ネイティブも使う「ところで」を表す英語表現14選!ビジネスで使える表現も紹介!
あなたは「ところで」を英語で表現できますか?
おそらく、真っ先に思い浮かぶのがby the wayでしょう。
実は英語にはby the way以外にも「ところで」を表す表現や類似表現が数多くあります。
それぞれカジュアルな表現からビジネスなどの場面で活用できるフォーマルな表現まで多彩です。
この記事では、「ところで」を意味する英語表現を14個紹介します。
話題を切り替える時に、by the way以外の表現を使うことに興味がある方は必読です。
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「ところで」を表す英語表現9選
まずは、「ところで」を意味する比較的カジュアルな英語表現を9個紹介します。
下記の通りです。
- So
- Oh and…
- Anyway
- Speaking of 〜
- Also
- That aside
- Now that you mentioned it
- Actually
- Well
それぞれ例文を使いながら見ていきましょう。
So 「ところで」
soはさまざまな意味を持つ語ですね。
形容詞の場合は「とても」という意味を表し、接続詞の場合は「だから」という意味になります。
そして接続詞のsoにはもう1つ意味があり、それが「ところで」です。
ところで、いつ会える?
Oh and … 「そういえばさぁ」
Oh and…は最も砕けた表現です。
話の途中で違う話題を思い出したときに使うこともできますが、すでに話をしようと決めていたことをさも今思い出したかのように使うネイティブが多いです。
そういえばさぁ、この間の日曜日のデートはどうだったの?
Anyway 「ところで」
Anywayは「とにかく」という意味もありますが、「ところで」と話を切り替える際に使用することができます。
ネイティブがよく使う表現です。
また、anywaysと使うこともありますが、これも「ところで」を意味し、スラングとして使います。
友達同士などカジュアルな場面でのみ使用することが一般的なので気をつけましょう。
ところで、今日すごく天気がいいよね。
Speaking of 〜「〜といえばさぁ」
speaking of の後には名詞を入れます。
情報を補足する際に使うことが多く、日本語にすると「ちなみに」というニュアンスが最も近いです。
レイチェルと言えばさ、この間結婚したんだよ!
Also 「それとね」
alsoはついでに念押しをする際に使用することをおすすめします。
また、連続して使用すると、本題がかすんでしまうため多用しないように気をつけましょう。
ジョセフは大学で歴史学を専攻しています。また、ダブル・ディグリー・プログラムに参加しているため、心理学も専攻しています。
That aside 「それはさておき」
asideで「傍に」という意味です。
thatは話していた話題をさすことから「それはさておき」という意味になります。
それはさておき、明日のプレゼンの準備はできた?
Now that you mentioned it 「そういえば」
Now that S +Vで「SがVするので」という意味を表す構文です。
そのため、このフレーズを直訳すると「あなたがそれについて述べたので」となり、そこから派生して「そういえば」という意味になりました。
突然何かを思い出して、「そういえば、あれはどうなったの?」というニュアンスを出したいときに使います。
そういえばさぁ、テオと君の間には何があったの?
Actually 「そういえば」
相手が話している話題と関連している内容で話題を変える際にactually を活用します。
トーンを上げてactuallyと発音すると、話題を変えることが明らかでわかりやすくなるでしょう。
ジェームスは昨日仕事を辞めたの。
B: Actually, I changed my job last week.
そういえば、私、先週転職したんだ!
Well 「さて」
wellは文頭に置いて「ええと」と考えながら話をする際に使うこともできますが、「さて」「そうえいば」「そうそう」と話を切り替える時に使うことも可能です。
日常会話の中でよく使用されますが、Eメールなどの書き言葉でも使われることがあります。
さて、明日の会議について話そうか?
ビジネスなどフォーマルな場面で使える「ところで」を表す英語表現5選
続いて、ビジネスや接客などフォーマルな場面で使用する「ところで」を意味する英語表現を5つ紹介します。
下記の通りです。
- Incidentally
- On a different note
- To change the subject
- Apropos
- Come to think of it
1つずつ詳しく説明します。
Incidentally 「話が逸れますが」
Incidentallyは、by the wayと同様に違う話題を持ってくる際に使用する表現です。
by the wayと比較するとフォーマルな場面で使用することをおすすめします。
話が逸れますが、あなたはニューヨークに出張に行ったことはありますか?
On a different note「余談になりますが」
この表現は話題をガラッと変えるというよりは、追加で何かを言及したいときに前置きとして使用します。
エミリーは有能な人です。余談になりますが、彼女は帰国子女です。
To change the subject 「話は変わりますが」
subjectは国語や数学のような「科目」を表しますが、「話題」や「テーマ」という意味もあります。
To changeの部分は不定詞の名詞的用法であるためchangingと動名詞に変えることも可能です。
話は変わりますが、今日の午後の会議はなくなりました。
Apropos 「ついでながら」
aproposは既出の話題に情報を加える際に使います。
しかし、日常会話などカジュアルな場面で使用されることはほとんどありません。
メールや書類などの書き言葉として使用されることが一般的です。
ついでながら、私たちの工場は来月閉鎖されます。
Come to think of it 「そういえば」
come to think of itは、when I come to think of itを短くした表現で、「そういえば」「考えてみれば」とふと何かを思い出したときに使います。
英文の冒頭に持ってくることが一般的です。
そういえば、ジェイミーにしばらく会ってないな。彼は元気にしている?
「ところで」という表現を身につけて上手に話題を切り替えられるようになろう
英語で「ところで」を表すフレーズはby the wayだけではありません。
話題を変えるためのフレーズや英単語は、下記のように14種類あります。
それぞれニュアンスや、使用できる場面が異なるためしっかりと違いを押さえて使い分けられるようにしましょう。
- So 「ところで」
- Oh and… 「そういえばさぁ」
- Anyway 「ところで」
- Speaking of 〜 「〜と言えばさぁ」
- Also 「それとね」
- That aside 「それはさておき」
- Now that you mentioned it 「そういえば」
- Actually 「そういえば」
- Well 「さて」
- Incidentally 「話は逸れますが」
- On a different note 「余談になりますが」
- To change the subject 「話は変わりますが」
- Apropos 「ついでながら」
- Come to think of it 「そういえば」
なお、こうした表現を英会話のときに自由に使えるようになるには “ある練習” が必要です。
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今日は、「ところで」を表す英語を紹介しますね。
ビジネスなどフォーマルな場面で使える表現も紹介するので、最後まで読んでください。