英語が上達しない人に朗報!今からでも上達する3つの学習テクニック
「勉強しているのに、なかなか英語が上達しない」と悩んでいませんか?
文法も単語も勉強したし、オーディオ教材も聞いているのに、英語を話そうとしたら何も口から出てこない(涙)
そうなってしまうと、それ以上、何をしたらいいのか分からなくなってしまうんですよね。
でも実は、そんな状態から抜け出すのは、それほど難しくありません。
英語が上達しないのは、才能がないからではなく、勉強の仕方が間違っていたからなんですね。
だから、正しい方法で勉強すれば、すぐに英語が上達し始めます。
このページでは、英語が上達しないと悩んでいる人でも、着実に上達する方法についてお話しします。
遠回りのように見えて実は一番の近道になる方法です。ぜひ実践してください。
目次
英語が上達しない原因
アウトプットをしていない
英語を勉強しているのに英会話が上達しないのには明確な理由があります。
それは、英語を話すスキルが上達する練習をしていないことです。
今まであなたがやってきた勉強はどんなことでしょうか?
・単語を覚える
・文法を覚える
・英会話フレーズを覚える
・リスニング教材を聞く
・シャドーイングをする
・TOEICの問題集を解く
・英会話スクールのレッスンを受ける
多少の違いこそあれ、だいたいこんなところではないでしょうか?
これらはどれも英語の上達にとって大切な勉強ですが、残念ながら、重要な部分が抜けているために英語を話せるようにならないのです。
それは何かというと、英語を話すスキルが上達する練習(アウトプット)が抜けていることです。
英語で話すということは、英語で作文して声に出していうという作業です。
しかし、上にあげたのはどれも、知識を増やしたり定着させたりするための勉強(インプット)です。
確かに英会話スクールなら英語をたくさん話せるはずだけど、実際は先生の話を聞くだけの時間がすごく長かったり、間違った使い方をしている人が多いんだ。
だから、英会話スクールはたくさんあるのに、英語ペラペラの人は少ないんだよ。
幻想を信じている
野球のようなスポーツを上手になりたいなら、基礎体力トレーニング、素振り、キャッチボール、バッティング練習、練習試合など、上達するための理にかなった練習が必要です。
英語も同じで、上達するためには理にかなった練習・勉強が必要です。
しかし、ちまたでは「努力しなくても自然に英語が身に付く」、「勉強せずに自然に英語を身に付けるのが正しい」というような幻想が語られています。
たとえば、
- オーディオを聞いているだけで話せるようになる
- 海外で1年ほど生活すれば誰でも英語ペラペラになれる
- 赤ちゃんが言葉を身に付ける方法なら、自然に英語を身に付けられる
- 短期間に英語ペラペラになれる秘密の勉強法がある
といったことです。
残念ながら、このようなことは事実ではないので、このような勉強法を実践していたら永久に英語は上達しません。
聞き流していたら自然に英語を話せるようになるって広告をよく見るわよ。日本語だって別に勉強しなくても話せるようになったし、それが普通じゃないの?
小さな子どもの場合は、まだ脳が柔軟だから自然に言語を身に付けることができるんだよ。でも、クリティカルエイジと言って12歳くらいを過ぎたら、もう自然に英語を身に付けることはできないんだ。
英語が早く上達する人に共通する特徴
いつまでたっても英語を話せない人がいる一方、驚くほど短期間に英語を話せるようになる人もいます。
ここでは、英語が早く上達する人に共通する特徴をお話しします。
- 英語を身に付ける目的がはっきりしている
- 理にかなった勉強法を実践している
- 十分な時間と労力をつぎ込んでいる
- 失敗を恐れずに挑戦している
英語が早く上達する人は、「何のために英語を身に付けるのか」という目的を明確にした上で、「自然に英語を話せるようになる」というような幻想は信じずに、着実に上達する理にかなった勉強法を実践しています。
そして「英語が通じなかったらどうしよう」と怖がらずに、外国人にどんどん話しかけています。
もちろん、誤解されたり失敗したりすることもありますが、気にせずにたくさん行動することが上達の近道です。
今やるべきこと
英会話の上達のためにするべきことは、英語を話すスキルを伸ばす練習(アウトプット)をすることです。
