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【読者限定】一度覚えると忘れない! ラクして 単語を身に付ける方法

単語帳とノートとペン

このページは、英語メール講座に登録くださった方だけが読むことができるページです。


こんにちは。戸田です。

英語メール講座にお申し込みいただきありがとうございます。

ここでは、楽に単語を覚えて忘れなくなる勉強法についてお話しします。

ひょっとすると、学校や塾で習った単語の覚え方とぜんぜん違うので、最初は戸惑うかもしれません

「何これ?」と思うかもしれません。

でも、考えてみてください。

学校や塾で習った単語の覚え方では、単語を覚えられないのですよね?

その単語の覚え方で、英語を話せるようになりましたか?

ネイティブの英語を聞き取れるようになりましたか?

おそらく、受験やTOEICなどの筆記試験で点数が上がっただけではないでしょうか。

筆記試験の点数が上がれば満足な人は、この記事で紹介する勉強法は必要ありません。

でも、「英語を話せるようになりたい」「ネイティブの英語を話せるようになりたい」という人は、ぜひ最後まで読んで、この勉強法を取り入れてください

きっと満足いただけるはずです。

はじめに

「それでは、さっそく単語の覚え方を」・・・と思いましたが、その前に「戸田って誰なの?」と思われているかもしれませんので、まずは自己紹介をさせてください。

「すでに知ってるよ!」という方は、『楽に単語を覚えて忘れない方法』から読み始めていただいても結構です。

今でこそ英語のプロとして活動している私ですが・・・

私は、大阪で翻訳事務所を運営しています。

また、英語学習のための情報発信も行っており、ウェブサイトやメルマガで、英語を効率的に身に付けるノウハウをお伝えしています。

英語力だけを頼りに生計を立てられるようになって10年以上になりますが、英語を身に付けるまでの道のりは平坦なものではありませんでした。

大学卒業後に、ニュージーランドにワーキングホリデー留学し、その後さらにアメリカのカレッジに留学しました。

でも、なかなか英語が上達しなくて悩みました。

アメリカでカレッジを卒業した後に現地の会社に就職してから、英語学習のコツを見つけて上達するようになり、TOEICは一発で940点を取ることができました。

今では10年以上、英語だけで生計を立てています。

でも、それまでは本当にダメダメでした。

なぜ英語が身に付かなかったのか?

それは間違った方法で勉強していたからです。

英語は、間違った方法でいくら努力しても身に付きません。
英語を身に付けるためには、正しい方法で学ぶ必要があります。

私は身をもってこのことを経験しました。
そして正しい方法を身に付けたとたん、英語力はグングン伸びました。

英語メール講座では、日本で生活していて、日常的に外国人と会話する機会のない人が英語を身に付けるための勉強法を公開しています。

きっとあなたの英語学習の役に立つはずです。

楽に単語を覚えて忘れない方法

ここでは、楽に単語を覚えて忘れない方法についてお話しします。

つまり、以下のような単語の覚え方です。

  1. 簡単に覚えられる。
  2. 覚えた単語を忘れない。
  3. 他の似た単語と確実に区別して覚えられる。
  4. 必要なときに簡単に思い出せる。
  5. 英会話のときに使える。

どのように単語を覚えれば、そんな夢のようなことが実現するのでしょうか?

それは、以下のように覚えることです。

  1. 英文ごと覚える。
  2. 右脳を活用する。
  3. 声に出して練習する。
  4. 耳で聞いて覚える。
  5. よく見かける単語を覚える。
  6. 体を使って覚える。

これらの方法を使うことで、あなたの単語力・英語力はグングンと伸び始めます。

以下に、1~6のそれぞれについて説明しますね。


英文ごと覚える

単語だけを覚えようとしても、次の日にはほとんど忘れています。

脳の性質上、むりやり棒暗記した単語はすぐに忘れてしまうのです。

また、似たような単語も一緒に覚えた場合は、似た単語との区別が付かなくなってしまいます

しかも悪いことに、市販されている単語集の多くでは、アルファベット順に単語が書かれている
ため、似たような単語がたくさん並べて紹介されています。

だから、次の日には、どれがどれか分からなくなってしまいます。

そこで、一度覚えた単語を忘れないようにするには、単語だけを覚えるのではなく、1文まるまる覚えることです。

たとえば、「attribute(~を~のせいにする)」という単語を覚えるなら、以下のように、英文ごと覚えるのです。

Ken attributed his success to his partners.

