「えっ、どういうことですか?」という意味の英語フレーズ10選!
会話をしている際に、相手の言っていることや言葉の意味が分からなくて、「どういうことですか?」と聞きたくなることはよくあることでしょう。
それが英語での会話であれば、なおさらです。
この記事では、シチュエーションごとに「どういうことですか?」という意味の英語フレーズを10個ご紹介します。
また、それと併せて「教えてください。」という意味を表すフレーズも3つ学習しましょう。
カジュアルな場面からフォーマルな場面まで網羅しているので、ぜひ参考にしてみてください。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYuiが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
たった3か月で、自分の言葉で英語を自由に話せるようになる独学法については、無料のメール講座をご確認ください。
目次
【シチュエーション別】「どういうことですか」を意味する英語フレーズ
まずは「どういうことですか?」を意味する英語フレーズを下記の3つの状況ごとに例文を用いてご紹介します。
- 相手が言っている意味がわからないとき
- 状況がわからないとき
- 驚くとき
話の意味がわからないときの「どういうことですか」
相手の話が理解できないときに「どういうことですか?」と反応する場合は下記の2つのフレーズを使うことが一般的です。
What do you mean by that?「どういう意味ですか?」
相手が使った言葉の意味や、相手がどのようなつもりで言ったのかが分からない時に使います。
by thatは訳出すると「それって」となるでしょう。
例文を見て確認しましょう。
昔、ヨーロッパの王族にはプライバシーがありませんでした。
B: What do you mean by that?
それってどういう意味ですか?
What are you saying?「どういうことですか?」
相手の意図や話の内容が分からないときに使用します。
シャーロットは偽善者です。彼女を信頼できません。
B: What are you saying? Could you tell me what happened between you and her?
どういうことですか?あなたとシャーロットの間に何があったのか説明してもらえますか?
状況がわからないときの「どういうことですか」
つづいて周りで何が起こっているのか分からず、ついていくことができない時に活用するフレーズを3つご紹介します。
What’s going on?「何が起こっているの?」
周囲の雰囲気や様子が普段と違っておかしい…でも何が起こっていのかわからない…
そんな時に、このフレーズを使います。
go onで「続ける」「動いている」というニュアンスの熟語です。
あの家の前になぜたくさんのパトカーが停まっているのですか?何が起こっているのですか?
B: There was a murder case there.
あそこで殺人事件があったからです。
What’s happening?「何が起こっているの?」
このフレーズも” What’s going on?”と同様に、周囲の状況や雰囲気が理解できず、何が起こっているのかを知りたい時に使います。
What’s happening?は、be動詞+動詞のing形なので現在進行形であり、「何が起こっているの?」と現在のことにフォーカスして表現しています。
これに対して、「何が起こったの?」と過去のことに対して尋ねたいときは” What happened?”です。
どうしてみんな私のことを見ているの?何が起こっているの?
What are all of you talking about?「みんな何を話しているの?」
何かの話題で盛り上がっている人たちに対して、話に参加したい時に使うフレーズです。
all of youで「あなたたち全員」という意味になりますが、youだけでも通じます。
みんな、何を話しているの?
B: We are talking about a TV program I watched last night.
昨夜私が見たテレビ番組について話しているんだ。
驚いたときの「信じられない!どういうこと?」
最後に起こったことに対して理解できずに「信じられない!どういうこと?」というニュアンスになる表現を2つご紹介します。
That doesn’t make sense. 「理解できないよ」
あることに対して理解または納得できない時に使うフレーズです。
make senseで「分かる」「筋が通っている」「理にかなっている」といった意味を表します。
そのため、肯定文にすると”That makes sense.”となり、「そうだよね」「理解できるよ」といった意味になります。
1週間以内にこの家を退去しろって彼が言ってたよ。
B: What? That doesn’t make sense! We have just paid the rent!
何だって?理解できないよ。家賃を払ったばかりじゃないか!
