイベントのあと
  • 旅行や休暇から戻ってきたとき
  • デートの終わり

I had a good time at the party last night.
昨夜のパーティー、とても楽しかった
Thank you for inviting me, I had a great time.
招待してくれてありがとうございます。とても楽しかったです

I had such an amazing time!「とても素晴らしい時間でした。」

“amazing”は「素晴らしい」という意味を持つ単語で、その経験が特別で忘れ難いものであったことを強調する効果があります。

“good”や”great”よりもさらに強い感動や喜びを表現します。

旅行や印象的なイベントなど、特別な体験について話すときにピッタリの表現です。

I had such an amazing time exploring the city with you.
あなたと一緒に街を探索して、とても素晴らしい時間を過ごせました。

I had so much fun. / I had a lot of fun. 「私はとても楽しかったです。」

“I had so much fun.”、あるいは” I had a lot of fun.”は、新しい経験をしたあとや友人や家族との時間を過ごしたあとに、非常に楽しい時間を過ごせたことを表現する英語フレーズです。

経験の直後や別れ際で使うことが多く、場面によっては相手に感謝の気持ちを伝えられます。

I had so much fun playing games with my friends.
友達とゲームをしてとても楽しかったです
I had a lot of fun at the beach today.
今日はビーチでとても楽しい時間を過ごしました。

I really enjoyed it. 「とても楽しめました。」

“I really enjoyed it.“は、何かを本当に楽しんだり、満足したりしたことを伝えるときに使います。

「楽しかった」と以上に、強い満足感や喜びがあることを表現しています。

カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広いシーンで使えるため、汎用性の高い表現です。

I really enjoyed the concert last night.
昨夜のコンサート、とても楽しめました。
I really enjoyed your cooking.
あなたの料理、とても楽しめました。

It was enjoyable. 「楽しかったです。」

“It was enjoyable.”は、食事やイベントなどのあとに、楽しかったことや満足していることを伝えるときに使う表現です。

どのような場面でも使える汎用性の高い表現ではありますが、少しフォーマルな印象を与えます。

The workshop was very enjoyable.
このワークショップは、とても楽しかったです。
Dinner tonight was so enjoyable.
今夜のディナー、とても楽しかったです。

That was so much fun!「とても楽しかった!」

“That was so much fun!”は、何かが非常に楽しかったことをストレートに表現するフレーズです。

パーティーやコンサートなどのイベントの直後や、旅行や友人とのお出かけなど楽しかった経験を振り返るときに使います。

That was so much fun! Let’s do it again soon!
とても楽しかった! またすぐやろう!

That was amazing! / That was exciting. 「すごく楽しめました!」

“That was amazing.”あるいは” That was exciting.”は、何かに対する強い感動や興奮を伝えるときに役立つ英語表現です。

また、「とても楽しかった」と物事の感想を言うときだけでなく、相手の成果や努力を賞賛する際にも使えます。

That was amazing! The fireworks were incredible!
すごく楽しかった! 花火、最高だった!
That was exciting! I want to try it again!
すごく楽しかった !また挑戦したいな。

That was awesome!「とても楽しめました」

“awesome”は、10〜20代の若い世代に人気の表現です。

相手にカジュアルな印象を与えることから、フォーマルな場面での使用は避けましょう。

That was awesome! I can’t wait to do it again!
とても楽しかったです! またやりたいな!

【応用編】「とても楽しかった!」を意味するおしゃれな英語スラング

つづいて、応用編として下記の13個の「とても楽しかった!」を意味するおしゃれな英語スラングのニュアンスや使い方について紹介します。

  • I had a blast!「最高に楽しかったです!」
  • I had a ball!「超最高に楽しかったです!」
  • It was an absolute riot. 「大爆笑するほど楽しかったです。」
  • I had the time of my life!「忘れられないほど良い時間が過ごせました。」
  • I had a quite time!「すごく楽しい時間でした!」
  • That was lit. 「楽しかったです。」
  • I had a whale of a time. 「素晴らしい時間を過ごせました。」
  • I got a kick out of that!「刺激的で楽しかったです!」
  • That was unreal. 「夢みたいです。」
  • Let’s do it again sometime!「今度またやりましょう!」
  • Boy, that was fun!「うわぁ、すごく楽しかったです。」
  • That was sick. 「良い日でした。」
  • That was rad. 「すごく楽しかったです。」

それぞれの表現で使用すべき場面や細かなニュアンスが異なります。

違いを知って、正しく使い分けられるようにしましょう。

I had a blast!「最高に楽しかったです!」

“I had a blast!”は、友達とお祭りに行ったり、コンサートで盛り上がったりと興奮したときに使えるエネルギッシュな表現です。
アメリカでよく使われています。

I had a blast at the festival!
フェスが最高に楽しかった!

I had a ball!「超最高に楽しかったです!」

“I had a ball!”は、「とても楽しかった!」「最高に楽しんだ!」という意味を持つカジュアルな英語表現です。

このスラングは1920年代から使われており、現在でも広く使用されています。

“ball”は「舞踏会」を意味し、そこから派生して「楽しい時間」を意味するようになりました。
幅広い世代で使われていますが、フォーマルなシーンでは使うのはNGです。

We had a ball at the game last night.
昨夜の試合、超楽しかったよ。

It was an absolute riot. 「大爆笑するほど楽しかったです。」

“riot”は本来、「暴動」や「騒動」を意味する英語表現ですが、そこから派生して「大騒ぎ」を意味するようになりました。

コメディやお笑いライブなど、面白い出来事について話すときに最適な表現です。

非常に口語的な表現であるため、フォーマルなシーンでは使用を避けることをおすすめします。

The comedy show was an absolute riot!
そのコメディーショーは、大爆笑だった!

