「残念」は英語で?覚えたらすぐ英会話で使える表現13選
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
「残念」という言葉は日常的に使うのに、英語でどう言えばいいかと聞かれると悩みますよね。
「ああ、せっかく招待されたパーティーに行けなくて残念だなあ」「残念だけど、あなたは招待されていませんよ」など、英語でパッと出てきたら大したものだと思います。
今回の記事では、「残念」は英語でどう言えばいいか例文を使って説明します。
日常英会話でよく使う表現を紹介するので、覚えておいて今日から活用してください。
目次
「残念」の英語
「残念」には、少しずつニュアンスが違う言い方がたくさんあるので、ニュアンスごとに紹介していきますね。
それは残念、とても残念!
「とても残念だ!」という意味でそのまま使えるフレーズに「What a shame!」があります。
「shame」は「恥」という意味がありますが、ここでは「恥」ではなく「残念」という意味なのでお間違いなく。
なお、「That's a shame.」や「It's a shame.」でも「残念だ」という意味になります。
I put on my best clothes and went to the restaurant only to find it closed. What a shame!
せっかくオシャレをしてレストランに行ったのに、臨時休業だなんて残念です。
(最高の服を着てレストランに行ったら、閉店であることが分かりました。残念です)
※「clothes」=服、「only to~」=結局、ただ~する結果となる、「shame」=残念なこと、恥
残念ながら~です。それは残念だったね。
誰もが知っている「残念」の英語に「I'm sorry」があります。
「I'm sorry」といえば「ごめんなさい」だと思いがちですが、「残念ながら~」という意味もあるんですね。
I’m sorry, but I have caught a cold and cannot join you on the excursion.
A:風邪のせいで遠足に行けなくて残念です。
I am sorry to hear it too.
B:それは残念ですね。
(それを聞いて残念です)
※「catch a cold」=風邪をひく、「join」=参加する、「excursion」=小旅行、遠足
I am sorry to hear that you didn't get promoted.
あなたの昇進が流れたという話を聞いて残念です。
※「promote」=昇進させる
「I'm sorry」に似た使い方の表現に「I'm afraid」があります。
I’m afraid I cannot make it to the party.
A:残念なことに、そのパーティーには参加することができません。
※「make it to~」=~に参加する、~に間に合う
「I'm sorry」と「I'm afraid」の違い
それから、「I'm sorry」は謝罪の意味があるけど、「I’m afraid」には謝罪の意味はない。
単に、「残念だけど」と言っているだけ。
残念なことに・・・
「That is a pity.」「It is a pity.」も「残念だ」という意味でよく使われます。
I’m afraid I cannot make it to the party.
A:残念なことに、そのパーティーには参加することができません。
I see. That is a pity.
B:う~ん、それは残念。
※「pity」=残念な気持ち
「unfortunately」(残念なことに)と「unfortunate」(不運な)も、「残念」の英語として便利に使えます。
I went out drinking with everyone, but unfortunately the woman I was hoping to see wasn’t there.
A:せっかく飲み会に参加したのに、お目当ての女性が参加していなくて残念でした。
(みんなと飲みに出かけたのに、残念なことに、会うことを期待していた女性はそこにいませんでした)
That is unfortunate.
B:それは残念だったね。
※「unfortunately」=残念なことに、「unfortunate」=不運な
(スポーツの試合で)
If I had been in good shape, I wouldn’t have lost to someone as weak as him. But I was not in good form and unfortunately lost.
調子が良ければあんな奴に負けることはないのに、体調不良のせいで負けてしまって残念です。
(もし調子が良かったなら、彼のように弱い人に負けることはなかっただろうに。しかし、調子が悪くて、残念なことに負けてしまいました)
※「in good shape」=調子がいい、「lose」=負ける、lose-lost-lost、「weak」=弱い、「in good form」=調子がいい
期待外れで残念
「期待外れで残念」という意味では、「disappoint」(ガッカリさせる)の現在分詞形である「disappointing」が便利です。
That couple has a beautiful daughter, but their son is a bit disappointing.
