文房具の英語|事務の仕事でよく使う文房具40選
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
「シャーペンって英語で何て言うんだっけ?」
「ホッチキスって、英語でもホッチキスなの?」
文房具にまつわる英語って、知っているようで意外に知らないんですよね。
しかも、英語だと思っていたら実は和製英語だったなんてこともあります。
そこで今回は、文房具にまつわる英語を紹介します。
会社で働くにしても海外留学するにしても、文房具は必ず使うことになります。
そして、
「ちょっと、消しゴムを貸してくれない?」
と言いたいときに、消しゴムの英語を知らないなんてことでは困ってしまいます。
この記事で文房具の英語を覚えて、日常会話でつまずかないように準備してください。
文房具の英語
文房具は英語で「stationery」と言います。
「stationery」は不可算名詞(数えられない名詞)なので、冠詞の「a」は不要です。
ちなみに、文房具店は「a stationery store」です。
ここでは、さまざまな文房具の英語を正しく言えるように、以下のように5つに分けて説明します。
- 筆記関係の文房具
- 修正関係の文房具
- 貼り付け関係の文房具
- 用紙関係の文房具
- その他の文房具の英語
筆記関係の文房具
まずは、ペンや鉛筆など筆記関係の文房具の英語を紹介します。
「sharp pencil」では、とがった鉛筆という意味になってしまう。
「extra」は余分なという意味で、「lead」は「鉛」や「鉛筆の芯」という意味がある。
a ball-point pen
「point」には「先端」という意味がある。
「a ball-point pen」は、先端にボールが付いているペンという意味やな。
a fountain pan
「fountain」には「泉」という意味がある。
昔は、金属製のペン先をインク瓶に付けながら文字を書いていた。
それが万年筆では、インクが泉のようにわき出してくるから、繰り返しインクを付けなくても文字を書き続けられるようになった。
物書きにとっては革命的だったろうな。
a highlighter
「highlight」は、日本語では「強調する」「光を当てる」「強調表示する」「反転表示する」などと訳されている。
ちなみに、ワープロソフトなんかで、こんなふうに文字の背景色を変えることを「highlight」という。
油性のインクが出る太めのペンのことやな。
a magic marker
「magic」だけだと「魔法」や「手品」という意味になってしまうから、必ず「magic marker」とい言う必要がある。
「a marker」か「felt-tip pen」
「tip」は先端という意味がある。
ちなみに、油性サインペンの英語は「a permanent marker」、水性サインペンは「a non-permanent marker」と言う。
「permanent」は「永久の」という意味。
修正関係の文房具
筆記用具関連の英語の次は、消しゴムなど修正関係の文房具の英語を紹介します。
「fluid」は「液体という意味」
ペンの形をしているものは「a correction pen」と言う。
貼り付け関係の文房具
ちなみに、ホッチキスの針は「a staple」や。
「a staple」はもともと、U字型の金具という意味がある。
「glue」は接着剤全般を指している。
事務で使うペン型ののりは「a glue stick」と言う。
「fold」には「折りたたむ」という意味がある。
塗装するときに、はみ出さないように使うマスキングテープは、そのまま「a masking tape」。
模様が印刷されていてデコレーションに使うマスキングテープは、「a(Japanese)washi tape」。
もともとは、エアコンなどの通風管(ダクト)のつなぎめを密閉するためのテープだから、かなり粘着力が強い。
洋画や海外ドラマを見ていると、犯罪者がよく使っているのがこれ。
もう1つ「packing tape」というものある。
「packing tape」は、引っ越しなどで使う段ボール箱を閉じるためのテープ。
たいていは透明な材質でできている。
一般的に「ガムテープ」と言いたいときは「a duct tape」で問題ない。
ゴムバンドか。そのままやな。
用紙関係の文房具
次は、ノートなど用紙関係の文房具の英語を紹介します。
「Post-it note」は商品名だけど、誰でも知っているくらい有名なので「Post-it note」でも通じる。
「a personal organizer」、「a day planner」、「a personal planner」、「a year planner」など。
その他の文房具の英語
最後に、そのたいろいろな文房具の英語を紹介します。
「scissors」は常に複数形で使う。
何個あるか数を明確にしたいときは「a pair of scissors」のように言う。
「retractable」は「格納式の」という意味。
親指以外は「a fingerstall」
受け取り時などに押すゴム印は「a stamp」、契約などで押す判子は「a seal」。
ただし、はんこを使う文化は欧米にはないので、ぴったりの表現はない。
なお、認め印は英語で「an unregistered seal」、実印は英語で「a registered seal」
これもはんこと同じで、印鑑を使う文化は欧米にはないので、ぴったりの表現はない。
文房具の英語を英会話で使いこなすには
この記事では、文房具にまつわる英語を紹介しました。
ここで初回した言葉を覚えておけば、仕事や勉強のときに文房具の英語での呼び方が分からなくて困ることはないはずです。
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