I had the time of my life!「忘れられないほど良い時間が過ごせました。」

“I had the time of my life.”は、特別な体験に対して「とても楽しかった」と表現する際に最適な表現です。

大切なイベントや旅行の後に、心から感動したことを伝えたいときに使うと良いでしょう。

カジュアルな表現ではありますが、フォーマルなシーンで使うこともできます。

Our honeymoon in Hawaii was amazing. I had the time of my life!
ハワイでの新婚旅行は最高だった。忘れられない時間を過ごしたよ!

I had a quite time!「すごく楽しい時間でした!」

“I had a quite time.”は、特別な経験や印象的な出来事について言及する際に使われる英語表現です。

「楽しかった」「印象的だった」とポジティブな意味だけでなく、「大変な経験をした」とネガティブな意味で使われることもあります。

英会話で使用する際には、トーンや追加の説明を通じて意図を明確にするようにしましょう。

I had a quite time at your dinner party. Thank you so much!
あなたのディナーパーティー、とても楽しかったです。ありがとうございます!

That was lit. 「楽しかったです。」

“That was lit.”は若者を中心に人気のスラングで、SNSやカジュアルな会話で高めのテンションで「とても楽しい!」「最高!」と表現するときに使われます。

非常にカジュアルな表現であるため、フォーマルな場面では使わないように気をつけましょう。

The concert last night was lit!
昨夜のコンサート、最高だった!

I had a whale of a time. 「素晴らしい時間を過ごせました。」

“I had a whale of a time.”は、旅行や特別なイベントで楽しい時間を過ごせたことを強調するときに使われる表現です。

本来“whale”は「クジラ」を意味しますが、楽しさの程度が大きいことを意味します。

フォーマルな場面での使用や過度な使用は避けましょう。
本当に特別な経験に限って友達や家族に伝えるときに使ってください。

We had a whale of a time exploring the countryside.
田舎を探索して素晴らしい時間を過ごせました。

I got a kick out of that!「刺激的で楽しかったです!」

“kick”は「刺激」や「興奮」を意味します。
新しい体験が想像していた以上に楽しかったときに使う表現です。
フォーマルな場面では使用を避けましょう。

I got a kick out of trying that roller coaster!
あのジェットコースター、刺激的でとっても楽しかった!

That was unreal. 「夢みたいです。」

“unreal“は「非現実的な」という意味を持つ単語です。
この表現は、美しい景色を見た時ときや驚いたときに「非現実なほど素晴らしい」「言葉にできないほど素晴らしい」と表現したいときに使います。
若い世代によく使われている表現です。
フォーマルな場面では使わない方が良いでしょう。

The view from the mountaintop was unreal.
山頂からの景色は夢のようでした。

Let’s do it again sometime!「今度またやりましょう!」

“Let’s do it again sometime!”は「今度またやりましょう」という意味を持つ表現で、別れ際やイベントの終わりに使うことが多いです。
しかし、会話の流れや状況によって、真剣な意図を持つ場合と、単なる社交辞令として使われる場合があるので、状況を見極めることが大切です。

It was so much fun hanging out today. Let’s do it again sometime!
今日はとても楽しかった!また今度やろうね!

Boy, that was fun!「うわぁ、すごく楽しかったです。」

この表現で使われている“Boy”は、「男の子」ではなく、「うわぁ」といった感嘆詞です。
純粋な喜びと楽しさを伝えるときに使います。
カジュアルで親しみやすい表現であることから、友人や家族との軽い会話にピッタリです。
フォーマルなシーンでは使わないように気をつけてください。

Boy, that was fun! I can’t wait for the next trip!
うわぁ、すごく楽しかった。次の旅行が待ち遠しいよ!

That was sick. 「良い日でした。」

“sick”は「病気の」や「うんざりする」といったネガティブな意味で使われることが一般的ですが、スラングとしては「最高」や「カッコイイ」といったポジティブな意味で使われることがあるため要注意です。
日本語の「ヤバい」と同じような言葉ですね。

主に若者の間で使われる言葉です。
フォーマルなシーンでは使用を控えましょう。

That new skateboarding trick was sick!
新しいスケボーのトリック、最高だった!

That was rad. 「すごく楽しかったです。」

この表現で使われている“rad”は”radical”「過激な」の短縮形です。
これは1980〜1990年代に生まれた表現で、純粋な興奮や感動を伝えるのに適しています。

ただし、この表現も非常にカジュアルであるため、使用する場面や相手には気をつけましょう。

The surf session this morning was rad!
今朝のサーフィンのセッション、すごく楽しかった!

「とても楽しかった」を意味する英語表現はたくさんある!状況や相手によって正しく使い分けよう!

本記事では、「とても楽しかった」を意味する英語表現を基本編と応用編に分けて計21個紹介しました。

それぞれの表現でニュアンスや使用すべき場面が異なります。
場面によって正しく使い分けられるようにしましょう。

この記事を参考にしながら英語表現の幅を広げて、英語でのコミュニケーションをさらに楽しんでください。

なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。

詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。

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ライター紹介 ライター一覧

Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

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