あの夫婦、お嬢さんはかわいいのに、息子さんはちょっと残念よね。
※「disappointing」=期待外れ、失望させる、「a bit」=少し
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悔やまれる
「regrettable」は、本来は「悔やまれる」という意味ですが、「残念な」という意味でも使えます。
なお、「regret」は「後悔する」という動詞です。
Unfortunately, I lost the game.
残念ながら、試合に負けてしまいました。
Your losing the game is regrettable.
あなたが試合に負けてしまって残念です。
※「regrettable」=遺憾な、残念な
えっ、残念。あー、残念
ガッカリしたときに使えるフレーズとして「What a bummer.」があります。
「bummer」には「残念なこと」という意味があります。
Yay, we’re going out!
A:わーい。お出かけだ!
I’m sorry, but you are staying home.
B:残念だけど、今日はお留守番してね。
What a bummer.
A:えっ、残念。
残念に思う
「disappoint」(ガッカリさせる)の過去分詞形「disappointed」を使って「残念に思う」という意味にすることもできます。
Chuck came by yesterday but looked very disappointed to hear that Sarah wasn’t home.
昨日、チャックがうちに来たんだけど、サラがいないことを知って残念がっていました。
(昨日、チャックが立ち寄りましたが、サラが家にいないことを聞いてとても残念そうに見えました)
I feel bad for him showing up and not finding her.
せっかく来たのに、サラがいないいなんて、チャックを気の毒に思います。
※「come by」=立ち寄る、「disappoint」=ガッカリさせる、「show up」=やって来る
残念な人
「失望」「期待外れの人」という意味の「disappointment」は、「残念な人」という意味で使えます。
He is handsome and has graduated from a top class university, but can’t even answer the phone.
あの人、イケメンで一流大学出身なのに、簡単な電話対応もできないんですよ。
He’s a big disappointment.
あんな残念な人は見たことがありません。
※「graduate」=卒業する、「disappointment」=失望、期待外れの人
You are a big disappointment.
そのまま使える「残念」の言い回し
ここでは、覚えておいたら日常会話でそのまま使える「残念」の言い回しを紹介します。
A: I'm afraid I have to ask you to cancel today's appointment because I am not feeling well.
A: ごめん。体調が悪いから、今日の約束、キャンセルしてくれる?
(残念だけど、今日の約束をキャンセルしなければいけません。気分が良くないんです)
B: Is that right? Too bad . I was looking forward to it.
B: そうなんだ。楽しみにしてたのに、残念。
(そうなの?それは残念。楽しみにしていたのですが)
※「Too bad」=「That’s too bad.」と同じ、「look forward to~」=~を楽しみにする
B: I understand.
B: 残念だけど仕方ないね。
(理解しました)
B: Too bad I can't see you.
B: 会えなくて残念です。
A: I don't think I can go see you today, because something urgent came up.
A: 急用が入ったから、今日は会いに行けなくなりました。
(今日、会いに行けるとは思えません。緊急のことが発生しました)
※「go see」=go to see、「urgent」=緊急の、「come up」=(問題などが)持ちあがる
B: Well, that is too bad, but I do understand.
B: 残念ですが承知しました。
※「do」=「understand」を強調する言葉
B: Some other time perhaps?
B: 残念ですが、またの機会にお願いします。
(もしかしたら、また別の機会にでも)
A: Would you give a lecture at the seminar next week?
A:来週のセミナーで講義をしてもらえませんか?
B: I'm afraid I have to go on a business trip, so I have to ask for a rain check this time.
B:出張があるので、今回は残念ですが辞退させていただきます。
(残念ながら出張に行く必要があります。今回は延期をお願いする必要があります)
※「ask for~」=~を頼む、「rain check」=延期
A: I see. That's unfortunate but I guess I have to accept that.
A:そうですか。残念ですが諦めるしかありませんね。
(分かりました。残念ですが、それを受け入れるしかないようです)
A: Disappointing, but I understand.
A:仕事なら仕方ないですね。
(残念ですが、理解しました)
英会話を独学で身につける勉強法とは?
この記事では、「残念」は英語でどう言えばいいかについて説明しました。
よく使う言葉なので、覚えておくと必ず役に立ちます。
ただし、残念なことに、よく使う英語表現を暗記しただけでは、英語を話せるようになりません。
英語を話せるようになるには、そのための勉強をする必要があります。
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