ケンは、うまくやれたのは仲間のおかげだと言った。

単語だけ覚えるのなら「attribute(~を~のせいにする)」だけ覚えればよかったのが、一文まるまる覚えるとなると、覚えることが多くなるので大変そうに思えます。

しかし、人間の脳はそんなに単純ではないのです。

人間の脳は、無味乾燥な単語を棒暗記するような作業が得意ではありません。

なんとか覚えたとしても、すぐに忘れてしまいます。

逆に、人間の脳は、ストーリー性のあることを覚える方が得意なのです。

このため、単語だけを暗記するより、「ケンは、うまくやれたのは仲間のおかげだと言った。」のような文章にして覚える方が記憶に残るのです。

もちろん、「ケン」の代わりに、あなたの知り合いの名前を使った方がストーリーに現実味が加えられるので覚えやすくなります。


さらに、単語だけを覚えた場合には英会話や英作文のときに、まったく役に立ちません。
単語だけを覚えても、単語の使い方が身に付かないからです。

しかし、英文の中に組み込んで覚えることで、単語の使い方も同時に覚えられます。

つまり、英文ごと覚えることで、以下が可能になります。

  1. 簡単に覚えられる。
  2. 英会話や英作文で使える。

なお、英文を覚えるときは、

  1. 英文を見て日本語に訳す。
  2. 日本語文を見て英文に訳す。

という練習を繰り返して、完全に覚えてしまいましょう。


右脳を活用する

記憶術の本を読んだことのある人ならご存じかと思います。
人間は無味乾燥な言葉や数字を覚えるよりも、言葉や数字をイメージとして覚える方が得意です。

イメージを司るのは右脳の役目なので、右脳を活用することで記憶力がうんとアップします。

たとえば、円周率のような長い数字を覚えるとします。

3.1415926535…….

のような数字を棒暗記することは、人間の脳は苦手です。

しかし、3は枝豆、1は野球のバット、4は傘のように、最初に数字とイメージを対応付けて覚えておいてから、

枝豆とバットと傘

枝豆を野球のバットで打ったら、遠くにいたおじさんの傘に当たった」というようにストーリー仕立てのイメージで覚えると、簡単に覚えられて忘れにくくなります。


これと同じことを単語を覚えるときにも利用します。

人間の脳は、目で見ただけの文字情報を覚えるより、イメージとして覚える方が得意です。
だから、たいくつな文字を覚えるのではなく、想像力を駆使して実際に外国人と話している場面を想像するといいのです。

言い換えれば、「イメージトレーニング」を語学の習得に利用するということです。

たとえば、先ほどの「attribute」という単語を覚える場合について考えてみます。

Ken attributed his success to his partners.

ケンは、うまくやれたのは仲間のおかげだと言った。

この英文を覚えるときに、イメージを活用することで記憶をさらに強化できます。

たとえば、以下のように想像してみましょう。

あなたの友達の健二さんが、野球の試合でヒットを打ち、そのおかけで試合に逆転勝利できました。
健二さんは、うまくヒットを打てたのは仲間の応援のおかげだと言っています。

野球少年

「健二さんは、どんな表情でよろこんでいますか?」
「仲間は、どんな言葉を投げかけていますか?」
「天気はどうですか?」

面倒くさいようですが、こんなふうに細かいところまで想像しながら英文を覚えると記憶が定着しやすくなります。

細かい内容をイメージするのが苦手な場合は、外国人に話しかけているつもりで練習するだけでも十分に効果があります。


声に出して練習する

単語を覚えるときには、本やノートに書かれた文章を目で見ているだけではダメです。

必ず、声に出して練習することです。

つまり、「右脳を活用する」で説明した方法でイメージの力を利用しながら声に出して練習します。

声に出すことで、以下のような効果があります。

  1. 発音とイントネーションの練習になる。
  2. 自然と自分の耳で聞くことになるので聞き取りの練習になる。
  3. 目、耳、口の3つを使うことになるので、目で見ただけの場合より、記憶に残りやすくなる。
  4. 英語の発音に使う筋肉のトレーニングができるので、英会話のときに話しやすくなる。

電車の中などでは声に出すのは恥ずかしいかもしれませんが、口の中でモゴモゴやるだけでもかまいません。

信じてください。

たったのこれだけで、効果がぜんぜん違ってきます。


耳で聞いて覚える

「声に出して読み上げる」に少し書きましたが、単語を覚えるときには身体全体を使って覚える方が効果的です。

つまり、目、口、耳をすべて使うことで記憶力が数段アップして、まさに「身体で覚える」状態になるのです。

耳で覚えるには、CDなどの教材が必要になります。
あなたのレベルに合ったCD付き教材を見つけて繰り返し聞いてください。

この場合も単語だけを読み上げるような教材ではなく、単語を含む例文ごと読み上げてくれる教材が必要です。

そして、一文聞いたら、聞いた英文をマネして自分の口で言ってみるという作業を繰り返すのです。

読み上げられた英文をそっくりそのままマネするわけです。

耳で聞いた音声を声に出して練習することで、以下の効果があります。

  1. ネイティブの発音とイントネーションを身に付けられる。
  2. リスニングが上達する。
  3. 英語の発音に使う筋肉のトレーニングができるので、英会話のときに話しやすくなる。

