「所属する」は英語で?驚くほど簡単に使える便利フレーズ8選
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「所属する」の英語を紹介します。
会社勤めをしている人なら「営業部に所属の○○です」のような言葉は日常的に使うでしょうし、学校の部活や趣味の集まりに所属している人なら「サッカー部に所属しています」のような言葉を使いますよね。
この「所属する」は英語でどのように表現すればいいのか、例文を使って説明します。
目次
定番の「所属する」の英語
文字通り「所属する」という意味の英語は「belong」で、発音をカタカナで表すと「ビロング」です。
「belong」は「belong to~」という形で「to」と一緒に使われます。
「所属する」と言いたいときに迷ったら、とりあえず「belong」を使えば意味は通じるので必ず覚えておきましょう。
なお、「belong」の過去形と過去分詞形は、どちらもbelongedです。
会社に所属する
I work for that company.
私は、その会社で働いています。
これは最も一般的でシンプルな表現です。
「私が所属する会社」と言いたいときは、以下のように言えます。
The company I work for is located in Tokyo.
私が所属する会社は東京にあります。
I belong to that company.
私は、その会社に所属しています。
これは、その会社に属しているという意識を強調したい場合に使います。
部署/ 事務所に所属する
Which department do you belong to?
あなたはどこの部署に所属していますか。
Do you know which office Matsuko Deluxe belongs to?
マツコ・デラックスが所属する事務所を知っていますか。
チーム・クラブに所属する
He belongs to a famous team.
彼は有名なチームに所属しています。
I belong to a running club.
私はランニングクラブに所属しています。
主語がモノの場合
belongの主語は人や動物だけでなく、モノを主語にすることもできます。
This book belongs to the library.
この本は図書館に属しています(この本は図書館のものです)
所属意識
「~への所属意識が強い」と言いたいときは、「a sense of belonging to~」という形で使います。
People with a strong sense of belonging to the company seem to volunteer to work overtime more.
会社への所属意識が強い人ほど、サービス残業を進んでやるそうです。
(会社に所属しているという強い感覚を持っている人は、よりたくさん時間外にすすんで仕事をするようです)
※「sense」=感覚、「volunteer」=自発的にする、「overtime」=時間外に
無所属
「無所属」の英語は、一般的には「independent(独立している)」がよく使われます。
independentには「無所属の人、政党に属さない人」という意味もあります。
所属部署
「所属部署」の英語は、「one's department」で表現できます。
What is your department?
あなたの所属部署はどこですか。
前置詞「in」を使う
「所属する」という意味の英語ではありませんが、日常英会話で「所属する」という意味でよく使われるのは前置詞の「in」です。
「in~」には「~の中にいる」という意味があるので、意味的には「所属する」と解釈できるわけです。
My son is in the soccer club.
息子はサッカー部に所属しています。
I work in the manufacturing division.
私は製造部門で働いています。
※「manufacture」=製造する、「division」=部門
前置詞「from」を使う
「in」と並んで「所属する」という意味でよく使われる英語は「from」です。
この記事を書いていて思い出しましたが、アメリカの会社で仕事をしていたとき、私も取引先に電話をかけるときに「(会社に)所属する」という意味で「from」をよく使っていました。
I am Mary from the Sales Department.
営業部に所属のメアリーです。
Hello? Is Charles from Sales there?
もしもし、販売部門に所属のチャールズさんはいらっしゃいますか。
「~の一員です」を使う
「a member of~」(~のメンバー)や「(a) part of~」(~の一部)を使って「所属」の英語を表現することもできます。
I'm a member of the sales team.
私は販売チームのメンバーです。
She is part of the sales team.
彼女は販売チームの一員です。
ただ、「a」なしで「part of~」の方が自然に聞こえる。
その他の「所属」に関係する英語
「affiliate」の意味と使い方
「アフィリエイト」と言うと、ブログなどで商品を紹介して報酬をもらうネットビジネスの形態を思い浮かべる人がほとんどだと思います。
でも、英語の「affiliate」には、「提携する」「親密な関係を結ぶ」という意味があるため、使い方によっては「所属する」に違い意味で使うことができます。
My grandfather is affiliated with the Liberal Democratic Party.
私の祖父は、自民党に所属しています。
※「Liberal Democratic Party」=自民党
「所属する」を使わない表現
「所属する」というという英語を使わずに表現することもできます。
たとえば、「当事務所に所属するタレントは~」と言いたいときは、「当事務所が管理するタレント」と表現することもできます。
All the artists our office manages can speak English.
当事務所の所属タレントは全員、英語を話すことができます。
(当事務所が管理するすべてのタレントは、英語を話すことができます)
その他
最後に「所属する」や「管理する」のような言葉を一切使わずに、「所属する」を表現する方法を紹介します。
According to their agency, that popular actress and the comedian are just friends.
所属事務所によると、その人気女優とお笑い芸人は、ただの友達ということです。
上の英文では、「所属」という言葉は使わずに「their agency」(彼らの事務所)という言葉で表現している。
英会話を独学で身につける勉強法とは?
この記事では、「所属」の英語について説明しました。
簡単な単語を使って表現できるので、今日から英会話で活用してください。
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