That’s hard to believe. 「信じられないよ」
あることが信じられず、かつ理解できない時に使うフレーズです。
That’s hard to 動詞の原形で「〜することが難しい」という不定詞の名詞的用法の文章になります。
toの後に動詞を入れることで意味を成します。
マデリーンが昨日仕事を辞めたんだって。
B: Seriously? That’s hard to believe. She really loved her job!
マジで?信じられないな。彼女その仕事が大好きだったのに。
ビジネスの場面で使える丁寧な「どういうことですか」
上記の表現は比較的カジュアルな表現で、家族や友人との会話で使用されることが多いです。
次にビジネスの場面で使える丁寧な「どういうことですか?」という表現をご紹介します。
相手の話していることや言葉の意味が分からない時に使ってください。
「おっしゃったことの意味を教えていただけますか?」
Could you kindly explain what you meant by 〜?
could またはwould を用いることで丁寧な質問文になります。
話の内容について理解ができない時や、もう少し説明が必要な場合に使ってください。
私たちの会社は新しいソフトウェアを導入するべきだと思います。
B: Could you kindly explain what you meant by that?
おっしゃったことの意味についてもう少し詳しくご説明していただけますか?
「〜の意味についてお伺いしたいのですが」
I would like to ask the meaning of 〜.
この表現は、相手の使った言葉の意味が分からない時に使用します。
M&Aを検討しています。
B: Excuse me. I would like to ask about the meaning of “M&A.”
すみません。”M&A”とは何のことですか?
「分からないよ。どういう意味?」を表す英語スラング
続いて、「分からないよ。どういう意味?」という意味を表す英語のスラングをご紹介します。
「分からないよ」
I don’t get it.
スラングであるため、非常にカジュアルな表現です。
ビジネスなどの場面で使うのは控えることをおすすめします。
校長先生が文化祭を中止にするって言ってたよ。
B: Why? I can’t get it.
なんで? 理解できないな。
+α「教えてください」を付け足して言ってみよう!
ここまで、「理解できないよ。どういうこと?」というニュアンスを持つフレーズを紹介しました。
これらのフレーズを使うことで、相手が状況や自分の発言についてさらに詳しく説明してくれるはずです。
さらに、上記のフレーズに合わせて、「教えてください。」というフレーズもつけると丁寧で良いでしょう。
「教えてください」というフレーズも、内容やニュアンスによって使う表現が異なります。
ここでは「教えてください」を意味する英語フレーズを3つご紹介します。
基本的な「教えて」のフレーズ
基本的な「教えて」を表すフレーズは3つあり、教えてもらう内容によって使い分けます。
そしてこれらのフレーズの先頭や文末にpleaseを置いたり、Could youやWould youを用いた疑問文にすることで丁寧なニュアンスを表すことが可能です。
Tell me〜.
道順や連絡先といった比較的簡単な内容を教えてもらう時にTell me 〜.を使用します。
あなたたちが話していたことについて教えてください。
Teach me 〜.
teach は学問や専門的なことを教えてもらいたい時に使用するフレーズです。
私に中国語を教えて。
Show me 〜.
showは元々「見せる」という意味を持つ単語です。
そのため、Show me 〜を用いるときは「(実演して)教えてください。」というニュアンスがあります。
この機械の使い方を(実演して)教えて。
「どういうことですか?教えてください」の英語をまとめて覚えよう!
この記事ではシチュエーションごとに、かつ使用する場面別に使う「どういうことですか?」を意味する英語フレーズを10個ご紹介しました。
それぞれのニュアンスや状況を考えながら使い分けるようにしましょう。
また、それと同時に「教えてください」という意味を表すフレーズも3つ紹介しました。
セットで使うことで、「どういうことですか?教えてください」という意味を表すことができより会話表現の幅が広がることになるでしょう。
こちらも併せてマスターしてください。
なお、こうした表現を英会話のときに自由に使えるようになるには “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料のメールマガジンで公開しています。
こちらのページで無料のメールマガジンに登録して確認してください。