「気づく」は英語で?6つの表現を会話で使いこなすコツとは?
「気づく」は英語でどう言えばいいか分かりますか?
日常的によく使う表現なので、自由に使えるようになっておきたいものですよね。
でも、「realize」「notice」「recognize」など、「気づく」という意味の英語は複数あるので、どれを使えばいいのか迷ってしまうことがあります。
そこで、「気づく」は英語でどう言えばいいか、いろいろな動詞の使い分けをまとめました。
日本語では同じ「気づく」でも英語では違う意味を持っていることがあるので、この記事を読んで正しく使い分けられるようになってください。
なお、この記事で紹介した英文のネイティブ音声を収録した【動画】を記事の後半で公開しています。
正しい発音を練習して、今日から英会話で活用してください。
見て気づく
見たり聞いたりして何かに気づいたときの「気づく」の英語は「notice」です。
じっくり考えた末の気づきではなく、感覚的な気づきに関して使う単語です。
I noticed a smell of gas when I came back from work.
仕事から帰ってきたとき、ガスの臭いに気づきました。
I didn't notice that she was waving at me.
彼女が手を振っていることに私は気づきませんでした。
Did you notice that she was wearing a new pair of glasses?
彼女が新しいメガネをかけていることに気づきましたか?
My son finally noticed that I was mad.
息子は、私がカンカンに怒っていることにやっと気づきました。
※「mad」=カンカンに怒る
状況を理解する
事実を検討した結果として何かに気づいたときや、不確かだったことをはっきりと理解したときの「気づく」の英語は「realize」です。
日本語では「気づく」「自覚する」「理解する」などの言葉が当てはまります。
I suddenly realized that I had made the same mistake before.
私は、以前も同じ失敗をしたことに急に気づきました。
She finally realized how important he was to her.
ついに彼女は、彼女にとって彼がどんなに大切かに気づきました。
I didn't realize what I had until it was gone.
失うまで私が持っていたものに気づきませんでした。
(失って初めて、貴重なものを失ったことに気づきました)
再認識する
過去に見たり経験したりしたことを再認識するときの英語は「recognize」です。
たとえば、小学生のときのクラスメイトに道端でばったり会ったときに、昔の友達だと気づいたときに使う表現です。
I didn't recognize him when he talked to me at the party because he was completely bald.
彼は完全にハゲていたので、パーティーで彼が私に話しかけてきたとき、私は彼に気づきませんでした。
僕のこと言ってるんか?
ドキッ!
I put on sunglasses and hoped no one would recognize me.
私はサングラスをかけて、誰も私に気づかないことを祈りました。
I recognized you from the description your father gave me.
あなたのお父さんが教えてくれた説明から、あなたが分かりました。
気付いている状態
何かに気づいている状態や、知っている状態を表す英語は「aware」です。
知らない状態から知っている状態への変化ではなく、「知っている状態」を意味します。
I wasn't aware of it at the time.
そのときは、私はそのことに気づいていませんでした。
I wasn't aware that she was standing behind me.
彼女が後ろに立っていることに気づいていませんでした。
She was not aware of the risks of purchasing products and services online using a credit card.
彼女は、クレジットカードを使ってオンラインで製品やサービスを購入することの危険に気づいていませんでした。
※「purchase」=購入する
五感を通じて気づく
視覚や聴覚など、五感を通じて「気づく」ときは「perceive」を使います。
She perceived a faint smell of smoke.
彼女は、かすかな煙の臭いに気づきました。
※「faint」=かすかな
I perceived that she was afraid of being alone.
彼女は一人になるのを恐れていることに私は気づきました。
He was lost for words when he perceived the truth.
真実に気づいたとき、彼は言葉を失いました。
※「be lost for words」=言葉を失う
口語的な気づく
何かが存在することや、何かが起こったことに気づくときの英語は「find」です。
「find」は、「見つける」という意味だけでなく「気づく」という意味でもよく使われます。
I came home last night to find that someone had broken into my house.
昨夜、家に帰ってきて、誰かが家に侵入していたことに気づきました。
※「break into」=(泥棒などが)押し入る
I found that I could run faster than I thought I could.
私は、思ったより速く走ることができることに気づきました。
【動画あり】ネイティブ発音を身につけよう!
この記事で紹介した英文のネイティブ音声を収録した動画を公開しています。
正しい発音を身につけて、今日から英会話で活用してください。
覚えた表現を会話で使いこなすには?
「気づく」を意味する英語には、「notice」「realize」「recognize」「aware」「perceive」「find」などがあります。
それぞれが少しずつ違う意味を持っているので、正しく使い分けなければネイティブには変な英語に聞こえます。
覚え方のコツ
こうした表現を覚えるときは、
「realize」=認識する
単語と意味だけ覚えたのでは、TOEICのような筆記試験では使えても、英会話のときに使えない英語力が身に付いてしまいます。
英文ごと覚えることで、単語の使い方も覚えられるので、英会話のときにパッと出てくるようになります。
こうした覚え方のコツは他にもたくさんあり、コツを知っているかどうかで英会話の上達スピードがまったく違ってきます。
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