英語で「褒め言葉として受け取っておくよ」を伝える表現 “I’ll take that as a compliment”の使い方

褒め言葉として受け取っておくよ

褒め言葉として受け取っておくよ」という、少し気の利いた返事を英語で言いたいことはありませんか?

本記事では、この日本語にぴったりの英語表現「I'll take that as a compliment」について解説します。

例文を通して、自然でユーモアのある英語表現を身につけ、英会話力をアップさせましょう。

アキラ
アキラ

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「褒め言葉として受け取っておくよ」の英語

【フレーズ】I'll take that as a compliment.(褒め言葉として受け取っておくよ)

【例文】

A: You're always so calm, even when things are crazy.
(君って、いつも落ち着いてるよね、大変な時でも。)

B: Oh, really? I'll take that as a compliment.
(あら、そう?それ、褒め言葉として受け取っておくね。)

A: Yeah, I wish I were more like you.
(うん、私も君みたいになりたいな。)

【説明】

「I'll take that as a compliment.」は、「それを褒め言葉として受け取っておくよ」という意味で、相手の言葉を良い意味で受け止める際に使う表現です。

このフレーズは主にカジュアルな会話で使われます。

少し皮肉を含んだ言葉を言われたときにも、それをポジティブに解釈し、ユーモアを交えて受け流すことができます。

A: Wow, you actually finished that on time? I'm surprised.
(へえ、本当に時間通りに終わらせたの?驚いたよ。)

B: Oh, really? I'll take that as a compliment.
(あら、そう?それ、褒め言葉として受け取っておくね。)

A: Well, you usually take longer, so good job.
(まあ、いつもはもっと時間かかるからね。よくやったよ。)

似たような意味で、

Coming from you, that is high praise.
(あなたからそう言っていただけるなんて、光栄です。)

という言い方もあります。

「褒め言葉として受け取っておくよ」の英語まとめ

本記事では、「褒め言葉として受け取っておくよ」という気持ちを英語で伝える”I'll take that as a compliment”という便利なフレーズをご紹介しました。

これは、相手の言葉をポジティブに受け止める際に非常に役立ちます。

この表現を使いこなして、あなたの英語でのコミュニケーションをさらに豊かにしていきましょう。

【編集後記】

英語力を身につけるには、多角的な学習が求められます。

文法、語彙、リスニング、英会話など、取り組むべきことが数多くありますが、それらすべてを同時に行うには時間が足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。

仮に、手元にある教材のみを活用し、お金をかけずに学習法をひとつに絞るとすれば、どの方法を選ぶべきでしょうか。

私がおすすめするのは「音読」です。

音読はシンプルで、特別な環境を必要とせず、場所や時間を問わず実践可能です。

さらに金銭的な負担もありません。

練習相手を見つける必要もなく、自分一人で完結する学習方法として優れています。

しかも効果は高く、続けると英語力の向上が期待できます。

音読の効果を最大にするには、ただ文字を声に出して読むだけでなく、音声教材を取り入れることが重要です。

音声素材はインターネット上で簡単に手に入ります。

具体的な実践法として、次のような手順を紹介します。

・英文を見ながら声に出して読む

・1~3文程度を見て記憶し、声に出して言う

・音声を聞きながら、声に出して言う(いわゆるシャドーイング)

・1~3文の音声を聞いたあとに、再生を止めて自力で言ってみる

音読を繰り返す中で語彙やフレーズを自然に覚えることができ、リスニング能力の向上にもつながります。

この学習法の注意点としては、

使用する英文が理解できるものであること

一定の文法知識が必要なこと

そして習慣化が難しいことがあります。

実際に取り組んでみるとわかりますが、音読は体力を使ううえに単調になりやすいため、続けるのが難しいと感じることもあるでしょう。

それでも、確実な成果が得られる方法ですので、粘り強く取り組める方にはぜひ試していただきたいと思います。

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