「広い」は英語で?今すぐ使える表現3つをニュアンス別に説明します
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
この記事では、「広い」の英語について説明します。
「広い」って日常会話でよく使う簡単な表現ですよね。
でも、「この道路は広いなあ」みたいな簡単なことでも、英語で言おうとすると言葉が出てこないかもしれません。
この記事では、代表的な「広い」の英語をニュアンスごとに3つに分けて説明します。
簡単な表現を覚えるだけで、あなたの表現力がうんと広まります。
この記事を読んで今日から「広い」の英語を使いこなせるようになってください。
幅が広い
「端から端までの物理的な距離が長い」、「幅が広い」ときの英語は「wide」です。
「wide」は、道路や川、箱の幅など、範囲が明確な物の一方から他方までの距離について話すときによく使われます。
The doorway isn't wide enough to get the bed through.
戸口は、ベッドを通すのに十分な広さがありません。
※「get~through」=~を通す
How wide is the doorway?
戸口はどれくらいの広さですか。
The doorway is 1.5 meters wide.
戸口は1.5メートルの広さです。
This street is not wide enough for fire engines.
この通りは、消防車にとって十分な広さがありません。
※「fire engine」=消防車
広がりがある
「一方から他方まで十分な広がりがある」ときの英語は「broad」です。
「broad」は、多くの場合「wide」と同じ意味で使えます。
しかし、「広くて魅力的」というポジティブな意味が加わり、少し文学的な響きもあります。
また、明確な範囲のない物の広さを表すときや、抽象的な物の広さを表すときにも使われます。
明確な範囲がない物:「broad sky」(広い空)、「broad smile」(満面の笑み)など
抽象的な物:「broad discussion」(幅広い議論)、「in a broad sense」(広い意味で)など
なお、「肩幅が広い」と言うときは、必ず「broad」を使って「broad shoulder」と言います。
She inherited her mother's intelligence and her father's broad shoulders.
彼女は、母親の知性と父親の広い肩幅を受け継ぎました。
※「inherit」=(遺伝で)受け継ぐ
ABC company offers a broad selection of wine and sake.
ABC社は、さまざまな種類のワインと酒を提供しています。
(ワインと酒の幅広い選択肢を提供しています)
たとえば、「a wide river」は単に「幅が広い川」やけど、「a broad river」は「広々とした川」をイメージさせるものがある。
面積が広い
広い部屋など、面積が「広い」というときの英語は「large」です。
She lives in a large room with her sister.
彼女は、広い部屋に妹と一緒に住んでいます。
You will need a large space to play this game.
このゲームをするには広い空間が必要です。
その他の「広い」の英語
額が広い
A high forehead indicates high intelligence, power, and aggression.
広い額(ひたい)は、高い知性、能力、そして攻撃性を示しています。
※「forehead」=額、「indicate」=示す、「aggression」=攻撃性
広々としている
My new office is clean and spacious.
私の新しいオフィスは、清潔で広々としています。
ゆったりしている
He needs a roomy car to transport three children and two dogs.
彼は、3人の子供と2匹の犬を運ぶためにゆったりとした車が必要です。
※「transport」=運ぶ
心が広い
He has such a big heart.
彼はとても心が広いなあ。
※「big heart」=広い心
She is very open-minded about religion.
彼女は宗教に関してとても寛容です。
(宗教に関してとても広い心を持っています)
※「open-minded」=心が広い、「religion」=宗教
英語を自由に話せるようになる勉強法とは?
この記事では、「広い」の英語についてニュアンスごとに3つに分けて説明しました。
これら3つの表現を覚えておくと、「広い」と英語で言いたいときに困ることはなくなるはずです。
でも、よく使う表現を覚えただけでは、英語を自由に話せるようにはなりません。
言いたいことを英語で言えるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。
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