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「浮気」は英語でどう言うの?シチュエーション別例文と使い方19選

 2018/12/08 英会話
この記事は約 21 分で読めます。
怒る女性と土下座の男性

こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

笑顔のアキラ

今日は、「浮気」の英語を紹介します。

テレビをつけると、毎日のように有名人の浮気のニュースを目にしますよね。

テレビだけでなく身の回りでも、恋人がいる学生が他の異性とデートしたり、結婚して〇十年の熟年男性が浮気をしたりという話を聞くことがあります。

世の中に男と女がいる以上、浮気に関する話題はどうしても避けて通れないようですね。
それに、ゴシップネタとして、話題としても盛り上がる内容です。

この記事では、浮気に関係する英語を例文を使って説明します。

友達との会話などで使ってください。きっと盛り上がるはずです。

アキラ

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラ、ナオ、Yui、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。

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浮気の疑いがあるときに使える英語

浮気の疑いがあるときに使える英語は、以下の8つです。

  • cheat
  • have an affair
  • see
  • a bit on the side
  • infidelity
  • adultery
  • play around
  • flirt

本章では、それぞれの表現の意味や使い方について例文付きで詳しく解説します。

浮気をする

「浮気をする」を意味する単語は、以下の2つです。

  • cheat
  • have an affair

同じ意味を持つものの、使用すべき場面が異なるので注意しましょう。

cheat

「浮気をする」の英語でもっとも一般的なのはcheatで、カタカナで表現すると「チート」です。

cheat on~という形で、「~に対して浮気する」という意味になります。

肉体関係がない浮気についても使える言葉です。

Jessica:If you cheat on me just once and we are done!
ジェシカ:一回でも浮気したら、それでサヨナラだからね。

Keiichi:You know I wouldn't do that.
ケイイチ:俺が浮気なんかするはずがないだろ。
※「cheat on~」=浮気をする、「done」=(関係が)お終い

have an affair

cheatと同じくらいよく使われる「浮気をする」の英語に、have an affairがあります。

have an affairの方がフォーマルな表現で、肉体関係が含まれています。

Abigail:You are acting weird (strange) lately. Are you having an affair or something?
アビゲイル:最近、あなた、何かそわそわしてない?浮気でもしてるんじゃないの?
(最近、あなたは奇妙な行動をとっています)

Henry:What? What are you talking about?
ヘンリー:そ、そんなことないよ・・・
(何の話をしているのですか?)
※「weird」=奇妙な、「lately」=最近、「have an affair」=浮気をする、「or something」=~か何か

ナオ
「cheat on~」と「have an affair」の違いは何?
アキラ
「cheat」は、もともと「騙す」とか「不正を働く」「カンニングをする」とかいう意味がある。

日本語の「浮気をする」に一番近いのが「cheat on」やと思う。

結婚していても結婚していなくても使える。

ナオ
なるほど。
アキラ
「have an affair」は、もっと深刻な関係のことで「不倫をする」というイメージ。
I just can't believe that such a sincere and innocent looking guy like him would have an affair.
Are you sure about this?
あんな誠実そうな男が浮気をするなんて信じられないなあ。
(彼みたいに誠実で純真に見える男性が浮気をするなんて信じられません)
間違いないのかい?
※「sincere」=誠実な、「innocent」=純真な、「have an affair」=浮気・不倫をする

see「交際する」「浮気する」

see(会う)という言葉には「交際する」という意味もあります。

これを使うことで、「浮気をする」という意味を表すこともできます。

Something tells me that my girlfriend is seeing someone.
なんか彼女が浮気をしているような気がするんだ。
(彼女が誰かに会っているようだ)
※「something tells me」=何となく~だと思う、「see~」=~と付き合う
ナオ
「see」に「付き合う」って意味があるんか?
アキラ
「see」は「見る」「会う」という意味が教科書に載っているけど、会話では「付き合う」という意味でよく使われる。

たいていの場合、「seeing」と進行形で使われる。

a bit on the side「浮気」

“a bit on the side”は、「浮気」や「不倫」を意味するイギリスの口語的な表現です。

「本業のほかに少し副収入を得る」といった意味で使われることが多いですが、人間関係の文脈では「本命のパートナー以外と関係を持つこと」を意味します。
“on the side”で「密かな」「内緒の」という意味です。

やや軽い響きがあり、深刻な不倫や浮気というよりも、「こっそり遊んでいる」というニュアンスが含まれています。
カジュアルな会話やゴシップ記事でよく見かける表現で、フォーマルな場面では使用を避けた方が無難です。

