おせち料理を英語で説明しよう!リスニング練習用のオーディオ付き
このコンテンツは、10年以上の経験を持つプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
お正月を祝うのに欠かせないおせち料理。
日本人の私たちにとっては、子供の頃から見慣れた料理ですが、外国人にとっては謎だらけです。
「おせち料理とは何なのか?」
「おせち料理にはどんな意味があるのか?」
外国人に英語で説明できますか?
この記事では、おせち料理について英語で説明する文章を紹介します。
オーディオをつけているので、リスニングの練習にも活用してください。
目次
おせち料理を説明する英語
この記事では、おせち料理の英語について、リスニングが苦手な人でも安心して練習できるように、以下の2つのバージョンをご用意しました。
- 音声の途中で空白の時間を入れたバージョン
- 標準スピードのバージョン
どちらも無料で聞くことができます。
「音声の途中で空白の時間を入れたバージョン」では、以下のように、ところどころに空白の時間が入っています。
“O-sechi-ryori” is an indispensable part/空白の時間/of the Japanese new year.
この空白の時間に、それまでに聞いた部分の意味を考えてください。
考え終わったころに、続きの音声が再生されます。
このように部分ごとに区切ってリスニングを練習することで、逆戻りすることなく、英語を聞いたそばから理解していく力を伸ばすことができます。
この「空白ありバージョン」を聞き取るのに慣れてきたら、「標準スピードバージョン」を聞いて練習してください。
さあ、おせち料理について英語音声を聞きましょう。
空白ありバージョンの音声
まずは、おせち料理について英語で話した空白ありバージョンの音声を聞いてみましょう。
おせち料理:日本語スクリプト
おせち料理について、空白ありバージョンの英語音声を何回か聞いたら、日本語スクリプトを読んで、正しく理解できているか確認しましょう。
その後で、もう一度、空白ありバージョンを聞いてください。
内容を知ったうえでオーディオを聞けば、以前は聞き取れなかった部分も聞き取れるようになっているはずです。
おせち料理は日本のお正月にはかかせません。
おせち料理はお正月を祝う料理で、「お重」と呼ばれる重ね箱に詰めます。
お重に詰めるのは「福を重ねる」という意味が込められています。
今は「お正月くらいは女性にゆっくりしてもらう」という意味も持つようになりました。
おせち料理は日持ちがするので、年末に作っておけば正月の間は料理をする必要がないのです。
おせち料理に使われる食材には、それぞれにおめでたい意味があります。
たとえば、「かずのこ」は卵の数が多いので「子孫繁栄」の願いが込められています。
最近は、おせち料理を作る家庭は少なくなり、デパートやネットで購入する家庭が増えてきています。
また、洋風おせち、中華風おせちなど、時代ともにおせち料理も様変わりしてきています。
標準スピードの音声
空白ありバージョンの音声に慣れたら、空白なしの標準スピードの音声を聞いてください。
何度も聞いて、聞いたそばから英語を理解できるように練習しましょう。
おせち料理:英語のスクリプト
標準スピードの音声を繰り返し聞いて、「これ以上聞いても聞き取れる箇所は増えない」というところまできたら、英語スクリプトを確認します。
英語スクリプトを確認したら、聞き取れなかった部分を特に意識して、また、標準スピードの音声を聞きましょう。
“O-sechi-ryori”
“O-sechi-ryori” is an indispensable part of the Japanese new year.
※「indispensable」=欠くことのできない、「part」=(不可欠な)要素
“O-sechi-ryori” is food for celebrating the new year and is put into a series of stacked boxes called “O-ju”.
※「celebrate」=祝う、「series」=連続、「series of ~」=ひと続きの~、「stack」=積み重ねる
Fitting it into the “O-ju” incorporates the meaning of stacking up happiness.
※「fit」=入れる、「incorporate」=~を包含する、「mean」=~を意味する、「meaning」=意味、「stack up」=~を積み重ねる、「happiness」=幸せ
Nowadays, it also has the meaning of “allowing women to take it easy around the new year.”
※「nowadays」=(過去と対比して)最近は、「also」=~もまた、「allow」=許可する、「take it easy」=くつろぐ
“O-sechi-ryori” lasts for a long time, so if you make it at the end of the year, there is no need to make any food during the new year period.
※「last」=続く、持続する、「for a long time」=長期間、「the end of the year」=年末、「need」=必要、「during」=~の間、「period」=(一定の)期間
The ingredients used in “O-sechi-ryori” each have their own celebratory meaning.
※「ingredient」=(特に料理の)材料、「each」=それぞれ、「own」=独自の、「celebratory」=お祝いの
For example, “Kazunoko(herring roe)” has a large number of eggs, so incorporates the wish for “prosperity of descendants.”
※「for example」=例えば、「a large number of」=多くの、「prosperity」=繁栄、「descendant」=子孫
In recent times, the number of households making “O-sechi-ryori” has been decreasing, and those people purchasing it at department stores or online have increased.
※「recent」=近ごろの、「the number of ~」=~の数、「household」=家庭、「decrease」=(数量などが)減る、「purchase」=~を購入する、「increase」=(数量などが)増える
Additionally, we are seeing new varieties with the changing of the age, such as western “O-sechi” or Chinese “O-sechi.”
※「additionally」=そのうえ、さらに、「variety」=種類、種、「age」=時代、「such as~」=~のような、「western」=西洋の
英語を自由に話せるようになる3ステップ勉強法とは?
この記事では、おせち料理について英語で話したオーディオを紹介しました。
地道に練習すると、リスニングは必ず上達します。
毎日のリスニング上達のために活用してください。
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