「苦しい」は英語で?英会話ですぐに役に立つ意味別の6パターン
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「苦しい」は英語でどう言えばいいかをお話しします。
「苦しい」という言葉の意味は明白ですが、「食べ過ぎて苦しい」「今月は後3000円しか財布に残ってない・・苦しいなあ」「苦しい言い訳は止めろ!」など、いろいろな使い方をしますよね。
どれも日本語ではよく使う言葉ですが、英語で言おうとすると、言葉につまってしまうことがあると思います。
そこで、この記事では「苦しい」の英語を使い方ごとに6つに分けて紹介します。
日常会話でよく使う表現ですので、覚えておいて今日から活用してください。
肉体的に苦しい
「肉体的に苦しい」ときの英語は、「painful」(苦痛である)、「have trouble~ing」(~するのに苦労する)、「uncomfortable」(不快である)、「tough」(苦しい)などを使うのが簡単です。
It is painful to sit like this for a long time.
この姿勢で長く座っているのは苦しいです。
※「painful」=痛い、苦痛である
I have trouble breathing because my nose is always stuffed due to my allergy.
花粉症でいつも鼻が詰まって、息が苦しいのです。
(アレルギーのためにいつも鼻が詰まって、息をするのに苦労します)
※「breath」=呼吸する、「stuff」=詰める、「due to~」=~のために、「allergy」=アレルギー
You look uncomfortable watching television like that.
そんな姿勢でテレビを見て、苦しくないですか?
(そんなふうにテレビを見て、不快そうに見えます)
※「uncomfortable」=心地よくない
You have to go through tough training if you want to be a professional baseball player.
プロの野球選手になりたかったら、苦しい練習に耐えなきゃいけません。
※「go through」=(試練などを)経験する、「tough」=厳しい、つらい
なお、「苦しい」という直接的な言葉ではありませんが、以下のように言っても「苦しい」という意味が伝わります。
I ate too much. I'm stuffed.
食べ過ぎて苦しい。
(食べ過ぎました。お腹がパンパンです)
※「stuff」=詰め込む
精神的に苦しい
精神的に「苦しい」の言い方としては、いろいろな言い方がありますが、「not easy」(楽でない)を使うのが簡単なように思います。
It isn't easy when your boss doesn't appreciate what you do no matter how hard you try.
But you have to keep on trying.
いくら頑張っても上司に認めてもらえないのは苦しいけど、諦めてはいけませんよ。
(どんなに頑張っても上司が認めてくれないときは楽ではありません。でも、挑戦を続けてください)
※「appreciate」=正しく評価する、「no matter how~」=どんなに~しても、「keep on~ing」=~し続ける
He helped me through my suffering days.
Without him, I wouldn't be here today.
彼には、私が非常に苦しんでいたときに支えてもらった。
彼なしには、今の私は存在しない。
(私が苦しんでいた日々の間中、彼は私を助けてくれました。
彼がいなければ、今日、私はここにいないでしょう)
※「suffer」=苦しむ、「through~」=~の間中
Even in extreme distress, leaving everything to God is not going to help you if you don't try on your own.
いくら苦しいからといって、神頼みばかりして行動しなければ解決しませんよ。
(極度の苦悩においても、すべてを神に任せるのは、あなたの助けになりません。もし、あたなが自分で挑戦しなければ)
※「extreme」=極度の、「distress」=苦悩、「leave~to…」=~を..に任せる、「on one's own」=自力で
There is no problem whatsoever breaking up with that bastard.
あんな男と別れても、少しも苦しくないわ。
※「whatsoever」=少しも~ない(強調するための言葉)、「break up with~」=~との関係が壊れる、「bastard」=ろくでなし
それから、「bastard」は、キレイな言葉じゃないから、あまり人前では使わない方がいい。
友達との会話ならOK。
お金がなくて苦しい
I only have 3000 yen left this month. It's a nightmare to live another week on this.
今月は、後3000円しか残ってないよ。これで後1週間も生活するのは苦しいなあ。
(これで後1週間生活するのは悪夢です)
※「nightmare」=悪夢
This is too tough for me.
これは私には厳しすぎます。
いろんなシチュエーションで、そのまま使えそうやし。
When things are tough financially, that is the time married couples have to support each other.
苦しい経済状況のときほど、夫婦で助け合うことが大切なのです。
(経済的に苦しいときは、夫婦がお互いに助け合う必要のあるときです)
※「financially」=厳しい
言い訳が苦しい
Do you really want me to believe that kind of bad excuses?
そんな苦しい言い訳を信じられるわけないだろ。
(本当に、そんなひどい言い訳を信じてほしいのですか)
※「excuse」=言い訳
What you are giving me is just a painful excuse.
苦しい言い訳にしかすぎないよ。
(あなたが私に言っていることは、聞くに堪えない言い訳にすぎません)
※「painful excuse」=聞くに堪えない言い訳
見苦しい/聞き苦しい
Enough! I can't stand it. You are just a bad loser.
見苦しいから悪あがきは止めろ。
(もう十分だ。耐えられません。お前はひどい負け犬だ)
「bad loser」があるってことは、「good loser」もあるん?
「good loser」は、敗北を受け入れて不平不満を言わない人のこと。
「bad loser」は、負けて文句を言う人のこと。
I have a sore throat from my cold. Excuse me if I might be difficult for you to understand.
風邪で喉を傷めています。聞き苦しかったらお許しください。
(理解するのが難しかったらお許しください)
※「sore」=痛い、「throat」=喉、「cold」=風邪、「excuse」=許す
英語を自由に話せるようになる勉強法
この記事では、「苦しい」の英語を紹介しました。
「苦しい」は、あまり使いたくない言葉ですが、日常的によく使われるので覚えておいてください。
しかし、よく使われる表現を暗記しただけでは、英語を自由に話せるようにはなりません。
英語を自由に話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。
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それから、花粉症の英語については、『「花粉症」は英語で?会話でよく使う英会話フレーズ20選』が参考になる。