この方法はものすごく効果がありますので、絶対にやってください。


体を使って覚える

イメージを使って単語を覚えるときは、じっと座ったまま覚えるより、立ち上がって誰かに英語で話しているかのように身振り手振りを使って覚える方が記憶に残ります。

こうすることで、眼、耳、口、体のすべてを使って単語を覚えることができます。

じっと座ってノートを見ているだけより、何倍も記憶力が高まりますよ。

バカなことを言うな!

と思うかもしれませんが事実です。

実際に、私の友人の英会話講師は、英会話レッスンのときに立ち上がってジェスチャーを付けて話すように生徒に指導しています。

こうすることで、学習能力がグンと上がるからです。

体を使って覚えた方が、英会話のときに役に立つ英語力が付きます。


よく見かける単語を覚える(中級以上)

ある程度の英語力のある人は、TOEICなど試験対策の勉強をするのでなければ、単語教材を使って覚える方法はお勧めしません。

というのは、単語集に載っている単語は、いろいろな分野の単語が集められているため、あなたの生活では役に立たない単語が多いからです。

たとえば、私は技術関係の翻訳を専門にしていますので、政治や経済に関する単語を覚えてもほとんど役に立ちません。

それよりは、技術関係の本や雑誌でよく見かける単語を覚えた方が役に立ちます。

ですので、プライベートや仕事でよく見かける単語を覚えていくのが、使える単語を身に付ける一番の近道です。

そうすることで、以下のようなメリットがあります。

  1. 使わない単語を覚える必要がない。
  2. 覚えた単語がすぐに役に立つ。
  3. よく見かけるので、自然に覚えられる。

まだ、英語初級者の方は、単語教材を使って基本的な単語をしっかりと覚えてください。

ざっくりとした目安ですが、TOEIC 700点くらいの英語力までは単語教材を使った方がいいです。

でも、英字新聞やペーパーバック(英語の小説など)をある程度読める英語力が身に付いたら、よく見かける単語を覚えていくのが効率的です。

英会話で使える単語帳の作り方

役に立つ単語帳を作るなら、「英文ごと覚える」で説明したように英文ごと書いた単語帳を作ることです。

つまり、下の例のように英語の例文を書き出したメモを作ります。
単語リスト

(字が下手なのは気にしないでください。不器用なのです(涙))

書き込む単語は、仕事やプライベート、英語学習でよく見かける単語です。

また、書き込む英文は、まだ英語初心者の場合は、辞書や教材などに載っている例文をそのまま書き込んでもかまいません。

でも、少し慣れたら、辞書や教材などに載っている例文の単語を一部だけ入れ替えて、自分に身近な英文に作り替えましょう。

たとえば、先ほど紹介した以下の例文

Ken attributed his success to his partners.
ケンは、うまくやれたのは仲間のおかげだと言った

であれば、

My daughter attributed her success to me.
娘は、うまくやれたのは私のおかげたと言った。

に置き換えるという具合です。

このような単語帳を作って、ここまでに紹介した方法で単語を覚えていきます。

右端の「レベル」は、アルクが英語学習者にとって有用であると判断した語彙1万2000語を選び出し、基礎から上級へと12のレベルに区分したレベルです。

以前は、「この単語は覚えた方がいいのかな?」と迷った場合は、このレベルを確認し、レベルの低い単語を優先して覚えることをおすすめしていました。

⇒ レベル別語彙リストSVL12000

しかし、2021年8月16日現在、SVL12000は公開されていません(再び公開されるかもしれないのでリンクは残しています)。

ですので、レベルは気にせずに、よく見かける単語を優先して覚えていってください。

単語帳の左ページの英語を見て日本語で言えるようになったら、右ページの日本語を見て英語に訳してください。

英語から日本語、日本語から英語に訳す練習を繰り返すわけです。

しばらくすると、覚えた英語を会話で使えるようになっていることに気付くはずです。

これをやると失敗する!単語の覚え方

ここでは、効果の出ない単語の覚え方について説明します。

間違っても、ここで紹介する方法で単語を覚えないでください。
失敗することを100パーセント保証します。

失敗する単語の覚え方というのは、次のような方法をいいます。

  1. なかなか単語を覚えられない。
  2. やっと単語を覚えてもすぐ忘れる。
  3. 2、3日経つと他の単語とごっちゃになる。
  4. なかなか思い出せない。
  5. 英会話や英作文で使えない。

どうですか?あなたも経験があるのではないでしょうか?

