大晦日について英語で話そう!リスニング練習用の音声付き
このコンテンツは、10年以上の経験を持つプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、大晦日について英語で話したオーディオを紹介します。
あなたは大晦日をどんな風に過ごしますか。
ひと昔前まで、大晦日は家族そろって静かに過ごすものでした。
この頃は、各地でカウントダウンのイベントがあったり、朝まで空いているお店もたくさんあります。
この記事では、大晦日の過ごし方について英語で話したオーディオを公開します。
リスニングの練習と、大晦日について外国人に説明したいときに活用してください。
目次
大晦日の英語:オーディオの使い方
この記事では、英語のリスニングが苦手な人でも安心して練習できるように、以下の2つのバージョンをご用意しました。
- 音声の途中で空白の時間を入れたバージョン
- 標準スピードのバージョン
どちらも無料で使うことができます。
「音声の途中で空白の時間を入れたバージョン」では、以下のように、ところどころに空白の時間が入っています。
The last day of the year,/空白の時間/ December 31,/空白の時間/ is called Omisoka in Japanese/空白の時間/ or New Year's Eve.
この空白の時間に、それまで聞いた部分の意味を考えてください。
考え終わったころに、続きの音声が再生されます。
このように部分ごとに区切ってリスニングを練習することで、逆戻りすることなく、英語を聞いたそばから理解していく力を伸ばすことができます。
この「空白ありバージョン」を聞き取るのに慣れてきたら、「標準スピードバージョン」を聞いて練習してください。
さあ、大晦日について英語音声を聞きましょう。
空白ありバージョンの音声
まずは、大晦日について英語で話した空白ありバージョンの音声を聞いてみましょう。
大晦日:日本語のスクリプト
大晦日について、空白ありバージョンの英語音声を何回か聞いたら、日本語スクリプトを読んで、正しく理解できているか確認しましょう。
その後で、もう一度、空白ありバージョンを聞いてください。
内容を知ったうえでオーディオを聞けば、以前は聞き取れなかった部分も聞き取れるようになっているはずです。
一年の最後の日である12月31日を「大晦日」といいます。
大晦日は一年の最後の日という意味であり、日本ならではの過ごし方があります。
大晦日の夜には、そばを食べる風習があります。
これは「年越しそば」と呼ばれ、そばが細く長いことから「長寿祈を祈願する」という思いを込めて食べます。
また、「この1年に起こった悪いこととの縁を切る」という意味もあります。
大晦日の夜から新年にかけて、全国のお寺で鐘が撞かれます。
これは「除夜の鐘」といわれ、鐘は108回鳴らされます。
なぜ108回なのかというと、108は人の煩悩の数といわれており、ひと鐘ごとに煩悩が取り払われ、清らかな心で新年を迎えることができるということです。
「煩悩」とは、心身を乱したり、悩ます心の動きや欲望のことです。
年一回の歌番組である「紅白歌合戦」を家族で見るのも、大晦日の夜の過ごし方のひとつです。
最近は大晦日の過ごし方も多様化していて、家族で過ごすことが少なくなっています。
でも、気持ちを新たにして新年を迎えるという思いは、今も昔も変わりません。
標準スピードの音声
空白ありバージョンの音声に慣れたら、空白なしの標準スピードの音声を聞いてください。
何度も聞いて、聞いたそばから英語を理解できるように練習しましょう。
大晦日:英語のスクリプト
標準スピードを繰り返し聞いて、「これ以上聞いても聞き取れる箇所は増えない」というところまできたら、英語スクリプトを確認します。
英語スクリプトを確認したら、聞き取れなかった部分を特に意識して、また、標準スピードの音声を聞きましょう。
New Year's Eve
The last day of the year, December 31, is called Omisoka in Japanese or New Year's Eve.
We have special ways of celebrating it.
※「celebrate」=祝う
We have a custom of eating soba on the night of New Year's Eve.
※「custom」=風習
This is called “toshikoshi soba” and we eat it while praying for longevity because the soba noodles are thin and long.
※「pray」=祈る、「longevity」=長寿、「while」=~しながら、「thin」=細い
Eating soba also means “cutting ties with the bad things that happened in the past year”.
※「tie」=(~との)つながり、「happen」=起こる、「past」=過去の、「in the past year」=過去1年で
All through the night of New Year's Eve, bells toll at temples across Japan.
※「all through」=~を通して、「toll」=(鐘を)ずっと鳴らす、「across」=~のいたる所で
This is called “Joya no Kane” and the bells toll 108 times in total.
※「time」=(反復される行動や出来事などの)回、「in total」=合計で
The reason is that 108 is said to be the number of troubles that people have in life.
※「reason」=理由、「the number of」=~の数、「trouble」=苦しみの元凶
Each time a bell tolls, one trouble is removed so that the New Year can be welcomed with a pure heart.
※「each time」=~するたびに、「remove」=取り去る、「~so that・・」=~だから・・、「pure」=純粋な
“Troubles” refers to the worldly desires of people that disturb and worry the mind and body.
※「refer to」=言及する、「worldly」=世俗的な、「desire」=欲望、「disturb」=乱す、「worry」=悩ます、「mind」=心
One way to spend New Year's Eve is to watch the annual singing show called the “Red and White Singing Battle” with your family.
※「spend」=過ごす、「annual」=年に1度の、「show」=番組、「battle」=戦い
These days, people spend New Year's Eve in many different ways, and many spend less time with their families.
※「different」=さまざまの、「less」=より少ない
However, wanting to start the New Year by turning over a new leaf is something that has not changed.
※「however」=しかしながら、「turn over a new leaf」=気持ちを入れ替える
大晦日について英語で話そう!のまとめ
この記事では、大晦日について英語で話したオーディオを紹介しました。
地道に練習すると、リスニングは必ず上達します。
毎日のリスニング上達のために活用してください。
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