「と言われている」は英語で?4つの表現を中学英語で使いこなすには
「と言われている」は英語でどう言えばいいでしょうか?
高校生のときに英語の授業で習いましたが、もう忘れてしまったり、いろんな言い方があるから、どれが正しいのか分からないってこともあると思います。
そこで今回は、「~と言われている」は英語でどう言えばいいかを説明します。
中学で習うレベルの英語で十分に表現できるので、ぜひ覚えて外国人との会話で活用してください。
なお、覚えた英語表現を英会話で自由に使いこなせるようになる勉強法について、『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で詳しく説明しています。
あわせてお読みください。
人に~と言われている
「私って~とよく言われるのよ」と「~という話を聞きました」は、どちらも「I am told」を使うと表現することができます。
以下のように、that節の後ろに主語と動詞を続けるだけなので、中学英語が分かれば十分に使いこなすことができます。
I'm often told that I look older than my age.
私は、年齢より歳を取って見えるとよく言われます。
I was told that my husband will be transferred to the United States next year.
私の夫は来年アメリカに転勤になると聞いています。
噂レベルの「~と言われている」
先ほど説明した「I am told ~」を使う英文は、実際に自分が聞いた話に基づいています。
でも、もっとボンヤリとした噂レベルの信頼度の場合は、「It is said that」を使って「と言われている」を英語で表します。
この言い方も、以下のようにthat節の後ろに主語と動詞を続けるだけなので、中学英語で十分に使いこなすことができます。
It is said that Japanese people are hard workers.
日本人は勤勉だと言われています。
「It is said that」の英文は、that 節の主語を文全体の主語として使って、以下のように言い換えることもできます。
日本人は勤勉だと言われています。
どちらも同じように「と言われている」という意味の英語なので、どちらでも使いやすい方を使えば大丈夫やで。
「It is said (that)」の英文と同じように、以下の表現を使っても「と言われている」を英語で表すことができます。
People say that + 主語 + 動詞
They say that + 主語 + 動詞
噂で聞いたことやテレビで見たことなどについて話すときに役に立つ表現です。
I heard that Yamada’s son failed his junior high school entrance exam.
山田さんの息子さんは、中学受験に失敗したんだって。
People say that he succeeded in business and became super rich.
彼はビジネスで成功して大金持ちになったらしいよ。
They say that Takoyaki in Osaka is more delicious than in Tokyo.
大阪のたこ焼きは東京のたこ焼きより美味しいらしいよ。
上の文で「they」は、特定の人ではなく一般的な人々を指しています。
「~によると~ということだ」の言い方
「~によると~ということです」を英語で言うには、「主語 + says that」を使います。
thatの後ろは、主語と動詞を続けるだけです。
The newspaper says that the serial killer was caught.
新聞によると、連続殺人犯が逮捕されたそうですよ。
※「serial killer」=連続殺人犯
上の英文は「新聞によると」なので「the newspaper」が主語ですが、「天気予報によると」も同じように表現することができます。
The weather forecast says (that) there is a 40% chance of rain tomorrow.
天気予報によると、明日、雨が降る確率が40%あります。
「噂によると」や「本によると」も同様に表現することができます。
噂によると、~ということです。
The book says (that) + 主語 + 動詞
本によると、~ということです。
「The newspaper says」(新聞は言う)って変じゃない?
日本語では変に聞こえるけど、英語では普通の言い方や。
慣れるしかないな。
~するように言われている
次は、「何かをするように言われている」の英語での言い方を説明します。
「~するように言われている(言われた)」は、「I was told to + 動詞」を使って表現します。
I was told to visit you tomorrow.
私は明日、あなたを訪問するように言われました。
I was told to study English at least three hours every day.
私は、毎日、少なくとも3時間は英語を勉強するように言われました。
なお、「I was told ~」の文は、以下のように現在完了形で言うこともできます。
I have been told to visit you tomorrow.
私は明日、あなたを訪問するように言われています。
I have been told to study English at least three hours every day.
私は、毎日、少なくとも3時間は英語を勉強するように言われています。
「I was told ~」と「I have been told ~」は同じ意味やけど、「I have been told ~」の方が英語的に正しい言い方や。
普段の会話ではどっちを使っても大丈夫やで。
覚えた表現を会話で使いこなすには
「~と言われている」を英語で言うには、「I am told~」や「It is said~」など、この記事で紹介した表現を使うと簡単です。
でも、以下のように部分的に覚えただけでは、英会話のときに使いこなせるようになりません。
「It is said~」=~と言われている
覚えた表現を英会話で使いこなせるようになるコツの1つは、以下のように英文ごと覚えることです。
来月、彼の息子は英語を勉強するためにフィリピンに行くと聞いています。
このように英文ごと覚えることで、使い方が身に付くので英会話のときに使いこなせるようになります。
この他にも、英語の勉強法にはたくさんのコツがあり、コツを使って勉強すると英会話はモリモリ上達します。
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「that」は、なくても意味は同じだから言わなくてもいいよ。