Andy is married, but I heard he’s got a bit on the side.
彼は結婚しているけど、浮気相手がいるらしいよ。

Julia thought it was just a fling, a bit on the side, nothing serious.
ジュリアはそれをただの浮気で、本気じゃないと思っていた。

infidelity 「不倫」「不貞行為」

不倫」は英語でinfidelityと言い、結婚相手や恋人への背信行為、特に性的関係を伴うものを指します。

ややフォーマルな響きのある言葉で、日本語なら「不貞行為」というイメージかもしれません。

The scandal surrounding the politician's infidelity damaged his reputation.
不倫(不貞行為)にまつわるスキャンダルのために、政治家の評判は傷ついた。

adultery「不倫」

“adultery”は「不倫」や「姦通」を意味するフォーマルな単語で、特に既婚者が配偶者以外の相手と性的な関係を持つことを指します。

会話ではあまり使われず、法律用語としても使われることが一般的です。
そのため、ニュース記事や法的文書などで目にすることがあるかもしれません。

日常会話では、”cheating”や”have an affair”のほうがよく使われ、”adultery”はより重く、正式な印象を与える語です。

また、不可算名詞であるため、複数形の場合でも”s”や”es”はつけません。

Robert filed for divorce on the grounds of adultery.
ロバートは不倫を理由に離婚を申請しました。
※「file for 〜」=〜を申請する、「divorce」=離婚、「on the grounds of 〜」=〜の理由で

Adultery is considered a sin in many religions.
不倫は多くの宗教で罪とされています。
※「consider」=みなす、「sin」=罪、「religion」=宗教

play around「遊び回る」

もっとカジュアルな表現、スラング的な表現としては、play around(遊び回る)がよく使われます。

Be honest with me. Have you been playing around?
正直に言って。浮気しているの?
※「honest」=正直な、「play around」=不倫する、浮気する
アキラ
「play around」には、本当の恋人や妻・夫以外と性的関係を持つという意味がある。

「play around with~」という形で「~と浮気する」という意味になる。

flirt「口説く」「もてあそぶ」「いちゃつく」

“flirt”は「いちゃつく」「口説く」「(相手を)もてあそぶ」という意味を持つ表現です。

恋愛感情があるように振る舞いながらも、実際には真剣でない軽い態度を示す際に使います。
必ずしも肉体関係や不倫に発展するわけではなく、軽い好意の表現や遊び心として使われることが多いです。

He’s always flirting with the new receptionist.
彼はいつも新しい受付の子にちょっかいを出している。
※「receptionist」=受付

She’s a natural flirt.
彼女は生まれつきの小悪魔タイプです。

浮気が発覚したときに使える英語

浮気が発覚したときに使える英語表現は、以下の11個です。

  • unfaithful
  • fling
  • see
  • sleep with 〜
  • one-night stand
  • betray
  • two-time
  • two-timer
  • adulterer / adulteress
  • fool around
  • philandering

本章では、それぞれの表現の意味や使い方について例文を用いて詳しく説明します。

unfaithful「不誠実」「浮気性」

「不誠実」という意味ではunfaithfulがよく使われます。

Have you heard that Hiroko's husband has been unfaithful to her?
She was in such a shock.
ひろ子のご主人が浮気していたことを聞いた?
(ひろ子の夫が彼女に対して不誠実だったことを聞きましたか)
すごくショックを受けていたわ。
※「unfaithful」=不誠実な、浮気をする

fling「肉体関係」

”fling”は「一般的な情事」や「軽い肉体関係」を表すスラングです。

感情の深さよりも、短期間の関係や衝動的な恋愛、肉体関係を強調するニュアンスがあります。
真剣な交際ではなく、「ちょっとした遊び」や「火遊び」といった意味合いで使われることが多いです。

”affair”や”adultery”よりもライトな響きがあり、カジュアルな会話や恋愛ドラマなどでよく登場します。

“fling”は名詞なので、「浮気する」や「肉体関係を持つ」と言いたいときには、”have a fling”と表現してください。

It was just a summer fling.
あれはただの夏の火遊びだった。

James had a fling with a coworker, but it didn’t last.
ジェームスは同僚と一時的な関係を持ちましたが、長続きしませんでした。
※「coworker」=同僚、「last」=続く

see「付き合う」

seeについてはすでに説明したように、「交際する」「付き合う」という意味があります。

I have to admit. I have been seeing someone for the last 3 months.
認めるよ。ここ3か月、他の人と付き合っている。
※「admit」=認める

sleep with 〜「〜と寝る」

「~と寝る」という意味でsleep with~もよく使われます。

I know. You have been sleeping with her in our bed. How could you!
知っているわ。私たちのベッドを使っていたわね。どうしてそんなひどいことができるの?
(私たちのベッドで彼女と寝ていましたね)
※「sleep with~」=~と寝る、「How could you!」=信じられない、何を考えているんだ
アキラ
「sleep with~」は「~と一緒に寝る」って意味やけど、当然ながら何もせずに寝るだけじゃないで。