長年の学習経験から、受験やTOEIC対策でやるような英単語の覚え方は、英会話や英作文など現実世界ではまったく通用しないことが分かりました。

以下に、代表的な失敗する単語の覚え方を紹介します。

ダメな方法1:単語カードの表に単語を書き、裏にその意味を書く。

たとえば、以下のようなカードタイプの単語帳を使った覚え方です。

失敗する単語帳

文房具店に行くと、手のひらに入る小型サイズの単語帳が売られているので、その表に英単語、裏に日本語を書くという方法が一般的に使われます。

英単語を見て日本語訳を思い出したり、その反対に日本語を見て英単語を思い出したりする方法です。

カードをポケットに入れておけば、いつでも勉強できるため、手軽で効果的な方法に思えます
ね。
学校の休み時間や電車の中で勉強するときには、この方法で勉強したくなってしまいます。

しかし、この方法はお勧めできません。

カードタイプの単語帳では失敗する理由

第1に、他の単語と混乱します。

上の単語の例を使いますと、その日に「constitution(構造)」という単語だけを覚えた場合は問題ありません。

でも、同じ日に「constitution(構造)」という単語と「contribution(貢献)」という単語の両方を覚えたとします。

次の日にどっちの単語が「構造」で、どっちの単語が「貢献」だったか覚えていられるでしょうか。

似たような単語どうしですので、ほとんどの人は、どっちが「構造」でどっちが「貢献」か分からなくなってしまいます。

第2に、棒暗記なのですぐに忘れてしまいます。

普段からよく使う言葉なら、棒暗記で覚えても何度も見ているうちに覚えられます。

でも、あまり見ない単語なら2日もすれば忘れてしまいます。

いくら苦労して単語を覚えても、忘れてしまっては意味がありませんよね。

第3に、英会話や作文のときに使えません。

この方法でムリムリ覚えたとします。

残念なことに、この覚え方では、単語だけを単独で暗記したため、英会話や英作文のときに英文に組み込んで使うことはできません。

つまり、単語の意味をせっかく覚えたのに、その使い方が身に付いていないということです。


ダメな方法2:語呂合わせで覚える

多くの学生が歴史の年号を語呂合わせで覚えると思います。
それを英単語に利用したものです。

たとえば、「agony(苦痛)」という単語を覚えるのに、「アゴに苦痛のアッパーカット」というふうに暗記したのです。

「アッパーカット」というのはボクシングのパンチで、肘を曲げたままで下から上に相手のアゴを突き上げる方法です。

男性の顎を殴る女性

実際に、このような覚え方を大量に紹介する参考書が売られていて、私もその参考書を使って暗記しました。

この方法だと、単語カードを使う方法より短時間に単語を覚えることができます。
また、頭の中で似たような単語がごちゃごちゃになることもありません。

しかも、この方法で覚えた単語は、20年が過ぎた今でもかなり覚えています。

この方法で大量に単語を覚えた私は、単語力を武器にして大学受験を乗り切りました。
このときの私は、自分は英単語をたくさん知っている、すごい英語名人だ、と思っていました。

しかし、大学を卒業してから初めて留学したときに問題が発覚しました。

会話のときに、まったく単語を思い出せないのです。
口から出てくる言葉といえば、中学1年生レベルの単語だけ・・・。

当然ですね。

語呂合わせの覚え方では、英語から日本語を思い出すことはできますが、日本語から英語を思い出すことはできません。

それに、会話の途中で「アゴに苦痛のアッパーカット」などと頭の中で単語を思い出していては話についていけません。

また、相手の話を聞くときも、文章を読み書きするときも、単語を思い出すのに時間がかかるのでまったく役に立ちませんでした。

楽に単語を覚える方法のまとめ

雲の前にメールなどの画像

いかがでしたか?

私が受験生のときは、「単語は書いて覚えるもの」というのが常識でした。
体を使った方が覚えられるし、試験では正しいつづりで書くことが必須だからです。

でも現実社会では、単語のスペルを正しく書く知識は、それほど重要ではありません。
なぜなら、スペルを間違っていたらワープロソフトのスペルチェック機能が教えてくれるからです。

現実社会で仕事やプライベートで英語を使うなら、単語を正しく書けることよりも、英会話や英作文で使いこなせることの方がずっと重要なのです。

もしあなたが、英語の筆記試験の点数さえ上がればいいというなら、昔ながらの「書いて覚える方法」で問題ありません。
でも、使える英単語を身に付けたいなら、この記事で紹介した方法で単語を覚えてください。

後悔することはないはずです。


なお、今日から、やり直し組が英語を最短で身に付ける勉強法を公開する無料メール講座をお送りします。

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※学習法の効果には個人差があります。