具体的には、今まで頭に蓄積してきた英語の知識を自由自在に取り出して、使いこなせるようになるための練習です。
映画の主人公が言うような気の利いた台詞ではなく、「I am~.」や「Are you~?」のような、学校や教材で習った基本的な表現を確実に使いこなすことが重要なのです。
よく、「ネイティブは文法どおりには話さないんでしょ」なんてことを言う人がいますが、そんなことはありません。
会話のほとんどは、こういう基本的な表現でできています。
もちろん、ネイティブの会話では教科書から離れた表現を使うこともありますが、それは基本を知っているからこそ使いこなせる応用テクニックであって、基本が身に付いていない人が、最初から応用を学んでも使いこなすことはできません。
そして、英会話の上達のために最初のトレーニングとしてするべきことは、瞬間英作文と自由英作文です。
英語を体で覚える
本やオーディオから覚えたことを会話で使うには、英語を体で覚えるための練習をする必要があります。
体で覚えるためには、日本語文を読んで瞬間的に英作文する瞬間英作文トレーニングが効果的です。
英語を熱心に勉強しているあなたなら、おそらく瞬間英作文でない普通の英作文の練習ならしたことがあると思います。
問題集などに載っている日本語文を見て、時間をかけて考えながら英語に訳しノートに書く練習のことです。
こういう「ゆっくり英作文」では、どんな文法構造で作文すればいいか時間をかけて考えることができます。
のんびりと、三単現の「s」が抜けていないかとか、時制は間違っていないかなどを確認することもできます。
でも、英会話では文法を考えている時間はないので、思いついたことをパッと口に出して言う瞬発力が求められます。
そういう瞬発力を付けるトレーニングが瞬間英作文です。
瞬間英作文では、たとえば
「彼はまだ帰ってきていません」
という日本語文を見て
He hasn't come home yet.
と瞬間的に訳したり、
「私はテレビでアメリカの野球を観るのを楽しんでいる」
という日本語文を観て
I enjoy watching American baseball on TV.
と瞬間的に訳したりします。
あれこれ考えずに瞬間的に訳す練習をするのが英語上達のための重要ポイントです。
とにかく速く英作文する練習をすることで、英会話のときにすばやく反応できるようになります。
なお、瞬間英作文トレーニングは、かなり集中力が必要な勉強法です。
だから一度に長い時間、勉強するのではなく、朝15分、昼15分、夜15分というように、少しずつに分割した方が頭をリフレッシュして元気な状態で取り組めると思います。
ダラダラやっても効果は低いので、短時間集中型でやりましょう。
「私は、京都を訪れたことがありません」は英語で?
I’ve never visited Kyoto.
「私は、会議で発表をしたことがありません」は英語で?
I haven’t done any presentation in our meetings.
と・・・こんな感じ!
さらに詳しくは、以下のページを読んでください。
⇒ ライバルに差が出る英会話の勉強法!もう迷わない3ステップ独学テクニック
自由な話題について話す練習をする
瞬間英作文トレーニングは、英語教材に載っている例文を使って練習します。
たくさんの例文に触れることで、瞬間的に英語で作文するスキルが上達します。
でも、英語教材に載っている例文だけ練習しても、自分が言いたいことをすべて言えるようにはなれません。
たとえば、自分がどんな仕事をしているのか英語で説明できるようになりたいなら、仕事に関係する単語や表現を覚える必要がありますよね。
そこで、瞬間英作文に加えて自由英作文も勉強に取り入れましょう。
最初は、朝から晩までの出来事を英語で書きます。
慣れてきたら、仕事のことや家族のことなど、もっと深い内容について英作文しましょう。
そして、「この話題については将来的に外国人と話したい」という作文は、オンラインの添削サービスで添削してもらいます。
そして、原稿を見なくてもスイスイ言葉が出てくるまで練習して覚えてしまいましょう。
ここまで練習しておくと、その話題について話すときに、自分でも驚くほど英語がポンポンと口から出てくるようになります。
確実に英語が上達する方法なので、面倒がらずにやってみましょう。
英語で話したい話題を前もって練習しておくのね!