これは「性的関係を持つ」を少し遠回しに言う表現や。

ナオ
ほほう!

one-night stand「一晩限りの関係」

「一晩限りの関係」は英語で、one-night stand(ワンナイトスタンド)と言います。

It was just a one-night stand. It was a mistake, OK?
一夜限りの関係さ。間違いだったんだ、もういいだろう?
※「one-night stand」=一晩だけの関係

betray「裏切る」

「裏切る」という意味ではbetrayがよく使われます。

浮気だけに限らず、あらゆる場面で使える言葉です。

I think the way Tiger Woods betrayed his wife was the lowest of the low.
タイガー・ウッズの奥さんへの裏切り方は最低最悪だ。
※「betray」=裏切る、「lowest of the low」=最低最悪
アキラ
もはや「タイガー・ウッズ」ではなく「チーター・ウッズ」だ!という意見もあるくらい。
ナオ
どういう意味?
アキラ
「cheat」は「浮気をする」って意味やから、「浮気をする人」は「cheater」(チーター)やろ。

これを動物のチーター(cheetah)とかけたジョーク。

Urban Dictionaryには「Cheetah Woods」って載ってる。

You are going to get into trouble if your wife finds out about your affair.
浮気をしていることを奥さんが知ったら一大事よ。
※「get into trouble」=面倒を起こす、「affair」=浮気

two-time「二股をかける」

「二股をかける」は英語でtwo-timeと言います。
スラング的な表現です。

My boyfriend two-timed me with my best friend.
私の彼氏は、私の親友と二股をかけていました。

two-timer「浮気者」

二股をかけている人のことは、two-timerと言います。
つまり、浮気者のことで、two-timerはスラング的な表現です。

Hiroko's boyfriend is a two-timer.
And guess what? Hiroko herself is seeing someone else too. It's a laugh!
ヒロコの彼氏は二股をかけているのよ。
それになんと、ヒロコ自身も浮気しているのよ。笑っちゃうわ!
※「two-timer」=浮気者、「Guess what」=ちょっと聞いてよ

adulterer / adulteress 「浮気男」「浮気女」

浮気者という意味ではtwo-timerとcheaterが一般的に使われますが、もっとフォーマルな言葉としてはadultererとadulteressがあります。

adulterer:妻以外の女性と性的関係を持っている既婚男性を指す言葉。

adulteress:夫以外の男性と性的関係を持っている既婚女性を指す言葉。

adultererとadulteressはフォーマルな言葉であるうえに、道徳的な批難を表す言葉でもあり、キリスト教など宗教的な文脈でよく使われます。

fool around「遊びで性的な関係を持つ」

真剣に付き合うのではなく、遊びで性的関係を持つという意味ではfool aroundがあります。

I was just fooling around because she was flirting with me. Nothing serious.
彼女が言い寄るからさ、ちょっと遊んだだけ。本気じゃないよ。
※「fool around」=不倫相手と性交渉をすること、「flirt with~」=面白半分に人の気を引く
アキラ
「fool around」は、「遊び感覚で浮気をする」というイメージ。
ナオ
なるほど。
アキラ
「flirt」は、「いちゃつく」「ナンパする」という意味がある。

これも遊び感覚で浮気するイメージ。

philandering「女遊び」

“philandering”は「女遊び」や「浮気を繰り返すこと」を意味するフォーマルな表現で、誠実さを欠いた恋愛行動に対して批判・非難する際に使われることが多いです。

既婚男性が複数の女性と関係を持っているときに使われます。

ちなみに、”philander”で「女遊びをする人」という意味になります。

The politician was caught philandering with several women.
その政治家は複数の女性との浮気で問題になりました。
※「politician」=政治家、「several」=いくつかの〜、複数の〜

His philandering ways eventually ended his marriage.
彼の女遊びが原因で結婚生活が終わりました。
※「eventually」=最終的に、結局

英語を自由に話せるようになる勉強法

この記事では、「浮気」は英語でどう言えばいいか、例文を使って説明しました。

仲のいい友達との会話などで活用してください。

ただし、よく使う表現を覚えただけでは、自由な英会話ができるようにはなりません。

自由に英語を話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。

詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。

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Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

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