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「早い」は英語で?今すぐ使える「早い/速い」の英語4パターン

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

笑顔のアキラ

今回は、「早い」の英語についてお話します。

「はやい」という言葉には、「早い」と「速い」の2種類があります。

「早い」には、「朝早い」など「ある基準より時期が前である」「あまり時間が経っていない」という意味があります。

これに対して「速い」には、「仕事が早い」など「ある動作を完了するのにかかる時間が短い」という意味があります。

この記事では、最初に「早い」の英語について説明し、その後で「速い」について説明します。

最も一般的な「早い」の英語

「朝早い」など「時期が早い」「予定より早い」というときの「早い」の英語は「early」です。

「early」には、 「通常の時間や予定していた時間より前の時間に起こる」という意味があります。

The train was five minutes early.

電車は5分早かった。
(5分早く到着しました)

How early do you have to get up tomorrow?

あなたは明朝、どのくらい早く起きなくてはならないのですか?

電話をかける女性

Am I too early?

早く来すぎましたか?
(私は早すぎですか)

I am an early riser for sure.

私は筋金入の早起き者です。
(私は本当に早起きなんですよ)

※「riser」=起きる人、「rise」(起きる)に「r」を付けた形、「for sure」=確かに

「early」は、予定より人の家に早く行ったときとか、誰かを迎えに行ったときに早すぎたときなどによく使う。

なるほど。

また、「early」には「何らかの期間の最初の部分」という意味もある。

My sister is in her early 30s(thirties).

私の姉は三十代前半です。

三十代という期間(10年間)の最初の部分という意味で「early」が使われる。

だったら、四十代前半やったら「in her early 40s(forties)」か?

そのとおり!
ちなみに、「三十代後半」みたいに「~代後半」というときは「in her late 30s」のように「late」を使う。

「もうすぐ」「間もなく」の英語

「もうすぐ」「間もなく」などの意味では「soon」を使います。

She will be here soon, any minute now.

彼女はすぐに来ますよ。もうすぐにでも。

※「any minute now」=すぐにでも

I hope you will feel better soon.

(体調が)早く良くなるといいですね。
(早くあなたが良く感じることを望みます)

メガネをかけた女性

How soon can you send me the details?

早く欲しいけれど、いつ詳細を送ってくれますか?
(どれくらい早く、詳細を私に送ることができますか)

※「send」=送る、「detail」=詳細

Call me as soon as you get home.

家に着いたらすぐに電話してください。

「How soon~?」には「どのくらいすぐに?」という意味があり、相手を急がせる意味で使うことがある。

How soon can you finish this?

最短で、どれくらいでこれを終えられますか?

なるほど。

それから、「as soon as possible」もよく使われる。

「できるだけ早く」という意味があり、略して「ASAP」と書いたり言ったりする。

その他の言い方

「early」や「soon」を使わずに、「時期的に早い」という意味を表す言葉を紹介します。

You need to buy the ticket in advance.

事前にチケットを購入する必要があります。

※「in advance」=事前に、前もって

I am going to let you know beforehand.

事前にあなたに教えてあげます。

※「beforehand」=事前に、前もって

「beforehand」と「in advance」は、ほぼ同じ意味がある。

どっちを使っても同じってことか!

My son was born six weeks prematurely, so we were very concerned then.

息子は6週間ほど予定日より早く産まれたので、当時はとても心配でした。

※「be born」=~が生まれる、「prematurely」=時期尚早に、「be concerned」=心配する、「then」=そのとき

「速い」の英語

ここまでは「早い」の英語についてお話ししましたが、ここでは「速い」の英語についお話しします。

「速い」は、ある動作を完了するのにかかる時間が短いという意味の言葉です。

Don't speak so fast.

そんなに速く話さないでください。

You speak so fast (that) I cannot follow you.

あなたは話すのが速いので、あなたの話についていけません。

※「so~that・・」=とても~なので・・

走る4人の子供

Kenji is the fastest runner in the class.

ケンジは、クラスで一番走るのが速い。
(ケンジは、クラスで一番速い走者です)

We appreciate your fast service.

迅速な対応に感謝しています。

※「appreciate」=感謝する

「fast」は、主に「動きが迅速である」という意味で使われる。

なるほど!

Rapid aging of the population is a huge problem here in Japan.

人口の急速な高齢化は、ここ日本では大きな問題です。

※「rapid」=迅速な、「age」=高齢化する、「population」=人口、「huge」=巨大な

「rapid」には、「急速な」「急激な」「高速な」という意味がある。

「fast」と「rapid」の違いは何?

「fast」は日常会話で気軽に使える。

「rapid」はフォーマルな言葉やから、論文など硬い文章でよく使われる。

There is nothing more needed than a quick response if you ask me.

私に言わせると、素早い対応がなによりも必要とされています。
(もし私に質問するなら、素早い対応より必要なものは何もありません)

「quick」は、「動作や行動が迅速で時間がかからない」という意味がある。

「fast」と「quick」の違いは何なん?

ざっくり言うと、「fast」はスピードを表す言葉で、「quick」は時間を表す言葉や。

That car is very fast.

あの車はすごく速いなあ(走るスピードが速い)

The car quickly pulled over.

その車は、素早く停車しました(停車するのにかかる時間が短い)

※「pull over」=路肩に停車する

なるほど!

それから、「quick」には「頭の回転が速い」という意味もある。

He is quick.

彼は頭の回転が速いね。

He is quick in understanding the meaning of words.

彼は、言葉の意味を理解するのが速いです。

でも、「quick」は、文脈によっては「せっかち」「短気」「怒りっぽい」という意味にもなるから注意。

Congrats on your swift recovery from the surgery.

手術からの速やかな回復おめでとう。

※「Congrats on~」=~おめでとう、「swift」=迅速な、「recovery」=回復、「surgery」=手術

「swift」は、動作が迅速で、しかも滑らかというニュアンスがある。

「quick」でも同じような意味だけど、「swift」の方がフォーマルなイメージがある。

なるほど。

Wishing you your speedy recovery.

あなたの速やかな回復を祈っています。

※「speedy」=迅速な

「speedy」は、遅れることなく速やかに達成されるという意味で使われる。

ただし、それほど頻繁に使われる言葉ではない。

「speedy」は覚えなくてよし、と。

英会話を独学でマスターする勉強法とは?

この記事では、「早い」の英語について例文を使って説明しました。

また、少し意味の違う「速い」についても例文を紹介しました。

「早い」も「速い」も日常会話でよく使うので、しっかりと覚えておいて外国人と話す機会があったら活用してください。

なお、こうした言葉を使って自由に英語で話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。

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