留学保険って何?留学保険を選ぶポイント&おすすめ留学保険を紹介
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今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、留学保険を選ぶポイントとおすすめの留学保険を紹介してくれます。
また、留学保険で迷っている場合は、ぜひ最後まで読んでください。
留学は、短期の旅行とは異なり長期滞在することが多いです。
そのため、留学期間中は「留学保険」に加入することをおすすめします。
この記事では、留学保険を選ぶ際にチェックすべきポイントや、おすすめの留学保険を3つご紹介します。
留学保険について検討する際に参考にしてください。
留学保険とは?
留学保険とは、留学中に病院で受けた治療・入院や、滞在先で損害賠償請求が発生したときなど、予期せぬトラブルに対して備えるためのものです。
特に、海外では医療費は日本とは比較にならないほど高額です。
救急車を呼ぶだけでも、オーストラリアは30万円以上、アメリカだと200万円以上かかると言われています。
留学期間が長期に渡るほど、このような突発的なトラブルが発生する可能性が高いです。
また、留学そのものに大きなコストがかかっているため、このような予期せぬ出費があると留学計画全体を変更する必要性が出てくるかもしれません。
日本では健康で元気であっても、海外に行って気候や衛生環境の違いによって体調を崩すことも珍しいことではないです。
よって、留学を検討している方は、留学期間に関係なく留学保険に加入することをおすすめします。
留学保険と海外旅行保険の違い
留学保険と海外旅行保険は共通する部分もありますが、異なる点もあります。
上記にもありますが、留学は海外旅行よりも長期であることが多いため、海外旅行保険に付帯されていないような特約がセットになっていることが一般的です。
たとえば、滞在先で起こる賠償事故や身の回りの物品の事故の補償範囲などが異なります。
しかし、死亡補償や治療費に関する補償は、どちらも同じであることが多いです。
保険会社によっては、留学保険と海外旅行保険を特に区別していない会社もあるので、サポート内容をよく確認しましょう。
海外留学の保険料の相場は?
海外留学の保険にかかる費用は、補償内容や留学先などによって異なりますが、年間で140,000〜200,000円を保険料として支払う方が多いです。
しかし、保険料の金額で商品を決めてはいけません。
きちんとプランや内容を確認しましょう。
たとえば、留学先の医療費が非常に高額な場合は、治療・救援費用補償がしっかりしているプランを選んだり、現地の治安が心配な場合は、携行品損害補償がついているプランを選ぶといった具合です。
自分に合った保険であるかどうかを考えてください。
留学保険を選ぶ際のポイント
続いて、留学保険を選ぶ際にチェックすべきポイントは下記の4点です。
- 治療・救援費用の補償の限度額が高いものを選ぶ
- 留学先に提携病院が数多くある
- 日本語対応サポートデスクがある
- 充実した付帯サービスがある
それぞれのポイントについて解説します
治療・救援費用の補償の限度額が高いものを選ぶ
現地での「治療・救援費用の補償」が高いもの、可能であれば無制限であるものを選ぶことをおすすめします。
上記にもありますが、海外では救急車を呼ぶだけで多額のお金が必要です。
他にも虫歯の治療では10万円以上、数日の入院で数百万円請求されることも珍しくありません。
留学期間が長期にわたるほど、医療機関にかかる機会も多いでしょう。
限度額を超えてしまうと全額自己負担になってしまい、経済的負担もかなり大きくなってしまいます。
それゆえに治療・救援費用の補償が高いもの、可能であれば無制限であるものを選ぶことがおすすめです。
しかし、無制限の場合は、月々の保険料も高くなってしまうので予算と相談しながら考えましょう。
留学先に提携病院が数多くある
留学先にキャッシュレスで治療を受けることができる提携病院があるプランやサービスを選びましょう。
「提携病院」とは、保険会社と提携関係にある病院のことを指します。
提携病院で治療を受けると、治療費の支払いが不要で、キャッシュレスでの受診が可能です。
自分の代わりに保険会社が治療費を支払ってくれます。
留学先に提携病院があると、急な体調不良があっても気軽に、かつ迅速に駆け込むことができるので安心できます。
ちなみに、提携病院で治療を受ける場合は、事前に保険会社に連絡を入れておくことが一般的です。
事前連絡なしに提携病院で治療を受けてしまうと、治療費を立て替えてもらうことができず、経済的な負担が重くなってしまうので気をつけましょう。
日本語対応サポートデスクがある
普段英語が流暢で現地でのコミュニケーションが問題なく取れていても、トラブルが発生するとパニックになり英語で話すことができなくなってしまうこともあります。
そのため、24時間365日の日本語対応サービスがあると、安心できるのでおすすめです。
充実した付帯サービスがある
長期留学を検討している場合は、付帯サービスやオプションが充実していると安心でしょう。
特に下記の付帯サービスを付けることがおすすめです。
- 緊急歯科治療特約
海外での歯科治療にかかる費用に対する保険のことです。
海外の歯科治療は非常に高額です。
不安な人は付けておきましょう。
そして、留学前までに歯の治療を済ませておくと、留学中に歯科治療を受けるリスクが下がるのでおすすめです。
- 留学生賠償責任特約
留学中に、滞在先で備品を壊してしまったり、他人のものを紛失し、賠償金を請求された際に支払う費用に対する保険です。
