「テンパる」は英語で?日常英会話で使えるフレーズ7パターン
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今回は、「テンパる」は英語でどう言えばいいかについて例文を使って説明します。
「テンパる」には、「気持ちに余裕がなくなる」、「焦りや不安で満ちた気分になる」、「いっぱいいっぱいになる」という意味があります。
仕事が手に負えなくなって焦っているような状態ですね。
わりと新しい日本語だと思いますが、日常会話ではよく使われます。
この記事で「テンパる」の英語を覚えて、あなたの英会話レパートリーに加えてください。
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目次
「テンパる」は英語で?
「テンパる」は、いろいろな英語で表現することができます。
これから、ニュアンスごとに6つに分けて紹介しますね。
慌てる、うろたえる
まずは、「テンパる」の英語として、「panic」(慌てる、うろたえる、焦る、パニックになる)を使う英文を紹介します。
一般的に、会話のときに「テンパる」と言う場合、「panic」を使えばまず問題ありません。
Three calls came through at the same time at work and I panicked.
仕事のとき、一度に3件も電話がかかってきてテンパっちゃったよ。
※「come through」=(情報などが)入ってくる
また、「panic」の形容詞形として「panicky」(パニック状態の)という言い方もあります。
「panicky」は形容詞なので「get panicky」という形で使います。
Chuck tends to get a bit panicky, so don't overload him with work.
チャックはテンパりやすい性格だから、あまり仕事を押し付けてはダメですよ。
※「tend to~」=~する傾向がある、「a bit」=少し、「overload」=負担をかけすぎる
不安、心配している
「不安である」「心配している」「怖がっている」という意味で「in a sweat」を使うこともできます。
「sweat」には汗という意味があり、「in a sweat」は「汗まみれである」という意味なので、不安で汗まみれになったところを想像できるかと思います。
Three minutes before the meeting started, my boss suddenly asked me to do the presentation, so I was in a sweat.
会議の3分前に、プレゼンをするように急に上司に言われてテンパってしまいました。
(会議の3分前に、上司が急に私にプレゼンをするように言いました。だから、私は汗まみれでした)
※「suddenly」=急に、「in a sweat」=汗にまみれている
取り乱す、慌てる
「取り乱す」「慌てる」「冷静さを失う」「キレる」という意味で、「lose one's cool」という言い方もできます。
「cool」には「冷静さ」という意味があるので、文字通り「冷静さを失う」という意味ですね。
Don't lose your cool over such an easy task.
こんな簡単な仕事でテンパるなよ。
※「loose one's cool」=冷静さを失う、「task」=作業、仕事
ナーバスになる
「ナーバス」というカタカナ語で日本語に取り入れられている「nervous」も使えます。
「nervous」には、「イライラして不安である」「神経質である」という意味があります。
The reason you get so nervous so quickly is that you are not fully prepared.
あなたがすぐにテンパってしまうのは、十分に準備ができていないことが原因ですよ。
(あなたがそんなに早くそんなに神経質になってしまう理由は、完全に準備していないことです)
※「reason」=理由、「get nervous」=神経質になる、「quickly」=すぐに、「fully」=完全に、「prepare」=準備をする
ヤキモキする
「ヤキモキする」「(つまらないことで)気をもむ」「そわそわする」という意味の「fuss」も「テンパる」の英語として使うことができます。
Fussing so much over nothing… I wonder what kind of pampered life you've led so far.
こんなことでテンパるなんて、今までどれほどノンビリした人生だったんだ?
(何でもないことにそんなにヤキモキするなんて、これまでどんなに甘やかされた人生を過ごしてきたのかしら)
※「fuss」=ヤキモキする、「wonder」=~かしら、「pamper」=甘やかす、「lead」=(人生を)過ごす、「so far」=今まで
「テンパる」のスラング(freak out)
最後に、口語的な表現の「freak out」を紹介します。
「freak out」は、「すごく心配する」「動揺する」「怖がる」という意味があります。
口語的な日本語としては、「テンパる」「パニクる」がちょうど当てはまると思います。
My sister freaked out when she heard the news.
その知らせを聞いたとき、妹はテンパってしまいました。
「freak out」はスラング(俗語)なので、親しい人との会話だけで使いましょう。
「時間に追われて焦る」など「焦る」の英語については、下の記事を読んでほしい!
英語を自由に話せるようになる勉強法とは?
この記事では、「テンパる」は英語でどう言えばいいか例文を使って説明しました。
日常英会話で便利に使えますので、この機会に覚えてしまってください。
ただし、よく使う表現を覚えただけでは、言いたいことを英語で自由に話せるようにはなりません。
言いたいことを自由に言えるようになるには、そのために特別な勉強をする必要があります。
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