翻訳の専門学校/通信講座を選ぶときに失敗しない3つのポイント
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
「翻訳家になるには、専門の学校に行った方がいいのかな?」
「でも、どの学校に行けば本当に翻訳家になれるのか分からない」
社会人になってから翻訳家になるための勉強を始めようと思ったとき、誰でもこの問題に直面します。
それに、通学型の専門学校だけでなく通信教育講座もあるので、どっちがいいか迷いますよね。
そこで、この記事では、社会人が翻訳者を目指して勉強するときに、通学型の翻訳専門学校と通信教育ではどちらを選ぶべきかと、翻訳の専門学校を選ぶときの3つのポイントについてお話しします。
あなたの目的に合った専門学校を選ばなければ、努力したのに結果が出ないという悲しいことになります。
翻訳家になるためのスタート地点で失敗しないように、この記事を参考にしてあなたに合った翻訳の専門学校を選んでください。
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目次
専門学校と通信教育ではどちらを選ぶべきか
翻訳の勉強をするには、専門学校に通学する方法と、通信教育講座を受ける方法があります。
翻訳専門学校と通信講座では、それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあります。
翻訳専門学校のメリットとデメリット
- 先生に直接質問できる。
- 「翻訳家になれる」ことを実感できる。
- 勉強仲間ができる。
デメリット
- 翻訳専門学校は都会にしかない。
- 通学に時間がかかる。
- 費用(授業料)が高い。
通信講座のメリットとデメリット
- 空き時間を利用して勉強することができる。
- 通学する必要がないので、その分の時間を勉強に使うことができる。
- 一般的に、翻訳学校より費用が安い。
デメリット
- 先生に直接質問できない(ほとんどの講座でメールでの質問だけ)
- 勉強仲間ができない
通学型の翻訳専門学校と通信講座のどちらで勉強しても翻訳者になることはできます。
しかし、翻訳経験のない人が翻訳を初めて勉強するなら、翻訳の専門学校に行く方が、短期間に大きく成長できるように思います。
なぜなら、実際にプロ翻訳者に会って話をして、「自分も翻訳家になれる」ことを実感できると、モチベーションがかなり上がるからです。
ただし、翻訳学校によっては、プロ翻訳者じゃなくて、その翻訳学校の講座を終了しただけの素人翻訳者が講師をしていることもある。
そやから、翻訳学校を選ぶときは、「誰が指導しているか」をしっかり確認した方がええ。
モチベーションが出るかどうかは精神的なことなので、やる気に溢れている人には関係ないかもしれませんが、初めて翻訳の勉強をする人にとっては大きな違いになります。
また、通信教育の場合は、ついつい途中で投げ出してしまいがちですが、通学型のスクールの場合は、ほとんどの人が最後までやり遂げる傾向があります。
もちろん、通信教育講座で勉強しても翻訳家になることはできる。
実際に、僕が指導する通信講座の受講生は、翻訳トライアルに合格して仕事を始めることができている。
僕が指導している翻訳講座については、下のページから参加できる無料のメール講座で説明している。
社会人が翻訳の専門学校を選ぶときの3つのポイント
社会人が翻訳専門学校を選ぶときは、「通学しやすい」とか「大手企業が運営しているから」というような理由で選ぶと失敗することになります。
なぜなら、翻訳専門学校のすべてが、プロ翻訳者になるための指導をしているわけではないからです。
たとえば、私が訪問したことのある大手翻訳学校では、講師はプロ翻訳者ではなく、その講座の修了生でした。
つまり、素人翻訳者が講師をしていたのです。
素人から学んでプロになれるとは思えません。
また、講座が修了した後に翻訳の仕事を始めるための道筋は用意されておらず、「自分で勝手に努力してね」という態度でした。
こういう翻訳専門学校は、趣味レベルで翻訳を勉強する人にはちょうどいいのですが、プロ翻訳者として仕事をするために翻訳を勉強したい人には向いていません。
翻訳を仕事として勉強したいなら、翻訳専門学校を選ぶときは、以下の3つのポイントを確認してください。
- プロの翻訳者が指導しているか。
- 希望するプログラムが提供されているか。
- 仕事を始めるための手段が提供されているか。
以下に、それぞれについて説明します。
プロ翻訳者が指導しているか
すでにお話ししたように、翻訳専門学校によってはプロ翻訳者でない人が指導していることがあります。
アマチュア翻訳者に翻訳を指導する資格があるとは思えません。
プロの実力を持っている人の指導を受けなければプロになることはできませんので、誰が指導しているのかを必ず確認してください。
希望するプログラムが提供されているか
「本当は映画の字幕を作る仕事をしたいけど、近所に字幕翻訳を教える学校がないから、とりあえずビジネス翻訳の勉強をしよう」
というような選び方をしていると、目標を達成するまでにかなり遠回りをすることになります。
目標に直結する翻訳専門学校を選ぶことをおすすめします。
もし通学型の翻訳学校が近所にないなら、目的とする講座を提供している通信講座を選びましょう。
仕事を始めるための手段が提供されているか
カリキュラムを修了したときに、翻訳の仕事を始める道筋が作られているかどうかを確認してください。
翻訳専門学校によっては、
- 翻訳トライアルに必要な履歴書・職歴書の書き方の指導を受けられる
- 翻訳会社のトライアルを受けられる
- トライアルに不合格のときはアドバイスをもらえる
など、翻訳者になるための道筋が作られています。
講座が修了したときに、こうしたサポートがあるかどうかを確認しましょう。
詳しくは、無料の翻訳講座に参加してほしい。
翻訳家になるには
この記事では、翻訳の専門学校と通信教育ではどちらを選ぶべきかと、翻訳の専門学校を選ぶときの3つのポイントについてお話ししました。
翻訳専門学校を選ぶときのポイントとは、以下の3つですね。
- プロの翻訳者が指導しているか。
- 希望するプログラムが提供されているか。
- 仕事を始めるための手段が提供されているか。
翻訳学校選びで失敗すると、いつまで経っても翻訳家になることはできません。
この記事を参考にして、あなたに合った翻訳の専門学校を選ぶことをおすすめします。
なお、翻訳専門学校と通信講座のどちらを選ぶべきか迷っていたり、どの翻訳専門学校に行くべきか迷っている場合は、以下のページでメール講座に参加してください。
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