長期留学の場合は、滞在先のホームステイやシェアハウスで、自分の不注意によって火災や漏水といった事故を起こす可能性もあります。
- 生活用動産費用特約・携行品損害保障特約
これは、「生活用動産費用」とは滞在先での家財が盗まれたり、壊れた場合に必要な買い替えの費用や修理の費用に充てられる保険のことです。
留学中にアパートを借りて生活する予定がある方におすすめします。
「携行品損害補償特約」とは、スマホやパスポートなどが盗難やひったくりにあった際に補償してもらえるサービスのことです。
- 緊急一時帰国費用特約
緊急一時帰国費用特約は、その名の通り、留学中に緊急事態が発生し日本に帰国を余儀なくされた際に、日本に一時帰国するためにかかる交通費や宿泊費が保障されるサービスです。
フライトのチケットは出発直前に予約すると、ビジネスクラスなど高額な座席しか購入できないということもよくあります。
しかし、この特約に加入しておくことで、躊躇することなく高額なフライトチケットも購入することが可能です。
留学期間が長い方ほどオプションとしてつけることをおすすめします。
留学保険おすすめTOP3
おすすめの留学保険は下記の3社の保険です。
- AIG 海外留学保険
- エイチエス 損害保険 海外旅行保険
- Chubb 損害保険 海外旅行保険
それぞれの保険について簡単にご紹介します。
AIG 海外留学保険
AIG損保の留学保険は、最長1年まで留学期間に合わせて期間を設定することができます。
治療・救援費用の補償額は、無制限または2,000万円のいずれかより選ぶことができるため、留学先の国の医療にかかる費用や予算と合わせて検討しましょう。
契約期間が32日以上になると、生活用動産補償や留学生賠償責任の補償に対するサポートが手厚くなる点が特徴です。
緊急歯科治療補償(31日以内、または6ヶ月以上の留学者のみ)、緊急一時帰国費用補償(3ヶ月以上の留学者のみ)もオプションとしてつけることができます。
24時間対応のサポートデスクもあり、有料にはなりますが通訳手配サービスもあるので言語の壁について心配する必要はありません。
また、インターネットからの契約者限定で格安でWi-Fiのレンタルができます。
>> AIGの海外留学保険についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
エイチエス 損害保険 海外旅行保険
エイチエス損害保険の海外旅行保険は、代理店を通して申し込むことができ、1年までの留学に対応しています。
治療・救援費用の補償額は、無制限、1,000万円、または2,000万円のいずれかより選択することが可能です。
留学生賠償責任や携行品損害補償が元々ついており、長期留学者に対しては生活用動産補償も自動で付いてきます。
また、緊急一時帰国留学費用(3ヶ月以上の留学者のみ)や歯科治療費用(6ヶ月以上の留学者のみ)も条件を満たせばつけることが可能です。
24時間対応のサポートデスクがあり、通訳サービスを無料で受けられるため安心して現地で生活できますね。
保険料についても、補償内容に対して他社と比較すると割安であることからおすすめです。
>> エイチエス損害保険の海外旅行保険についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
Chubb 損害保険 海外旅行保険
Chubb損害保険の海外旅行保険最大の特徴は、滞在先に応じてフレキシブルにプランを変えられる点と、保険料が業界最安値である点です。1年までの留学に対応しています。
オンライン上または代理店で申し込むことができますが、3ヶ月以上の留学の場合は代理店で契約を申し込む必要があるので注意が必要です。
補償内容についは、治療・救援費用の補償額は無制限か3,000万円のいずれかより選びます。
ホームステイかアパートに住むのか滞在方法でプランの内容が変わってくるので気をつけて選びましょう。
ホームステイの場合は携行品損害補償特約が、アパートの場合は生活用動産品補償が付随しています。
いずれのプランにも個人賠償補償が付いているので安心してください。
保険料重視で選びたい方におすすめの保険です。
>> Chubb損害保険の海外旅行保険についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
留学保険に加入して万全の体制で留学に行こう!
留学は日本とは全く異なる環境で生活することになることから、日本では起こらなかったことが起こりうる可能性があります。
海外留学保険に加入しておくことで、そのようなアクシデントを経験しても心配無用であるため、「安心」を買うという意味でも留学保険に加入しておくことがおすすめです。
そして、留学保険に加入する際には、保険料だけでなく、補償内容や、あなたの留学先に合わせた内容であるかどうかをチェックすることも忘れないでくださいね。
留学後に困らない英語力を身につけるには?
「留学してから英語を勉強すれば十分だ」と考えていたら、留学後に緊急の事態が起こったときに対応できず困ったことになります。
また、「現地の人と友達になれば英会話が上達するから大丈夫」というのも甘い考えです。
英語を話せなければ友達を作れないため、英語を話す機会がなく英会話が上達しないからです。
また、文法を知らなければ、留学先で文法の授業を受けることになります。
でも、留学前にしっかり勉強しておくと、留学中のトラブルに対応し、現地の友達を作り、英語を話す毎日を送ることができます。
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