「美味しい」は英語で?そのまま使える便利フレーズ22選
「美味しい」は英語でどう言えばいいでしょうか?
外国人の家に招待されたときや、外国人と一緒に外食したときなど、ぜひとも言えるようになっておきたいひと言ですよね。
この記事では、誰でも簡単に言える「美味しい」の英語での言い方と、「まあまあ」の言い方を説明します。
また、外国人に食事に招待されたときに役に立つ英語フレーズ11点を紹介します。
難しい理屈なしで初心者でも簡単に言えますので、ぜひとも覚えておいて、外国人との会話で使ってください。
なお、覚えた英語を外国人との会話で自由に使えるようになる勉強法を『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で詳しく説明しています。
この記事とあわせてお読みください。
目次
「美味しい」は英語で?
「美味しい」の英語で一番簡単でよく使われるのは「good」です。
そんな簡単な単語でいいの?と驚くかもしれませんが、「good」でいいんですね。
It's good.
美味しい!
This pizza is good.
このピザは美味しいなあ。
「美味しい」の英語表現は他にも色々ありますが、とりあえず最初に「good」を覚えておきましょう。
普通に「うん、美味しい」と言いたいときは「It's good.」と言えばいいので簡単です。
棒読みに言うのではなく「good」を強く言うのがポイントです。
be動詞の「is」の代わりに「taste」(味がする)という動詞を使って、以下のように言ってもかまいません。
It tastes good.
これは美味しい。
ちなみに、「このレストランは美味しい」というときも「good」を使うことができます。
This restaurant is good.
このレストランはいいよ。
この場合、料理だけでなく、お店の雰囲気やウェイターなども含めて総合的に「good」という意味になります。
風味がいい
「美味しい」の英語として「tasty」も使えます。
「tasty」には「風味がいい」という意味があり、通常は甘い食べ物には使いません。
本来は香りや味が強い食べ物に対して使いますが、単純に「美味しい」という意味でもよく使われます。
The food the restaurant serves is tasty.
そのレストランが提供する食べ物は美味しいです。
※「serve」=(料理などを)提供する
美味である
「美味しい」の英語を上品に言いたいときは「delicious」を使います。
基本的に、「good」や「tasty」と同じように、味や香りがよい食べ物・飲み物について「美味しい」という意味ですが、上品な響きがあります。
日常的な会話では「good」や「tasty」を使い、少しフォーマルな場面では「delicious」を使うという使い分けができます。
These lamb chops are absolutely delicious.
この子羊のあばら肉は本当に美味しいです。
「absolutely」は、「断然に」「絶対的に」という意味やし、「really」は、「本当に」「うそではなく」という意味や。
意味が違うから伝えたい方を使えばええ。
美味い(ウマイ)
かなり砕けた「美味しい」の英語に「yummy」があります
当てはまる日本語がないので上の見出しでは「美味い(ウマイ)」と書きましたが、「yummy」は子供や女の子が使う英語です。
男性は使いません。
This cake is yummy.
このケーキは美味いなあ。
他にも「It tastes great/amazing.」みたいに色々な言い方がある。
でも、いろんな言い方を覚えても混乱するだけなので、とりあえず「good」を覚えておけばまずは問題ない。
他には、味が美味しいかどうかではなく、自分が好きかどうかを言う方法もある
I love it./ I like it.
私の好みです。
(美味しいです)
このときは「love / like」を強く言うことがポイント。
まあまあ
「悪くないけど良くもない」という程度の場合は「OK」を使います。
「OK」は「良い」というイメージがあるかもしれませんが、英語の「OK」は「good」ではないけれど合格点は超えているというイメージです。
It’s OK.
まあまあかな。
日本語の「まあまあ」によく似た英語としては「So so」があります。
「So so」の意味は、そのまま「まあまあ」です。
How was the meal?
料理はどうだった。
Oh, so so.
まあまあだったよ。
同じように「良くもないけど悪くない」という英語に「not bad」があります。
Not bad.
悪くはなかったよ。
外国人に食事に招待された時に使える会話フレーズ
外国人と付き合い始めると、食事に招待されることがあります。
ここでは、外国人に招待されたときに役に立つ英会話フレーズを紹介します。
Thank you for inviting me for dinner.
夕食に招待していただきありがとうございます。
Wow, it looks delicious.
うわあ、美味しそうな料理ですね。
Did you cook it?
あなたが作ったんですか。
Your wife is a great cook.
奥様はとても料理が上手ですね。
What’s the name of this dish?
これは何と言う料理ですか。
Do you eat this kind of lovely meal every day in your country?
あなたの国では、こんなすてきな料理を毎日食べるのですか。
「ラブリー」って女っぽくない?
「lovely」は女言葉という意見もあるが、紳士的な人は男性でもよく使っている。
気になる場合は、「lovely」の代わりに「great」や「nice」を使えば大丈夫。
I couldn’t help eating so much. It was so delicious.
あまりに美味しいから食べ過ぎてしまいました。
※「cannot help~ing」=~せずにいられない
I ate such a delicious chicken for the first time ever.
こんなに美味しいチキンは初めて食べました。
※「for the first time ever」=今までで初めて
I didn’t know about such a way of cooking.
こんな料理の仕方があるとは知りませんでした。
What kind of Japanese food do you like?
日本の料理は何が好きですか。
Please come to my house next time. I would like to cook you Japanese food.
次回は、私の家に来てください。日本料理をごちそうします。
料理をほめる英語フレーズ
外国人に食事に招待されたときには、何か料理をほめる言葉を言いたいものです。
「美味しい」という言葉は当然ですが、料理を食べる前、食べているとき、食べ終わったときにも何か言ってあげると、時間をかけて料理を作った人は嬉しいはずです。
- 食べる前に料理をほめる言葉
- 食べている途中に料理をほめる言葉
- 食べた後のほめ言葉
- いただきます/ごちそうさま
の言い方について、以下のページで説明しています。
外国人と食事をするときの準備のために読んでください。
「美味しい」の英語を会話で活用するには
この記事では、誰でも簡単に言える「美味しい」の英語での言い方と、「まあまあ」の言い方を説明しました。
また、外国人に食事に招待されたときに役に立つ英語フレーズ11点も紹介しました。
これらの表現を覚えておけば、外国人と食事をするときに「美味しい」と英語で言えるようになります。
「美味しい」だけでなく自由に英語を話せるようになるには
この記事で紹介した「美味しい」のようなお決まりフレーズは、覚えたらすぐに使えるというメリットがあります。
でも、お決まりフレーズを覚えるだけでは、言いたいことを自由に話せるようにはなりません。
言いたいことを自由に英語で言えるようになるには、そのための勉強法があります。
勉強法について詳しくは、以下のメール講座で説明しています。
無料で参加して、不要になればいつでも解除できますので、気軽に参加してください。
「absolutely」は、「まったく/本当に」という意味で「delicious」を強調している。
強調するなら「very」を使えばいいと思うかもしれないが、「delicious」は「とても美味しい」という意味なので「very delicious」は重複表現になってしまう。
だから「absolutely」を使わなければいけない。