「have to」の意味と使い方|基礎からニュアンスまで9分で解説
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「have to」の意味と使い方を説明します。
「have to」には「must」と同じように「~しなければならない」という意味があります。
でも、否定文にすると意味が違うし、学校では習わないニュアンスの違いもあります。
この記事で詳しく説明しますので、この機会に「have to」の意味と使い方をマスターしてください。
なお、この記事で紹介した英文を収録した【動画】を記事の後半で公開しています。
正しい発音を練習して、今日から英会話で活用してください。
目次
「have to」の意味
「have to」とは、英文に「~しなければならない」という意味を加える言葉です。
「have to」は、以下のように使います。
以下に例文を紹介します。
I study English everyday.
毎日、私は英語を勉強します。
↓
I have to study English everyday.
毎日、私は英語を勉強しなければなりません。
主語が三人称単数形の場合は、「have to」ではなく「has to」を使います。
以下に例を挙げます。
My son has to study English everyday.
毎日、私の息子は英語を勉強しなければなりません。
三人称単数について詳しくは、以下の記事を読んでください。
⇒三人称とは?挫折組でも5分で分かる三人称単数の意味と使い方
意味は同じやから、ややこしかったら「have to」を使うことに決めといたらええわ。
「have to」の否定形
「have to」の英文を否定文にするには、「have to」の前に「do not」か短縮形の「don't」を使います。
「have to」の否定形は、「~する必要はない」という意味があります。
以下に例文を紹介します。
I have to go to work today.
今日、私は仕事に行く必要があります。
↓
I don't have to go to work today.
今日、私は仕事に行く必要がありません。
主語が三人称単数のときは、「does not」または短縮形の「doesn't」を使います。
以下に例文を紹介します。
My husband has to attend a meeting today.
夫は今日、会議に出席しなければなりません。
↓
My husband doesn't have to attend a meeting today.
夫は今日、会議に出席する必要はありません。
「have to」の疑問形
「have to」を使う英文を疑問文にするには、主語の前に「do」を付けます。
「have to」の疑問文は、「~しなければなりませんか」という意味です。
そして、「have to」を使う疑問文に答えるには、「Yes, 主語 + do.」または「No, 主語 + do not(don’t).」を使います。
I have to go to the party tonight.
今夜、パーティーに行かなければなりません。
↓
Do I have to go to the party tonight?
今夜、パーティーに行かなければなりませんか。
Yes, you do.
はい。行かなければなりません。
No, you don't.
いいえ。行く必要はありません。
主語が三人称単数のときは、「do」の変わりに「does」を使います。
そして、疑問文に答えるには、「Yes, 主語 + does.」または「No, 主語 + does not(doesn’t).」を使います。
Does my son have to go to the summer camp?
息子は、サマーキャンプに行かなければなりませんか。
Yes, he does.
はい。行かなければなりません。
No, he doesn't.
いいえ。行く必要はありません。
未来の文
「~しなければならないでしょう」のように「have to」を使って未来のことを言いたいときは「will have to」を使います。
You will have to study harder to go to Tokyo university.
東京大学に行くには、もっと熱心に勉強しなければならないでしょう。
過去の文
「~しなければならなかった」のように過去のことを言いたいときは「had to」を使います。
I had to stay home all day yesterday.
昨日、一日中、家にいなければなりませんでした。
「have to」と「must」の違い
「have to」と「must」は、どちらも「~しなければならない」という意味があります。
しかし、「have to」と「must」には、以下のような違いがあります。
must:(自分の意思で)~しなければならない
This is a terrible party. We really must go home.
これはひどいパーティーだ。本当に帰らなきゃ(こんな場所にいられないよ)。
This is a lovely party, but I have to leave now because I have a curfew.
これは素敵なパーティーだ。でも、門限があるからもう帰らなきゃ。
※「curfew」=門限
外的な要因って・・・こんなん使い分けられへんわ・・・
英会話ではタイミングよくパッパと言うことが大事やからな。
また、「have to」と「must」は、否定文にしたときにまったく違う意味になります。
My daughter must go to school this weekend.
娘は、この週末に学校に行かなければなりません。
↓
My daughter must not go to school this weekend.
娘は、この週末に学校に行ってはいけません。
My daughter has to go to school this weekend.
娘は、この週末に学校に行かなければなりません。
↓
My daughter doesn't have to go to school this weekend.
娘は、この週末に学校に行く必要はありません。
【動画あり】ネイティブ発音を身につけよう!
この記事で紹介した英文の音声を収録した動画を公開しています。
正しい発音を身につけて、今日から英会話で活用してください。
英語を話せるようになる勉強法
この記事では、「have to」の使い方を説明しました。
12歳~13歳を過ぎると、新しい言語を自然に身に付ける能力は失われるため、日本で英語を勉強して英語を話せるようになるには、このような文法を勉強することが必須です。
しかし、文法を勉強するだけでは英語を話せるようにはなりません。
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I've got to go.
もう行かなきゃ。
みたいに使われる。