ああ。一度も話したことのない話題について話すのは難しいけど、準備しておいた話題はすいすい話せるからね。
自己紹介なんかは、しっかり準備しておいたら必ず役に立つよ。
すき間時間は独り英会話をする
先ほどお話しした英作文では、英文を紙やパソコンで書き出します。
でも、ちょっとした空き時間を利用して、頭の中で英作文して独り言を言うのも英語の上達にとても効果があります。
たとえば、朝、目が覚めたときに
「ああ、今日は良い天気だなあ。今日は良いことがありそうだ」
と思ったなら、それを英語で言ってみましょう。
また、会社で上司に嫌な仕事を頼まれたなら、
「またかよ。こんな仕事自分でやれよ!」
と英語で言ってみます(仕事に差し支えない程度に)。
こんなふうにして、頭に浮かんだことを英語に置き換えてみたり、通勤のときに電車の中で見た広告を英語に置き換えてみたりします。
この独り英会話は、英語で文章を作るスキルを伸ばすのに大きな効果があるし、英語教材を持っていないときでもできます。
部長ったら、さあ帰ろうってときに時間のかかる仕事を持ってきたりして嫌になっちゃう。
今日は暇だったから、もっと早く言ってくれたら業務時間内に十分に終わらせられたのに・・・
そういうことを英語で言う練習をするんだよ。誰にも聞かせるわけじゃないから気楽にね。
オンライン英会話の使い方
オンライン英会話スクールは、月5000円程度という安い授業料で受けることができます。
何十万円も払わなくていいので、誰でも気軽にマンツーマンの英語レッスンを受けることができるはずです。
でも、オンライン英会話スクールが登場する前と比べて、英語を話せる人が増えたという印象はありません。
オンライン英会話レッスンを受けても英語が上達しない理由は、先生がフィリピン人だとかそんなことではありません。
英語が上達しないのは、英会話レッスンを上手く活用できていないからです。
日本の学校や学習塾では、生徒は教室で席に座って、先生に言われたとおりに勉強するのがルールです。
そうやって勉強すれば、学力が伸びて試験の点数が上がるようになっています。
でも、そのような受け身の勉強法では英語は上達しません。
英会話の上達のためには、
- 事前に授業の準備をしっかりする
- 授業は、準備した内容を試す場として使う
- 先生には黙って聞いてもらい、自分が話す
という自発的な勉強が不可欠です。
事前に授業の準備をしっかりする
英会話スクールで準備されている英会話教材をそのまま使っても、英語の上達は期待できません。
レッスンの前に、何について話すのか話題を自分で決めて、話す内容を英作文します。
たとえば、「日本のアイドル文化」について話したいなら、辞書やネットで調べながら前もって英作文しておきましょう。
このときに調べても分からないことは、レッスンのときに質問するためにメモしておきます。
授業は、準備した内容を試す場として使う
レッスンは自由会話形式で受けます。
そして、英作文した内容をあなたが話し、先生には聞き役に徹してもらいます。
作文を読み上げるのではなく、自分の言葉で話してください。
そして、もし表現を間違っているところがあれば、一通り話し終わった後に訂正してもらいます。
その後、その日の話題について質問してもらい、それにあなたが回答するという形でレッスンを進めます。
先生:「オタクってどういう意味ですか?」
あなた:「それは・・・のような人のことを指す言葉です」
のようにレッスンを進めます。
また、事前に準備したときに分からなかったことを質問しましょう。
先生には黙って聞いてもらい、自分が話す
おしゃべりな先生は避けてください。
生徒がたくさん話せるように促すのが先生の仕事です。
自分ばかりしゃべっている先生はダメな先生ですので、いくら親切な人でもさっさと見切りを付けましょう。
英語が上達しない人におすすめの勉強法まとめ
英語は、学校で英語を勉強したときのようなインプット中心の勉強法や、ちまたで信じられている幻想のような方法で勉強しても上達しません。
でも、このページで紹介した方法なら、驚くほど早く英語が上達します。
なぜなら、このページで紹介したのは、英語で会話するスキルが上達する練習だからです。
- 話せるようになりたいのに問題集を解く練習をする
- 話せるようになりたいのに聞く練習をする
のでは、英語は話せるようになりません。
話せるようになりたいなら話す練習をする。これが鉄則です。
今日からは英語を話せるようになる練習をして、英語ペラペラへの道を進みましょう。
このページでは、英語を話すスキルを伸ばす方法について簡潔に説明したけれど、もっと具体的で詳しい方法は無料メール講座で説明しているよ。
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詳しくは以下のページを読んでね。
でも、英会話スクールなら話す練習がいっぱいできるはずでしょ?