思い込み、先入観は英語で何て言うの?

考える女性

このコンテンツは、10年以上の経験を持つプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

笑顔のアキラ

今日は、「思い込み」や「先入観」は英語でどう表現するかについて、例文を使って説明します。

「思い込み」や「先入観」って、日常会話で何気なく使いますよね。

あの人って、思い込みが激しいよね」とか「先入観で人を見ない方がいいよ」みたいな言い方は、誰でも使ったことがあると思います。

これらは英語ではどう言えばいいのか説明しますね。

また、少し似た意味のある「気のせい」「考えすぎ」「思い過ごし」の英語についても紹介します。

「思い込み」の英語

「思い込み」の英語は「prejudice」です。

「prejudice」は、名詞としては「偏見」「先入観」という意味があり、動詞としては「偏見を持たせる」という意味があります。

「偏見を持つ」ではなく「偏見を持たせる」という意味なので、動詞として使うときは、受動態(be動詞+過去分詞)の形で使うことに注意してください。

アキラ
アキラ

The director is so prejudiced.

部長って、思い込みが激しいよね。
ナオ
ナオ

Yes, it is really difficult for those around him.

ほんと、周りは迷惑するよね。

(彼の周りの人にとっては、本当に難しいです)
※「those」=人々

アキラ
アキラ

It was hard to convince him last time as well.

この前も、納得してもらうのに大変だったんだ。
※「convince」=納得させる

「先入観」の英語

「先入観」の英語は「preconception」です。

「conception」には「概念」「考え」という意味があります。

これに「あらかじめ」という意味の「pre」を付けることで、「あらかじめの考え」つまり「先入観」という意味になります。

ナオ
ナオ

I don’t hear anything good about Mr. Yamada who joined recently.

新しく入ってきた山田さんって、あまりいい噂を聞かないんだよね。
※「join」=参加する、「recently」=最近

アキラ
アキラ

You haven't even spoken to Mr. Yamada yet.

You should not judge people based on your preconceptions.

まだ、山田さんと話したこともないのに、先入観で人を見ないほうがいいよ。
※「judge」=判断する、「based on~」=~に基づいて

ナオ
ナオ

You are right.

He may actually be a good person.

そうよね。本当は、とてもいい人かもしれないしね。
※「actually」=実際は

「気のせい」の英語

 

「気のせい」の英語は、「just one’s imagination」(ただの想像)です。

ナオ
ナオ

I feel like somebody is watching me all the time…

なんか、誰かにずっと見られている気がするんだけど…。
※「feel like~」=~のように感じる

アキラ
アキラ

It is just your imagination.

We are the only ones here.

気のせいでしょ。

ここには僕たちしか、いないんだから。
ナオ
ナオ

You are right.

そうだよね。

「思い過ごし」の英語

「思い過ごし」の英語は「think too hard」(考えすぎ)です。

ナオ
ナオ

I think that my boyfriend may be cheating on me.

私の彼、浮気してるような気がするんだよね。
※「cheat on~」=~を裏切る、~に対して浮気する

アキラ
アキラ

You are probably just thinking too hard.

Anyone can see that he is crazy about you.

たぶん、思い過ごしだと思うよ。

どう見ても、彼、君に夢中って感じだけどな。
※「probably」=たぶん、「crazy about~」=~に夢中

ナオ
ナオ

I wonder.

そうかなぁ。
※「wonder」=疑問に思う

「考えすぎ」の英語

「考えすぎ」の英語は「think too much」(考えすぎ)です。

アキラ
アキラ

If you think about it too much, you may miss the opportunity.

あまり考えすぎると、チャンスを逃してしまうよ。
※「miss」=(機会などを)逃す、「opportunity」=機会

ナオ
ナオ

I know what you mean, but it is just my personality.

わかってはいるけど、これが私の性格なのよ。

(あなたが意味することは分かります)
※「personality」=性格

アキラ
アキラ

It is good to be careful but there are limits.

慎重なのも大事だけど、ほどほどにね。

独学で英語を話せるようになる勉強法

この記事では、「思い込み」「先入観」「気のせい」「思い過ごし」「考えすぎ」は英語でどう表現すればいいか、例文を使って紹介しました。

どれも日常英会話でよく使われるので、この機会に覚えておくと役に立ちます。

ただし、よく使われる表現を暗記しただけでは、英語を自由に話せるようにはなりません

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アキラ
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